パケトラ【世界のビジネスアイデア】

世界各国に在住のライターが、ビジネスアイデアを提供します。 パッケージ | プロモーシ…

パケトラ【世界のビジネスアイデア】

世界各国に在住のライターが、ビジネスアイデアを提供します。 パッケージ | プロモーション | マーケティング | ブランディング パケトラ▶https://pake-tra.com/ インスタグラム▶https://www.instagram.com/pake_tra/

最近の記事

コロナ禍でホテルはどう生き抜くか?「ザ・ミラ香港」の柔軟なアイデアから見えるヒント【MIRATHON 2020】

by パケトラライター 甲斐美也子(香港在住) Photo:香港でも最も賑やかな繁華街・尖沙咀の中心部にあるホテル「ザ・ミラ香港」のロビー。モダンなインテリアデザインで知られている。(写真:The Mira Hong Kong提供) コロナ禍にある2020年。多くの国と同様、香港の住民も海外旅行には出られません。観光客と出張客の激減にあえぐホテル業界の新たな収入源としての「ステイケーション」は、世界的な流れと同様に香港でも重要視されています。 国土の狭い香港では、日本の

    • 冷凍食品は身体に良い?!フランスの冷食界を牽引する「ピカール」から、未来の食生活を考える

      by パケトラライター 大内聖子(フランス・パリ在住) 冷凍食品は、忙しい時や、食卓に一品足りない時にとても便利なアイテムですよね。近年「時短・便利」のキーワードから「冷凍食品なのにこんなに美味しい」という感動を提供できる商品が続々と発表されています。 日本冷凍食品協会によると、2019年に日本国内における冷凍食品の売り上げは7,131億円に達しました。外食産業の人出不足やテレビCMを活用した企業の積極的なPRなどが功を奏して、どんどん売り上げを伸ばしているようです。

      • スイーツ自販機で売上増!ウィズコロナでも成長するポートランドの洋菓子店

        by パケトラライター 東リカ(アメリカ・ポートランド在住) 「パケトラ」読者のみなさま、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。今回は、ポートランドの人気パティスリーが導入した、コロナ感染対策も万全な楽しいスイーツの自動販売機「PIX-O-MATIC(ピックス・オー・マティック)」をご紹介します! 24時間、美味しいスイーツを提供する自販機 Photo:スイーツの自動販売機「PIX-O-MATIC(ピックス・オー・マティック)」(Photo by Pix Patis

        • 「植物性肉」市場が拡大する北欧ノルウェーのスーパーは、今

          by パケトラライター 鐙麻樹(ノルウェー・オスロ在住) Photo:どんどんとバリエーションが増えている、動物性肉の代替品とは? 植物肉の変化のスピードが、すさまじいことになっています。 12年前、私がオスロに引っ越した頃は、ノルウェーはまだまだ「動物性肉なしで料理なんて考えられない」という人が圧倒的に大多数でした。私は小さい頃から野菜のほうが好きで、野菜だけで夕飯を作ることもあったのですが、特に男性たちは「動物性肉」がないお皿が目の前にあると目をぱちくりと丸くしてい

        コロナ禍でホテルはどう生き抜くか?「ザ・ミラ香港」の柔軟なアイデアから見えるヒント【MIRATHON 2020】

          【特集】パケトラライターが伝えた、世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活

          いつもパケトラをご覧いただきありがとうございます!パケトラ編集部です。 8日間連続で、特集の「パケトラライターが伝えた、世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活」をお届けしました。 今も世界中で生活を続けているパケトラのライター15名が、各視点で綴ったレポートです。世界の情報を伝えることはもちろん目的のひとつですが、「世界中の皆が頑張ってるから自分も頑張ろう」と思ってもらえたら…なにかひとつでも生きる上でのヒントを得てもらえたら…と考えながら更新しました。 私た

          【特集】パケトラライターが伝えた、世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(15)——「ドイツ・ベルリン」の今

          こんにちは。ドイツ・ベルリン在住の宮本薫です。 ベルリンでは3月後半から、ドイツ版ロックダウン令が出ました。生活必需品を扱わない店は閉店、飲食店はテイクアウトとデリバリーのみ、同居して居る人以外との接触はできるだけしない、学校は休校などです(州により、厳しさは異なります。下記はベルリンの状況です。) 「散歩」や「スポーツ」目的の外出は認められ(細かいルール有り)、公園にシートを敷いてピクニックすることも許可されています。晴れた日に、テイクアウトのアイスクリームを片手に歩く

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(15)——「ドイツ・ベルリン」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(14)——「ハンガリー・ブダペスト」の今

          Photo:市場の入り口に貼られたウィルス対策のポスター 全世界で猛威を奮っている新型コロナウイルス。ハンガリーでは3月11日に非常事態宣言が発令され、現在も継続中です。 わたしは以前から春に帰省を予定していたので、その非常事態宣言が出る前に東京へ帰国していました。4月初めにはブダペストに戻るはずでしたが予約していたフライトが欠航でキャンセル、その後も予約変更をしてはキャンセルを繰り返し、東京でも緊急事態宣言が発令され、こちらでの滞在を延長しています。 Photo:

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(14)——「ハンガリー・ブダペスト」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(13)——「アメリカ・ニューヨーク」の今

          アメリカ全土で猛威を振るう新型コロナウイルス。その中で最も多くの犠牲者が出ているのが、私が暮らしているニューヨークです。 Photo:定期購読している「The New Yorker」の表紙。空っぽのグランドセントラル駅のイラストに胸が締めつけられました 「ニューヨークは新型コロナウイルス感染者が2名になりました。こんなコスモポリタンな大都市でコロナを免れるわけがないのは、わかっていたことです。パニックにならずに、冷静に対処していきましょう」というニューヨーク州知事の会見を

