旨

サラダの”旨”たれ #勝手にパッケージ談義


カルディで買える「サラダの旨たれ」。

2017年頃からじわじわと人気を集め、
2018年にテレビでKinki kidsが絶賛したことを受けて
さらに人気に火がついたタレだ。

今でも、店頭では品薄なことが多く、
ファンも増え続けているという。


そんなことは全く知らなかった私は、
(おそらくカルディで目には入っていただろうが)
手に取ったことも、
ましてや買おうと思ったこともなかった。

その理由を今になって考えてみれば、
この「旨たれ」パッケージに、
心が動かされなかった、からだと思う。


このパッケージでは、
「旨」という文字に焦点が当てられている。

1ヶ月に3本リピートするほどのファンになった
今となっては、「旨」という表現に納得感しかないが、
初見ではどうだろう?


「旨」と自身で名乗る商品を、
あえて選びにいったことは
(「旨」という文字に簡単に惹かれるほど
単純ではないぞというプライドも邪魔して)、
これまでの経験上、ない。

確かに、目を引くものではあるが、
具体的な味の想像がつきづらくはないだろうか。


しばらくは継続して使わざるを得ない、
タレという商材であるからこそ、
買い手は慎重になる。


・にんにく醤油ベースの奥深さ
・ふんだんに使われた豊かなごまの風味
・濃いめの味付けながらうまく調和する甘み
・サラダ以外にも使える汎用性

といった有り余る特徴をパッケージを通して伝えてもらえれば、
私も、もっと早く手に取ることができていたかもしれない。


もしくは、
以前「語りかけるルイボスティー」のnoteで触れた
サンガリアという企業から販売されている
「すばらしいお茶」にならって、
「サラダのすばらしいたれ」など。
ここまで抽象度が上がれば、逆に興味を引く。


すでに圧倒的な地位を獲得している
「サラダの旨たれ」にとっては、
これまでの議論は蛇足でしかないのだが。


まだ試したことない人は、是非お試しあれ。


もへじ サラダの旨たれ 290ml
価格:429円


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