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コミュニティコンサートの演奏動画紹介!~「出発」「リフレイン」~

パナソニック合唱団は、9月7日開催の第47回定期演奏会に向けて練習スタートしています!

2月23日(金・祝)に開催いたしました「コミュニティコンサート2024🔗」にて公開している演奏動画の中から、第1ステージ パナソニック合唱団愛唱曲で演奏した「出発」「リフレイン」の2曲をご紹介します。

★その他の演奏曲も、YouTubeチャンネルにてご覧いただけます★
>>パナソニック合唱団YouTubeチャンネルはこちら<<


混声合唱曲「出発」

作詩 山崎 佳代子 / 作曲  松下 耕
指揮 米澤 康浩  / ピアノ 中森 瑞貴

この曲は、旧・ユーゴスラビア内戦の様子を描いた女声合唱とピアノのための「薔薇、見知らぬ国」の 終曲として作られました。(今回は混声合唱版です)

作詩された山崎佳代子さんは、旧ユーゴスラビアの内戦を現地で体験され、一人の人間として、 その時の様子、そして思いを書き残されました。

この「出発」は鎮魂歌であると同時に、悲しみや苦しみを乗り越えて進む、人間の未来への希望が込められた曲です。
日本国内、そして世界各地で様々な苦難の中におられる方々への応援の想いも込めて
演奏させていただきました。
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「リフレイン」 ~混声合唱曲集「等圧線」より~

作詩 覚 和歌子 / 作曲  信長 貴富
指揮 本城 正博 / ピアノ 中森 瑞貴

この曲はもともと、「童声合唱」つまり、「子どもたちのための合唱曲」として生まれました。
リフレイン - 音楽之友社 (ongakunotomo.co.jp)

組曲の中では、女の子が帰省でお世話になった、祖父母へのお礼の手紙を題材にした「素晴らしき人生について」という歌に続いて演奏されます。

「素晴らしき人生について」の中で、祖父が「やり直しは何度でもきく」、「人生は素晴らしい」と繰り返し話していたことに、女の子が「人生って本当に素晴らしいの」と問いかけます。 
将来に不安を感じる中で、「人生は素晴らしい」と繰り返し言ってくれる大人がいることで、ささやかながら未来への希望を持ちはじめる様子が描かれています。

このリフレインという曲でも「くりかえす」という言葉が何度も出てきます。
くりかえしを重ねながら、たったひとつの人生が紡がれていることを感じながら。
そして、これまで歌うことを重ねるなかで、会場の皆さんと出会えた、一期一会の喜びも込めて歌わせていただきました。


この2曲は、9月7日開催予定の第47回定期演奏会「邦人曲アラカルトステージ」でも演奏いたします!
これからの練習を通して、より皆さまに想いを届けられる音楽にしていきたいと思います。
ぜひお楽しみに♪(演奏会の詳細は改めてご案内いたします!)

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