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自問自答ファッション 新コンセプト決定!

こんにちは、おこげです。

再考していた新コンセプトが決まりました!



これまでの流れ

数ヶ月前ファーストコンセプトを作ったものの、

先日ストレングスファインダーの個別セッションを受けたことで生存戦略の結果確固たるものとなった己れの"調和性"とその奥に眠る自我を認識し、

ファーストコンセプト、もしかして糖衣だったんじゃない?と愕然としたことでコンセプトの作り直しを決意しました。


とにかく頑固な"調和性"&適応性

私はやるぞ! 今度こそコアと、正露丸と対峙するぞ!
と息巻いたはいいものの、ここからが難しかった。


環境により染みついた「"調和性"→適応性」の思考回路は

周りが自分に何を求めているかを理解して
  ↓
それに自分を適応させることで求めに応じる

というもの。
将来的に廃線に持っていきたいものの現状9割シェアを誇る路線なんです。

そのため
核の部分でなりたいものを挙げるんだ!正露丸を舐めさせてくれ!苦味を知りたいんだ!
と奥底のドロリとした純度100%の「なりたい」と向き合おうとするとき勝手に思考回路の入り口が切り替わってしまうんですね。


例えばPinterestでなりたい画像集めをしている際、

この写真の女性素敵だな…でもこういったセクシーな雰囲気は周りから言われる私のイメージから遠いな…
  ↓
自分が適応しづらいもの、なれそうもないものはフォルダに登録するのはやめよう。
好きなものの中でも再現可能そうなものや私が目指したときに周囲が良しとしそうなもののみをフォルダに登録しよう。

とドロドロの「なりたい」を瞬時に糖衣フィルターで"表に出して受け入れられそうな苦味"と"あまり求められない苦味"とに選別してしまう。

周囲の目や現実的に可能かを逐一評価に取り込んでしまうのです。

※視覚優位のためキーワード挙げよりも画像の方がなりたい探しに使い勝手がよく、以下多く画像が登場します。


妄想クローゼットならぬ妄想なりたい私

怖いことにですね、一旦はこの「周囲の目大忖度糖衣フィルター」の検閲を生き残ったなりたいの素(?)での新コンセプト作りが進行しておりました。
(この時点でも糖衣そのものだった前コンセプトと比べると方向性が十分変化していたため、自分の中では「今度こそ糖衣を剥がしきった!」と満足していました)(怖いですね…)

が、私はとても運がいい。
ちょうどこのタイミングであきやさんの新著が発売されたのです👏🏻

折角新しい本を読めるこの機会、前作やあきやさんのnote過去記事を今一度読み返してみようと思い立ちました。


さて、心に響くページは星の数ほどあれどハッとさせられたのが妄想クローゼットです。
実際に手に入れられるか、現行のライフスタイルで叶えられるかなど全ての懸案を取っ払って純粋なときめきだけでクローゼットを作ろうじゃないか!というもの。

何と言えばいいか…脳がぐわんぐわんと揺さぶられるような衝撃がありました。
実際着られるか、似合うか、着たとき/なったときに何を言われるか、そもそもなれる方向性か…
全て!無視して!いい!

恐らく他のガールズの皆さまにとって至極当たり前にこなせているだろうこの項目。
以前にも読んだはずなのですが、悩んでもがいて自問自答に取り組んだ今だからこそようやく私に大きく響いたのだと思います。

なりたい私Pinterestやキーワードは妄想クローゼットの概念版/拡張版。
ならば妄想クローゼットと同じくフィルター全解除で手の加わらない全くの純粋な「なりたい」を集めようじゃないか!


顕になる正露丸

気を抜くとすぐに主役の座を奪いに来る"調和性"フィルターを必死で隅に追いやることで抽出されたイメージたちは、糖衣からもフィルター選別後からも変化していました。

まずこちらが前回コンセプト決めの際のピンたち。

続いてフィルター選別を通過した「なりたい」ピン

…を経た純度100%の「なりたい」


結構変わるものですね…!
1枚目と2枚目の変化についてXで呟いた際も変わり具合に驚きましたがそこからさらに動きました。


また、なりたい方向性を別角度からも探るべくこんなことをしました。アニメーション作品キャラクターの方向性分けです。
この方向にいきたいかそうでないかで画像を振り分けました。

①いきたい方向
②そうでない方向

俯瞰すると
①冷たい、ミステリアス、近づきにくい、大人
②温かい、元気、親しみやすい、子ども
という傾向が見えてきました。


ヴィランズが好きなのだ

①と②ではっきり分かれる違いがありました。
②はほぼ全員物語の主人公なのです。全く意識していなかったためこれには驚きです。

①は例外もあれど主役は少なく、物語における脇役、さらにディズニーキャラクターではヴィランズと呼ばれる悪役キャラが、ジブリでも主人公サイドと敵対する立場の登場人物が多く入選。
上のスクリーンショットに収まらない部分に実はライオンキングの悪役スカーや白雪姫のイヴィルクイーンもいたりします。


私…ヴィランズが大好きなんです。
小さい頃は主人公のプリンセスに感情移入して観ていましたが、年を重ねるにつれ高まるヴィランズ愛。

何がいいって彼ら/彼女らご自身の美学が確固としていて、かつそれにとても誠実じゃありませんか。芯がある。

自分の叶えたい野望や理想の世界に向けて(例えそれが道徳的によろしくないとしても)自ら行動を起こしているのがいい。信念に貪欲なのがいい。

魅力的な自分、野望を叶えられる自分になるための努力を惜しまずその帰結として周囲から信奉される立ち居振舞いや魔術の知識を手に入れているのもいい。

レシピを調べるクイーン
自ら調合するクイーン

とってもとっても、素敵じゃありません…?

