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【イベントレポート/前編】Pixel Creation Land vol.01 参加しました

こんにちは!
ドット絵大好きパジャドットです。

先日、4月1,2日(土日)に行われたドット絵のイベント
Pixel Creation Land vol.01」に参加しました。
このイベントは、ドット絵クリエイターの方々がそれぞれ制作している作品を販売するドット絵の即売会です。

遅ればせながらこちらのイベントをレポートしたいと思います!

◆初めてのドット絵オンリーイベント

今までコミティアデザインフェスタなどに参加した事はありましたが、ドット絵に特化したイベントに「出展する側」で参加するという事は初めてでした。

大きなイベントに出展ているうちに、イベントに遊びに来て下さる方々が全員ドット絵に何かしらかの興味があるイベントというものに参加してみたいな、とだんだん思うようになりました。そして以前からドット絵でクリエイトしている方々と交流したいなと思っていました。

そんな折、イベント主催者のLilyさんと知り合い、Pixel Creation Landというイベントがある事を知って、後先考えず即参加表明をしました。私が思っていたイベントそのものだったからです。

後日参加が決まり、ワクワクが止まりませんでした。自分が出すドット絵雑貨をどんな風に見てくださるのか、一緒に出展するクリエイターの方々はどんな作品をどんな思いで作られているのか、色々な気持ちを沢山吸収しようと決意しました。

◆どんな雑貨を作ろうか…

Pixel Creation Land vol.01が開催される会場がデザインフェスタギャラリーという所で、原宿にあります。きっと外国の方も多く遊びにこられるかなぁと考えました。

そこで、ちょっと和を感じられる雑貨も作りたいと思いました。色々調べる中で、ドット絵と相性がよいと感じているアクリル素材でお守りのような「絵馬」や「木札」の形状のキーホルダーが作れる事を知り、それを制作する事にしました。さらに、以前つくった招き猫缶バッジを持っていこうと決めました。
それがこちらですっ!

七福神デザインの絵馬風。「福」を呼ぶ…かも?
梅をデザインした木札風。「幸」が訪れますように。
6種類制作。色ごとにご利益を記載しました。

この他の雑貨類にはアクリルキーホルダーやアクリルブロックなどを用意しました。

開催時期が4月上旬という事でこれからいい季節になると考え、ピクニックなどの「外に出る」をサブテーマにおき、Tシャツやバケットハット、トートバッグなどのアパレルも置く事にしました。GWもありますしこれからの季節はお出かけにぴったりです。
そこで、クリアボトルも用意しました。四角い形でドット絵のカクカクとリンクさせました。中に、粗いドット絵で描いたアイコンのようなドット絵を並べました。この中にお茶を入れたらレトロなゲーム画面のようになります。

ボトルは黒と白の2種類デザインしました。

ドット絵をアクセントに色々な場所へお出かけして頂きたいなぁと思いました。

◆新たな試み、ドット絵の壁画制作

ここで、以前からやってみたかった事を思い出しました。

デザフェスなどで「ライブペイント」というエリアがあります。イベント開催中に壁に絵などを描くパフォーマンスを行うのです。私はこれをドット絵で出来ないものか、、とずっと考えていました。ドット絵はファミコンのゲームなどで使われているモノですから、デジタルと相性が良いと思っているのですが、ドット絵ペンが発売された時と同じように「手描き」を試みてみたいと思っていました。

そしてその後、デザフェスでライブペイントとしてドット絵を描かれているクリエイターの方がいらっしゃるのを知り、「私にも出来るかもしれない…!やってみたい!」と本格的に考えるようになりました。

今回参加させて頂くPixel Creation Land vol.01は、自分のスペースの壁も使用して良いとの事だったので、ここにポスターを貼って世界観をだそうと考えていたのですが、その時に「ライブペイント」の事が頭をよぎりました。

会場の壁の使用規約みたいなものを確認しながら、コスパよく出来そうなライブペイントを考えた時、タイルを貼ってく壁画を思いつきました。ペイント…ではなくなるのですが、ハンドメイドで絵を描くという事に一歩近づいた気持ちです。

このタイル壁画の設計図をあらかじめ用意して、当日それを見ながら計画的に作っていこうと思いました。まだまだ当日のフィーリングでライブドット絵が出来るほどの度胸がないヨワヨワな私です。。

◆前日搬入:初☆壁画制作

イベント開催の前日に搬入ができるのは初めての経験でした。搬入時間も1日使えるので、じっくり準備が出来ました。

まずは、売り場の準備です。イベント開催は翌日なので商品はまだおうちということで、什器とポップを並べました。こちらは他のイベントでも何度もやっている売り場と同じ形だったのでサササッと進みました。

メインはここからです。
自分の売り場スペースの壁にいよいよドット絵壁画を作ります。
会場から脚立も借りて準備万端!
設計図を見ながらタイルをひっつき虫でひとつずつ貼っていきます。
今回の壁画は、4月初旬だったので桜をメインに、端にパジャドットのロゴを入れます。サイズでいうと64×64ピクセルの図案なので、そんなに時間がかからず壁画が完成すると考えていました。

ライブペイントと言いながら、前日に作ってしまおうという作戦だったのは、成功するか失敗なのか全く想像がつかなかったので、イベント当日にわちゃわちゃしないように保険をかけた、というところです。
うまくいったら次回のイベントでライブ的にやろうと思ったし、失敗したら改善して次回またトライしようという気持ちでした。

実際始めてみると、ひっつき虫とドットに見立てたタイルが思うようにくっつかなかったり、くっつけるひっつき虫の適量を試行錯誤したりと、波に乗るまで時間がかかりました。
自分なりの今回の「最適解」を見つけて、壁画ドット絵をすすめていったのですが、意外と時間がかかりました。自分のイメージ時間と全く違い気づけば3時間近く経っていてまだ完成してないくらいでした。前日搬入じゃなかったらちょっと大変な事になっていたかもしれません。。やっとできた!の頃には夕方に。

そんな壁画はこちらです。

タイルをひっつき虫で壁にくっつけた壁画

奇跡的にライトが当たる部分に配置できました…!
これだけのモノに5,6時間もかかったの?と思われたかもしれませんが、もともと私は不器用な事に加え図面を見ながら「このタイルの右から6個貼り付ける…」みたいな形で制作していったので、もたついてしまったのかなと思います。しかし、完成して良かった…!と初めての試みとして最後までやりきれた事は嬉しかったです。

タイルなので立体的な事と、光の当たり加減で色味とつや感が変わる事、手作業という事で少しラインがデコボコしていて手作り感がある事が、今までにない感覚で個人的にはいいなと思いました。

このタイルドット絵壁画はデジタルで制作したモノではなく、借り物の壁に制作したので、撤収する時には剥がします。イベントの2日間だけの作品というもの儚さと限定感があって、それもいいなと思いました。


これで、イベント準備は完了!

当日の様子は後編で!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

後編はこちらから↓↓↓


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