2021年の対中輸出は69%増の36億ドルに急増

2022年1月23日にDawnに掲載された記事(以下は原文の日本語訳)

中国税関総署(GACC)が発表したデータによると、2021年の対中輸出は68.9%増の35億8,000万ドル、両国間の貿易総額は278億2,000万ドルとなっています。

中国への輸出は2021年12月に3億6,535万ドルを超え、合計3億1,233万ドルだった前年から17%増加したと、中国経済網(CEN)が発表しました。

中国向け輸出は、2021年11月に3億7,917万ドルを記録し、最も高い伸びを記録しました。前年は、2020年12月に最高額を記録し、その輸出額は3億1,233万ドルでした。

北京からの輸入は57.8%増の242億3,000万ドル

2021年の中国の対パキスタン輸出は57.8%増の242億3,000万ドルでした。2020年は153億6,000万ドル、2019年は161億7,000万ドルでした。

不動産テクノロジー会社Juwai IQIのチーフエコノミストであるShan Saeed氏は、輸出入量ともに増加傾向にあり、両国の貿易は大きく進展していると述べました。これは、中国・パキスタン経済回廊で脚光を浴びる一帯一路(BRI)プロジェクトに対する中国のコミットメントを示すものであるといいます。

貿易と通商の量は、中国がパキスタンを無条件に支援し、その経済を向上させるためにパキスタンからの輸入を増やしたいと考えていることを示している、とSaeed氏は言いました。

また、Saeed氏は、イスラマバードは北京からの無条件の支援を重視しているので、中国は今後長期にわたってパキスタンを支援し続けるだろうと述べました。

中国・パキスタン間の主要貿易品目のうち、電子機器、繊維、水産物、農産物の数量は前年同期比で増加しています。


革製品の輸出

2021~2022年上半期の革製品輸出総額は、前年同期比9.41%増となりました。

パキスタン統計局(PBS)が発表したデータによると、パキスタンは7月から12月にかけて、前年同期の2億9,228万ドルに対して3億1,979万ドルの革製品を輸出しました。

革製品では、衣料品の輸出が9.73%増の1億6,777万ドル、手袋の輸出が9.19%増の1億4,263万ドルでした。

同様に、その他の革製品の輸出も7.16%増加し、939万ドルとなりました。12月の対外売上高は5,315万ドルで、前年同月比1.87%増となりました。

12月の革製品輸出は前年同月比6.49%増、手袋は同2.79%減となりました。その他の革製品の輸出も同月に7.33%減少しました。

PBSのデータによると、2021年12月の輸出は、前月に記録した5970万ドルの海外売上高に対して10.97%減少しました。

前月比では、革衣類と革手袋の輸出がそれぞれ10.03%と11%減少し、その他すべての革製品の輸出は26.08%減少しました。


Translated from:
https://www.dawn.com/news/1671029

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