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全日本合唱コンクール番外編【道中編】

前回は、コンクール振り返り記事🔗を投稿させていただきましたが、
そこには載せきれなかった数々のエピソードがあります。
番外編として、これから2回にわたって【道中編】と【観光編】を
お届けしたいと思います。

まずは【道中編】。
折々でXでも投稿させていただきましたが、改めてコンクールへ向かう道中を振り返ってみたいと思います。


■全国大会への準備

10月8日に全国大会出場が決まったその数日後、すでに旅程の大枠が決まっていました…驚きです。
全国大会へは5年ぶりとなりましたが、そのノウハウを当時のメンバーがしっかり温めてくれていました。

大所帯のパナソニック合唱団が無事に新潟の地へ踏むことができたのは、
こうした準備をしてくれるメンバーがいてくれてのことです。


■合唱団ならではの○○

そして、コンクールの前日、伊丹空港から新潟へ旅立った一行ですが、
これほどの大所帯なのと、リスク分散として、パートごとに半々の2班に分けて旅立ちました。

ここで同行してくださった旅行会社さんから、点呼の場面でパートマネージャーが人数確認、結果を責任者へ報告する体制となっているのを見て、お褒めの言葉をいただきました。
合唱団では当たり前ですが、一般の団体旅行では確かにないのかも。。


■新潟空港にて心と胃を掴まれる

空港に着くと、まず大きなデジタルサイネージが私たちを出迎えてくれました!
これを見て、いよいよコンクールが始まるんだー!という気持ちに一気になりました。

そして、ここで新潟で最初のごはんをいただくことになりました。
移動時間の関係もあり、ゆっくり堪能するとまではいかなかったものの、
初日にして新潟の食に胃袋を掴まれた一同でした。

そばとタレかつに舌鼓

■りゅーとぴあの舞台、どこでも作ります!!

バスで移動すること40分、前日練習会場の公民館へ到着しました。
館内に入ると、スタッフの方が「遠くからようこそ」とお迎えしてくださいました。
この日は最高気温9度という寒波が来た日でしたが、スタッフの方のお気遣いにより、室内を暖かくしていただき、快適に練習することができました。

公民館に着くやいなや、慌ただしく動き回る団員の姿が…
実は、本番までの間、その舞台の感覚を少しでもつかもうと、
各練習会場に印をつけてステージ枠を作って練習をしていました。
この1カ月弱、そして、前日練習のこちらでも、りゅーとぴあの舞台(仮)が出現。

半径をどこにとるか模索中

本番当日、宿泊ホテルにご用意いただいた練習会場にも、もちろん出現。
太鼓の許可もいただき感謝感謝です。(何回叩くかは事前にお伝え済み)

本城さんから「舞台作るのはうまくなったから、歌の方もうまくなったらなあ」とのボヤキもいただきつつ、
それぞれの練習会場で配慮された練習環境があったからこそ、当日の演奏につながったように思います。

(本番の直前練習にて)カメラに笑顔を送る本城さん

■コンクール前日のひそかな決起会

前日の夜は各自で夕食という中、あるお店の一角に集まるメンバーの姿が。。
食事難民(どこで何を食べようか考えあぐねている人たち)も救いつつ、みんなで新潟の料理を味わいました。

何を食べてもおいしい!

そんな中、コンクールに向けてのこんなエピソードが。
全国大会が決まる前、体調不良で関西コンクールに出られなくなってしまったメンバーから、
もう一度チカマツをみんなで演奏したいから全国へ行きたいといったメッセージがありました。
それを受けた他のメンバーの心にとても印象に残ったようで、心持ちが変わったとお話しされました。

前日にそのエピソードを聞いた同席メンバーは、もう1回演奏できてよかったなあとしみじみ。
明日悔いない演奏をしようと改めて決起したのでした。


■舞台裏、靴の大移動

本番当日、会場に到着すると、運営スタッフさんが舞台袖まで、そして本番後もスムーズに私たちを誘導してくださいました。

さらに今回私たちは、衣装の関係で舞台袖で靴を脱ぐ必要があったため、
事前にご相談して承諾いただいただけでなく、舞台袖に回収箱をご用意くださったり、さらにさらに、写真撮影の場所まで運んできてくださいました。

演出の都合上とはいえ、想定外のことにも関わらず、対応くださったスタッフの皆様に感謝してもしきれません。


■ハッピーが溢れたフィナーレ、そして再スタート

本番後の熱気さめやらぬ中、他の出場団の演奏も聞かせていただきながら、
演奏はもちろん、これまでの練習でそれぞれにエピソードがあるんだろうなあと思いを馳せながら、創り込まれた音楽に包まれた時間でした。

そして、迎えた閉会式、入場する代表者への惜しみない拍手と歓声、
努力が実り金賞を受賞された団体の方の歓喜の声、
賞状を受け取る方々の笑顔と、ハッピーにあふれた空間でした。

審査員の先生方の講評に襟を正しつつ、
次回の舞台、愛媛の合唱連盟の皆さまから、私たちの頭と耳に見事じゃこ天を焼き付けたPRもあり、
一連の閉会式のハッピーな光景は、皆さんのそれぞれが報われる瞬間で、
そしてまた来年に向けて一斉にスタートを切る瞬間
でもありました。

来年もコンクールが行われる日まで、
この光景とそれぞれの地で頑張っている皆さんのこと思い浮かべながら、
またこれから音楽を創っていきたいなあと感じました。

改めて、応援いただいた皆さま、新潟の地でサポートくださった皆さま、
一緒に音楽を創っている合唱団の皆さま、そしてコンクールを盛り上げてくださった皆さまに感謝
をお伝えして、【道中編】は締めくくりたいと思います。

そして、帰るまでがコンクール!ということで【観光編】へとつづきます…


◆関連リンク

パナソニック合唱団ホームページ
パナソニック合唱団 - PanasonicChoir (jimdofree.com)

パナソニック合唱団 X(旧 Twitter)
https://twitter.com/Panasonic_choir

パナソニック合唱団YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@panasonic_choir

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