個人的には歌って踊って明るい未来を夢見る心優しい女の子よりもついこちらに憧れてしまいます。


あるいはそうか、自分を投影しているのかも。

何件か前のnoteで書いた幼少期〜大人になるまでの抑圧やそれに伴う恐怖や諦めは、間違いなく自分の中に屈折した何かや反骨心を残したのでしょう。
光属性主人公サイドに属すことになかなか抵抗があります。

これから先は自分の人生の主導権を握るのは自分でありたい。
なりたい…いや、ありたい自分像の実現のために泥くさく喰らいつきたい。
優しさに包まれ伸び伸び育った人のまっすぐさを眩しく思ったりダメージを受けたりすることもあるけれど、内側の屈折した毒に負けない、むしろ毒すらも武器にして自分の魅力にしたい。

お?
新コンセプトの輪郭が見えてきましたよ…!


新コンセプト誕生!

それでは発表します!
私の新コンセプトは…

『気高さ・知性・一杯の毒。
流麗な佇まいで美学を貫きしなやかに生き抜く
魅惑の女王』

です!


気高さ・知性・一杯の毒
これから自分の魅力を構成する素にしたい3つ。
どんなときも品格を高く持つこと。
知識を持ち、想像力を働かせて物事を判断すること。
毒を制御すること。自らが呑まれることなく周囲を惹きつける毒針にすること。

流麗な佇まい
気高さと被る部分ではありますが、エレガントな振舞いをする人でありたいです。
いかなる時も、どんな相手でも、というのがポイントかな。
心に余裕があるときや尊敬する相手といるときはしやすいですが、焦って心の余裕が足りないようなドタバタしそうなときこそ試されているように感じます。

美学を貫き
自分のやりたい・なりたい・ありたいに正直でいたいです。
それができない環境に長くいた影響は今も大きくちょっとした弾みで「"調和性"→適応性」の思考回路に陥ってしまうのが現状です。
今後は今回のコンセプト再考過程のように、まっさらな核を肯定したい。
自分自身に誠実であることにより芯の通った人になりたいです。

しなやかに生き抜く
ここ、最後の最後まで「己れを勝ち取る」という文言と迷いました。
なんですが、誰かと競争して勝利を上げたいのか?というとちょっと違うなと感じまして。
人生を走り切りたい…他の誰かと比べるというより、幼い頃のやさぐれた自分や枷になった諸々に対して「ご覧、未来の私はちゃんと生き抜いてやったわよ」と証明したいのだと思いました。
よってその宣言のためにこの表現を盛り込みました。

魅惑の女王
項目としてはラストですが1番最初に決めていたのが実は「女王」。
上とやはり被るものの、こちらも誰かを従えたいわけではなくて…自分の人生における女王でありたいなと思ったのです。
意思決定権を制御下に置きたい。何を選び何を選ばないか、どの方向に進むか、どんな自分でいるか…自分王国の統率者たる自負を育てるならもうこれしかない!と脳内会議満場一致での決定です。
またミステリアスな雰囲気、神秘的な美しさを持つ人になりたいため「魅惑の」を付加しました。


このコンセプトとファッションを楽しむ

無事できましたね!
ひとまず大仕事を終えて清々しい気持ちです。

今後はほぼほぼ内面に寄り添ったこの新コンセプトをザ・光属性心優しいお姉さん的傾向ある外見や軽やか明るい色が得意なパーソナルカラーを持つ人間がどう実現していくか、試着旅に繰り出し試行錯誤をする中で最適解を探る予定です。

黒とディープな紫でコーディネートを組んでそれが映えるならよかったんですがね…!
私が明るい色が得意なばっかりに…

親しみやすい印象をどこまでそしてどのように近づきにくい高貴な方向へ持っていけるかも課題です。

つくづく「コンセプト作りはゴールでなく始まり」を実感するなあ。

正直今の段階では何もわかりません。
しかし行動をする、びっくり試着枠として今まで身につけてこなかったけれどコンセプトに合うリングを試してみたりコンセプト活動で初めての場所を訪れてみたりしていく中で、きっと思いもよらない形で自分の外見とコンセプトの概念が両思いになれる予感がしています。

このコンセプトと二人三脚で新たにファッションを楽しむ一歩を踏み出します!

最後に…スペシャルサンクス : さやさん!
note作成前、こんなコンセプトで行きます…!という宣言をそっと受け止め見届け人となってくださりありがとうございました✨