家庭の常備薬に漢方を!!胃腸不調編
中医学を学んでみたい!とお伺いする事結構あります。でもあまりにも膨大で、なかなかとっつきにくく、挫折されるかたも多いと思います。
もちろんそれを生業にしようとするなら、古典、中医基礎、生薬学、方剤学、診断学などなど学ぶことは山程あり、かなり大変なんですが、「とりあえず触りだけでも知りたい」、「自分や家族の体調管理に役立てたい」という方も多いと思います。
ではそんな方には、何を知って頂けば良いか。衛気営血弁証はいらないし、六経弁証も多分必要ない、、なんて考えながらできたのが、胃腸、カゼ、精神の3つ。胃腸は「胃痛、下痢、食欲不振」、カゼは「喉が痛いカゼと寒気のカゼ」、精神は、「不安、イライラ、不眠」に効く漢方薬の使い方と症状の見分け方についてです。まずこれらに対する基本の漢方をとりあえずお家の薬箱に取り揃えて頂いて、適時使って頂ければいいかなと、考えました。
で書いてみたら、これだけ絞ったはずなのに、かなり長くなったので、カゼは前回書いたものをご参考にしていただき、第一部は胃腸について、第二部は精神についてで分けたいと思います。
では胃腸編、行きましょう。
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