会社辞めて起業する~本店所在地探し④

【起業までの道】~本店所在地探し④
(前回の内容)起業を決め下北沢のシェアオフィスを発見し一件落着と思いきや、入居選考があることを知り、呆然😨

提出書類を書かないといけない
ただそれだけ。
書けばいい、
ただそれだけ。

とわかりつつ、事業計画書、資金計画、収支計画…😵
標高3000メートルという感じ 
この事業計画を一気に登る=書く、ということは、日常の仕事や家事をしながらでは、とてもできない、特に精神的にしんどそうなので、まずは計画書の中身を分解「創業動機、企業理念、入居希望理由」「事業の強み、弱み、課題」「特徴、新規性、革新性、優位性」など小分けにし、
スケジュール帳にそれぞれ2日~3日で書く予定表を組んだ そうすると少し、進めそうな気がしてくる
そしてまず、書きやすそうな「代表者経歴」から書き始めた 「職歴」は読売テレビ一つなので、「入社、退職予定」と二行で終わってしまう なので「職務経歴」として具体的に色々な部署での異動遍歴と仕事内容をまとめ、別途持っている資格を書き連ねた

そしていよいよ「創業動機、企業理念、入居希望理由」に取りかかる
その時の気持ちは「なんでもっと暇なときに、創業動機書いとかなかったんだー😫」と、8月1日の宿題に追われる学生のような気持ちであった

様々な起業の本や、昨年行った起業セミナーなどで、事業計画書、起業理念の重要性は説かれていた…
計画書を作成し勝算あるかどうか知ってから起業するかどうか判断しましょう
とまで説明されていたが…やってなかった😥 
後悔先に立たず!
お尻に火が着かないと、切羽詰まらないという自分を恨む😫が、致し方ない 書き始める
しかし、そもそもやりたいことがあって会社を辞めるのだから、それを言語化すればいいので、意外と書けた→当たり前

そして起業の動機
そもそも、なぜ私が起業することになったかというと、話は一年前にさかのぼる
たまたま会社の大先輩、辛坊さんと話す機会があった 
話の流れで、やりたい仕事があり早期退職に応募するかどうか悩んでいると話したところ、どんなことがやりたいのかと聞かれた 私はイベントの企画やタレントさんのマネジメントなど、キャリアコンサルタントの資格を活かした対人支援などを通じ、頑張る人の応援や人が豊かな人生を過ごす支援をしたいと話したすると、辛坊さんがしばらく黙った後に
「それだけ明確にやりたいことがあったら辞めた方がいい で、起業しなさい」
😲😲😲
「き、起業ですか?」
「失礼なんだけど、そんな感じじゃないパルちゃん(会社ではそう呼ばれてます)が起業してイキイキ活躍したら、後輩の女性や若い人たちがそれを見て「私も頑張ろう!」と希望を与えることになる、もし続く人が出てきたら、あなたはそのノウハウを教えてあげなさい それが社会の循環になる」と言われた 
それまで起業は夢にも考えておらず、個人事業主で働こうと漠然と考えていた しかし考えてみると、仕事を通じ社会貢献したいと思っていた 私が起業する事自体が、誰かのモチベーションになり、さらにまた別の人の新しい仕事にと広がっていったら素敵だなあ、と、その気になったのだった
後日譚があって、今年の春、太平洋横断に出発する前の辛坊さんに、退職することと起業することを改めて報告すると「えー、俺そんなこと言ったっけ?」
😨😨😨 
辛坊さんと一緒にお仕事した人はよくわかると思いますが、これ、辛坊さんあるある、結構忘れっぽいのです
「言いましたよー😫もう、動き出してますよ」
「やっぱり俺いいこと言ってるなー😁まあ、無事帰ってきたら、退職と起業祝会やろう」とのこと
無事に日本に戻られることを祈るばかりです

で、起業の動機や、入居希望理由→文化の街下北沢から新たなエンターテイメント、文化を発信したいなど、書き進めていった
創業の動機や目的、事業内容などを書いていくと、だんだん自分の考えがまとまっていくのがわかった 強みや弱みは正直に、優位性や新規性は、自分ならではの特徴など「今、考え付くこと、思い浮かぶこと」を盛らずに書いた
だんだん、諦めにも近い心境になり、書けることしか書けない、と腹をくくったのだった

そして、いよいよ最難関、収支計画書へ!

(続く)

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