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誤読の定番514

「雑言」は、普段あまり見かけない表現かもしれませんね。この漢字は「ぞうごん」と読みます。

「雑」は「さまざま」や「ごちゃ混ぜ」という意味があり、「言」は「ことば」を意味します。従って、「雑言」は「さまざまな言葉」や「無秩序に話される言葉」という意味になり、特に意味のない話や、取りとめのない話を指すことが多いです。

文脈によっては、乱暴な言葉や無礼な発言をさすこともあります。

例文としては、「会議中に雑言を言ってはならない」があります。

これは、会議中には本題から逸脱した無関係な話や無意味な発言をすべきではないという意味になります。

雑言の「雑」は多様なものや事象が混ざり合っている様子を指すため、この漢字を覚える際には、色とりどりのものが一緒になっているイメージを思い浮かべると記憶に残りやすいかもしれません。

そして、「言」は言葉を表す漢字として非常に一般的で、会話や文章でよく使われることから、これら二つの漢字を組み合わせることで、様々な種類の言葉がごちゃ混ぜになった状態、つまり「雑言」の意味を思い出しやすくなります。

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