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日々よしなしごと~シニアの身だしなみ~

前回は男のオシャレと題して、えらそうなこと書いちゃいましたが、じゃあ女のオシャレは?となると、これはとっても難しい。

だって自分はどうかと思うと、おいそれと語れません。が、少なくともシニアとなった今、おしゃれというよりも「身だしなみ」であれば、それなりに気をつけていることはある。

とはいえ、バブル期を若い頃過ごしていた当時の私たちは、ファッションには貪欲で同世代の友人たちはそれこそ金に糸目をつけず(ちょっと大げさだけど)服や靴を買い漁っていたと思う。なので、その投資した分それぞれのオシャレ哲学は持っているんじゃないかな。

そんな時代を通過した今、その頃とは体形は見るも無残だし、もちろん白髪ヘアーになってるし、気合を入れた?おしゃれは逆に頑張っている風が見えて、むしろみっともなく恥ずかしい・・・

しかし、そんなムダな(とは実は思ってないけど)経験を積んだからこそ、たどり着いた境地は「身だしなみを整える」こと。そこから培ってきた自分なりの美意識というかセンスを少しだけ添える…というのがいいなと思う。

まず、私の身だしなみを整える鉄則は

1.清潔であること

 これは世代も性別も関係なく最も大事なこと。が、シニアになるとそれだけでどことなくうらぶれ感が漂うので、しっかり洗濯された手入れの行き届いた衣服であることが見た目には重要。高額な衣服である必要はなく、質素だけどこぎれいというのは好感度は高いはず。

2.ヘアケアはしっかりする

 私は白髪染めはせずグレーヘアで最近はベリーショートにしている。これは長年お世話になっている美容院で勧められたヘアスタイルで、私に似合う髪型として提案してくれて以来ずっとほぼ同じヘアスタイル。手間いらずでスタイリングする必要がないのはありがたい。染めないのは、お金もかかるし髪も痛むし、白黒の境目になるのが見苦しいと思うから。その代わり、だいたいスタイルが崩れてくると言われる45日を目安に必ず次回の予約をし、崩れる前にカットする。白髪染めをされている方も地毛の色が出てくる前頃を予約しておくといいかも。その意味で『いい美容院』を見つけて自分の髪の癖や好みを知ってもらえるようになるといいね。

3.靴はできるだけしっかりした美しいもの

 着るものはファストファッションでもいいけど、足元はできるだけ自分の足に合った歩きやすく疲れない、かつ美しい靴がいい。美しい靴というのは履くたびにテンションがあがるし自信もつく。私自身はほぼスニーカーの毎日だけど好きなブランドのものは、大切に履くし気持ちがいい。

以上私が考える身だしなみの鉄則だけど、プラスおしゃれに関して言えば若い頃似合った服や髪型は忘れる!! 

若い頃はすでに何十年も前のこと。特にヘアスタイルはすでに流行おくれだし、自分も若い頃とは全く外観も違うはず。現実に向き合い今のありのままの自分にこそ似合う衣服や髪型を見つけよう!というのが結構難しいけど、そこは貪欲にこだわって見つけて行きましょ!


今朝お店の前で、ずっと昔友人のお店のスタッフだった方が通りかかりご挨拶。当時すでにシニアに近い年齢ながらとてもオシャレで卓越したセンスをお持ちの方だった。今朝も昔の服着て恥ずかしいと言いながら、品のよい麻のノースリーブのブラウスにシャツを羽織って白のバミューダパンツ。ヘアスタイルはその頃と全く同じの個性的なアップヘア。彼女もグレーヘアのままで、おそらくは80歳に近い年齢と思う。目立つかと言えばそうでもないけど、見る人が見ればとてもオシャレな組み合わせで、これもご本人の個性とぴったりとあったスタイル。こういうのを上等のオシャレだなと思う。

こういう方と会うとなんだかとても気持ちがよいね。嬉しい再会だった。

という私の目下の課題は美容院の予約を忘れないこと!

なんだかボサボサになっているなと気づいたら、予約した日はなんと2週間も前の日だった・・・・本当にごめんなさい・・

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