世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

世界倒産図鑑を早速Amazonで購入しました。

読み進めていく中で衝撃的な章に出会いました。

Case06●コダック 希望的観測を抑え込めず倒産

コダックの章は、衝撃的でした。
富士フィルムは、会社としてまだ存在しているので
コダックも同じように、ビジネスモデルの転換ができたのではないかと勝手に思っていました。
一時期コダックがアメリカ国内フィルム市場の90%をおさえていたこと、圧倒的なシェアです。
コダックで潤った企業がたくさんある。。。。。待てよ、これは 車業界構図ではないかと。

自動車企業も下請け企業が山とあり、今の産業構造をかえれないそんな状況があるかもしれません(しらんけど)←よく作者の荒木先生がVOICYで使用されていることば

おそらく今後の車業界においても、同じようなことが起こる可能性があります。
サラリーマン社長だから変化させることが難しかった、創業家が社長だから変革できたとか、それが歴史になるかもしれません。

コダックの最後の部分において「キャリア」への示唆がありました。
その業界で、その仕事において成功しすぎると外部変化が起こったとき、自分の力が通用しなくなっている。そんな話は往々にしてあるのでしょう。


転職してもいい、兼業でもいい、ボランティアでもいい、やり方はなんでもよいと思うのですが、今のままで問題がないのか、見ていく必要性がある、今の仕事が永久に続くわけではないという目線から盲目的にならないことが必要だと改めて思いました。

本には絵がふんだんにもりこまれ、絵を読んでいるだけでも企業の変遷が理解できます。

次は『世界母さん図鑑』の発表を心待ちにしております。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?