ブックアニマル、リドルの方はハロー。
それ以外の方は、はじめまして。アルペンです。
今はデュエパーティで世界平和を目指しています。

デュエパを始めて早1年くらいになるので、ここらで俺のデュエパ譚をまとめておこうと思い、初執筆に至りました。

この記事を読んで、俺のデュエパに対する姿勢と、デッキ構築論などを共有できればと思います。

①起

初めて組んだデッキ

懐かしいですね。始めた最初に組んだ5cドラゴン刃牙です。2022年8月ごろに組んだリストなんですが、今見るとなかなかパワーお高いですね。お相手の刃牙で大量展開された返しにドキンダム・アポカリプスを投げて狼狽させたのが印象残ってます。
このときは色んなデッキ組みまくってDiscord鯖で対戦しまくってました。

2022年8月〜2023年2月は特に自分のホームとなるカドショがなかったので、対面でのデュエパすらしていませんでしたね。

人生初の対面デュエパ

こればっかりは覚えています。
3月にふらっと立ち寄った西葛西のピットインで、初の対面デュエパが幸運にもできました。
使ったのは青黒魔道具(黒ひげパートナー)で、現地でのお兄さん方が面白おかしくゲームを進めてくれて、楽しくゲームできた記憶しかありません。
結局LO勝負になって相手のブラッドゥを手札5枚からランダムハンデスでぶっこぬいた時は脳汁出ました。
ここからDiscord鯖を飛び出して、カドショでのデュエパを楽しむようになりました。

②承

ブックアニマル梅屋敷でのデュエパ

今のホームですね。
毎週土曜13時に非公認のデュエパイベントがあり、ふらっと行ってみたところ、みなさん暖かく迎えて下さりました。今でも感謝しています。

ここで色々なセカイ(予言のイザナイコットンや、2ブロック、銀枠構築戦)に触れて、自分の風呂敷が広げられたように思います。

公認イベント(デュエパ)

ブックアニマルでのデュエパを機に、これまであまり参加してこなかったデュエパの公認イベントにも通うようになりました。チームウェイブを救いたいのプロモゲットのため、足繁く通いましたが結局一枚も手に入らなかった。とさ。

③転

今でも思い出す、苦い記憶。

2023年5月7日

その日は西葛西のデュエパイベントに参加していました。勝ち抜け方式のイベントで、ヴァルハルザークパートナーで、奇跡的に4回連続で生き延びて決勝に進みました。
最終戦、自信のあるデッキで行こうと思い、このデッキを使いました。

対面は青緑ガイアッシュパートナー、5c超越男×2でした。

序盤は静かなゲームメイクが進みましたが、青緑のガイアッシュ着地、ジウォッチ回収でゲームが変わります。
5cがガイアッシュを除去したものの、再度着地されジウォッチを呼び出せる状況、ターンが回ってきました。

(doomで殴るか〜)

3マナ、ボーンおどりチャージャー、2枚墓地肥やし。
ドルバロムが墓地へ。序盤の墓地肥やしでバーロウが墓地にいる状況。相手の5cは次ターン9マナで、デカブツが確実に飛んでくる。青緑はジウォッチ待機。自分は残り手札が2枚、いずれもゴミ。このままだと

“””””負ける”””””

ひとえに自分の心の弱さでした。

ひとえに負けたくない一心でした。

悪魔の力を借りたのは。

doom攻撃、バーロウ、ドルバロム着地。
相手全員のクリーチャーとマナが消し飛んでいく。

その後は凄惨な殺戮の末、黒単が勝利を収めました。
対戦直後、対面の方がおっしゃったことは今でも思い出します。

「俺、デュエパやめるわw」

悪魔の力を使って得たのは、
自分の勝利だけでした。
でも勝利の先には希望などありませんでした。
(景品もチームウェイブももらえなかった)

その日は俯きながら帰りました。

ここから「デッキパワー高くても、プレイレベルで制御できる」なんて言説が全く信じられなくなりました。
追い詰められた人間が取る行動は、プレイレベル云々では絶対に統制できません。(それができたら法律なんかいらないし、拳銃ピエロも出てこない。)

そこでは自分が生き残るため、負けないために最適な行動と判断したものだけが実行されます。それがすべてを破壊するものだったとしても。

デッキレベルを意識した構築

以降、デュエパーティ用のデッキを組む際は、デッキレベルでの調整を意識しています。特に、最大値の調整は重要視しています。(1ターンに複数人仕留められるかどうか)

以下リストでは、10ターン以上生き残った上で、運が良ければ最大値を出せるようになっていますが、1人葬るレベルでしかありません。全員は殺せないよう調整しています。
また、色選択の段階で3色以上が含まれる場合、ディスペクター採用枚数が必然的に増えるため、デッキレベルを抑えるなら単色もしくは2色(青緑除く)での構築を推奨します。5色のコンセプトデッキが1人で最後まで生き残った例を俺は知りません。

実はこのゲーム、強いカードポンポン出して勝てるほど甘くないです。経験から言うと、一番弱そう(に見えた奴)が勝ちます。

ゲームメイクについて

青単ギュルムは一発屋芸人として、光単アガサは9マナ到達まで盤面不干渉菩薩として振る舞い、強いカードは徹底して相手に見せません。相手は公開情報とマナ色から脅威度を分析してくるので、強いカードを回収する場合は、そのまま使えるターンに回収するようにしましょう。

また、無理な時は自分だけでなんとかしようと考えず、残り2名にバトンを渡します。つまり、他力本願を基本戦略に組み込むと言う事です。まずは自分の弱点を把握し、相手の除去札で対応することも視野に入れて行動すると、結果的に味方が1人増えます。敵の敵は味方というやつです。

(実はデュエパやり込んでるとカードプールの知識がめちゃくちゃ増えるので、パートナーと色を見ただけで大体何のカードがありそうか分かる。)

④結

デュエパーティで勝つには？？

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
最後の結論はあえて書きません。
これを見てから、貴方なりの正解を出してください。それがきっと貴方だけの魅力・味に繋がると思います。
私に聞きたいことがあれば気軽に言ってください。構築相談、おもろカード紹介でもなんでもします。

最後にデュエパーティで勝つための極意を伝授いたします。

それは、

勝利を忘れることです。

勝利を意識するとどんなプレイングになるでしょうか？
そうです。強いカードを使ったけど、数ターン後には退場して指咥えて見てる羽目になります。
このゲームは3対1になった時点で負けが確定するので、強いカード使って1人勝ちしようという魂胆が見えた時点でゲームセットです。

そんなことよりも、自分の好きなカードを使いたくないですか？時代遅れのカード救済したくないですか？クソロマンコンボ決めたくないですか？俺はループやりたい！(無理)

そんなことを可能にする夢のフォーマットがデュエパーティです。コミュニケーションツールとしては通常のデュエマよりも優れています。1時間も一緒の時間過ごせば、もうデュエ友なんよ。

あなたもデュエパーティでデュエ友増やしましょう！

デュエパーティの勝利に意味なんてないんだから。