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(13)——「アメリカ・ニューヨーク」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(12)——「香港」の今

          SARS体験が生きた危機意識。ロックダウンなしで抑え込みはほぼ成功私が香港に住み始めたのは2006年。中国本土の広東省からもたらされたSARS(重症急性呼吸器症候群)が香港で流行し、1,755人が罹患し299人の死者が出たのが2003年であったため、人々の記憶がまだ生々しい時でした。 「SARS前と後で、香港は別の都市になった」という言葉をよく耳にしました。衛生観念の飛躍的な向上に加えて、香港人も外国人も同じく緊迫感と先が見えない不安の中で、共に乗り越えた連帯感を共有したこ

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(12)——「香港」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(11)——「アメリカ・サンフランシスコ」の今

          ロックダウンが発令された街 3月16日、サンフランシスコは米国のどの都市より先駆け、「新型コロナウィルス」感染によるロックダウンを発令しました。その日の感染者数はまだ37人、シリコンバレーなど周辺の地域を合わせたベイエリア全体でも114 人、死者は1人の段階でした。バブル景気の頂点を極めていたサンフランシスコは、次の日から一瞬でゴーストタウンと化しました。 Photo:いつもは賑やかなミッション地区の人気店は一気に閉店し、街の様相は変わりました これより2日遅れてカリフ

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(11)——「アメリカ・サンフランシスコ」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(10)——「オランダ・デンハーグ」の今

          イースターホリデーも終わり、オランダは今日も晴天に恵まれています。飛行機雲のない空は澄み渡り、3月末から始まったサマータイム以降、日照時間がぐんぐんのびて、午後9時前まで明るくなっています。クロッカス、水仙、チューリップらが次々と花を咲かせ、オランダが最も美しく、オランダ人が最も楽しみにしている季節が確実に到来しています。 でも、街にはいつものようなざわめきがありません。多少寒かろうと「外テラス席」が混み合うカフェも、椅子とテーブルをしまい、通りはひっそりと静まり返っていま

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(10)——「オランダ・デンハーグ」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(9)——「アメリカ・オレゴン」の今

          私が住むアメリカ合衆国オレゴン州では、3月23日から外出禁止令が実施されています。現時点(4月14日)の累計感染者数は1,584人、うち死亡者数は53人。甚大な被害が伝えられるニューヨーク州と比べるとかなり少ない数字ではありますが、しかしながら感染の恐怖は私達の生活と隣合わせにあることを、日々、感じています。 Photo:オレゴンの春の風物詩チューリップ・フェスティバルも今年は中止になった(写真は2019年4月のもの) お隣シアトルでの感染爆発から、危機感がリアルにオレゴ

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(9)——「アメリカ・オレゴン」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(8)——「アメリカ・ポートランド」の今

          「パケトラ」読者のみなさま、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。 こちらも新型コロナウィルスの影響で、外出制限が続いています。今回は、そんなポートランドの様子や私たち家族が何をして過ごしているかをお伝えします。 ポートランドの現状 Photo:近所で見かけた手書きのポスター「We will get through this together (一緒にこれを乗り越える)」 オレゴン州では、4月9日現在、新型コロナウィルスの感染者数は1321名(うち死亡者数44名)

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(8)——「アメリカ・ポートランド」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(7)——「シンガポール」の今

          サーキットブレーカーの実施シンガポールでは、現在「サーキットブレーカー(部分的封鎖と同等)」の措置が実施されています。期間は4月7日から5月4日までの4週間(潜伏期間2回分)。小売店は閉鎖され、必要不可欠な分野のサービスに従事する人々以外は、在宅勤務となっています。 人材開発省(MOM)は企業への監督を強化し、在宅勤務に関する勧告に従わなかった企業に対して、業務停止命令や是正命令を出しています。また、スーパーマーケットや薬局、レストランなどの飲食店はテイクアウトのみに切り替

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(7)——「シンガポール」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(6)——「アメリカ・クーパーズタウン」の今

          私は、現在世界で最もコロナウイルス感染者・死者数が多いアメリカのニューヨーク州に住んでいます。といっても、その数はニューヨークシティとその郊外に集中しており、私の住む中部オチゴ郡では爆発的な感染拡大は起こっておらず、比較的落ち着いている状況です。 しかし、日々の生活が激変したことはクーパーズタウンも同じです。州知事がロックダウン(休校、必要不可欠な業種以外の出勤禁止、外出制限など)を発表したのが3月20日。現時点で4月29日まで続くことが決定しています。 Photo:スー

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(6)——「アメリカ・クーパーズタウン」の今

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(5)——「ドイツ・ベルリン」の今

          パケトラをお読みいただいているみなさんへ。ベルリンの久保田由希です。日本では緊急事態宣言が出て、不安な方も多いのではないかと思います。 今回は新型コロナウイルスをめぐるベルリンの様子とともに、いち生活者としての私の心の動きもお伝えしたいと思います。この危機を一緒に乗り越えられることを願って。 Photo:ベルリンの住宅街。最低限の外出はできます ベルリンの現措置ドイツは州による自治権が大きい連邦国家なので、国が決めた指針を元に各州で詳細を決定しています。ここでは私が住む

          【特集】世界の今。新型コロナウイルスが変えた私たちの生活(5)——「ドイツ・ベルリン」の今