行列のできないタピオカ店


昨今のタピオカブームには、目をみはるものがある。

去年くらいからじわじわと人気を集め、
行列を見かけることも多くなっていたが、
流石に「東京タピオカランド」のオープンには驚かされた。



人並みにタピオカは好きだ。

多くの女子がやっているように、
タピオカ片手にもぐもぐしながら歩きたい、と思う。

ただ、
一度、大行列のできていた「KOI The」に並んでみて、
私には、30分待つほどのタピオカ愛はない、と気付かされた。


でも、たまにはもぐもぐしたい、

そんな私の我儘な欲求を満たしてくれるタピオカに
出会うことができた。


Quickly

そんな名のタピオカ店を知っているだろうか。

台湾発のグローバルブランドで、
世界16ヶ国に進出、2000店舗を出店しているという。

すでにリンク切れになってしまっているため
確かなことは定かではないが、
日本地区フランチャイズ運営法人である
「快可立クィクリージャパン株式会社」が、
2008年に設立されていることから、
少なくとも10年以上前から日本にその店舗を構えていたということらしい。

そもそもの台湾での設立も、1996年にまで遡るわけだから、
意外な歴史と規模をもつタピオカ企業である。


しかし、日本での知名度は、低い。

かの、「東京タピオカランド」が出店するタピオカの聖地、
原宿の民であっても、知らない人は多いかもしれない。


その理由を考察してみるに、
Quicklyは、”ブランディング” や ”マーケティング” というものに
興味がないのではないか、という結論に思い至った。

というのも、日本のQuicklyは、
沖縄を筆頭とした地方を中心に展開されている。

かろうじて大阪にも店舗はあるが、
このタピオカブームに乗るのであれば、
原宿や新宿とまでは行かなくとも、東京には店舗を出したいところ。

しかしそんな気概は感じられない。


そもそもこの一世一代の ”タピオカブームの到来” に、
気が付いていないのではないか、と思ってしまうほどだ。

先に述べたように、日本支社のHPはリンク切れ、
かろうじてあるFacebookアカウントのここ数年の更新頻度は、
なんと年に1〜2回程度だ。



決して、ディスっている訳ではない。

私は、そんなところも含めてQuicklyを愛おしく感じている。

(タピオカの味を批評できるほどの経験はないが、)味も美味しい。

キャンペーンでタピオカの量を通常の3倍にした時、
10個くらいがまとまってしまっていたが、それさえも愛おしい。


そして何より良心的な値段とシンプルなオーダー。

行列ができているタピオカ店の多くは、
砂糖や氷の量を指定することができるが、
Quicklyの場合、一択だ。
(誤解しないで欲しいが、メニューの種類はかなり豊富だ)

そして、驚くべきことに、
300円から高くても400円程度までで、楽しむことができる。

セットの唐揚げ(これまた奇想天外な組み合わせだが、)
と一緒にぜひ一度試して見て欲しい。



行列は、できていないはず。


Quickly









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パケまる

パッケージが気になる、そんなものたちにまつわるサイドストーリーを書きます。 https://www.instagram.com/pake_maru/
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