見出し画像

個別カテキョ報告

先日は帯広で、個別カテキョでした。
1件1件、詳しく書くと、個人が特定されてしまうと…なので詳細を控えますが

カテキョでどんなことをするの?と思うんですね。

例えば、札幌などで、毎月いらっしゃる生徒さんもいます。
その場合は、分からないところをとにかく教えていくという、普通の家庭教師をします。
75分間のうち、60分はそれをします。

しかし、年に3回くらい!が希望のカテキョの方には、
分からない問題というよりも、

今までの勉強の問題点を洗い
テストや普段の家庭学習ノートを見せてもらって
これから3か月でやるべきことや
今年1年でやるべきこと

お母さんと生徒と、私で確認していきます。

今日はいくつか、難易度高めの問題もお持ちしたのだけれど、
ちょうどゆみちゃんと似た学年だと、
一緒になって図形の問題を解いていきます。
お互いに「あーでもない、こーでもない」
言いながら、
やるのだけれど、
私が実際の大きさの長方形を作って
「最小公倍数」の勉強をさせたところは、
本当に圧巻でした。

するすると解いていく二人。

でもね、一番大事なのは、

その実際の大きさの長方形を、作ってるところを私が見せるということ。

これ、私は用意していかないのですよ。
どうしてかというと、
用意していくと、自分たちがどうやって用意するのか?知らないまま大人になるからです。
定規で測り、その定規を使って、私が作っていくのを、
ただ見せます。
ただなんとなく「見せてる」のだけれど、これを実際に見せずにやっていくと、解けない。

解けないのです。

だから、そこから見せる
定規をつかって、びりびり破くのだけれど、二人ともやってみたくてしょうがないんですよね。

「やめて!私がやってるから触らないで!」とかいいながら、ゆきえが作り、
作り方を見せる。

このプロセスを、
75分16500円だから、とにかく時短で、見せずに用意して、詰め込もうとすると、
これがダメなんですよね。
そして、あまり難しい問題だけやらせてもダメで、

子どもにどこまで任せるか?
どこまでは手助けをするか?

この声かけが、ものすごく大事なのです。

だから、カテキョ帰りに、みんな「やる気」が出る。

それはお母さんたちも同じで、
自分の子が、出来ない理由を知りたいのですよね。

もしかしたら発達障害かも。と思っている親子もいらっしゃりましたが、
数枚のテストを見たらわかる。
この子は、学習障害でも発達障害でもない。
でも、しかるべきところにいったら、診断はつきますよ。
でも必要ですか?加配。
ということで、やることが見える。
お母さんも仕事をしていると、なかなか毎日なんて、勉強につけない。
じゃぁ、15分だけ。

毎日15分だけからやってみない?というと、親子で「そのくらいなら」と始まる

でも、毎日15分って、
1週間で、1時間半なんですよ。
これ、個別カテキョの時間と同じですよね。
大人がそれだけつけば、絶対に成績は変わるんです。

だから、
まずはその15分。

(あ、つけるときは、60分以上やっても大丈夫ですよ!)←業務連絡です(笑)

そして
今日も多かったのが、

ゲームをどうするか?
テレビをどうするか?

です。

「ねぇねぇ、1週間のうち、これは必ずみたい!というのはどの番組?」というところから入ったり、
毎日絶対にゲームってしないとだめ?
としたり。

今日の生徒さんは、

・木曜日のある2時間番組を、どうしてもみたい。
・金曜日は習い事の関係であまり勉強が出来ない。
・木曜日で撮ったものを、金曜日、ご飯やテレビを楽しみながらゆっくりする。
・その代わり、月~木はしっかりと勉強をする。テレビはなし、ゲームもなし。
・土日、ゲームをやる。毎日30分だったけれど、土日は、45分ずつできるようにする。

こんな約束をしました。

なんとなくダラダラと見ていたものを、しっかりと整理する。
そうすると勉強の質が上がるのですが、親子だけで話し合うと、
約束じゃなくなる可能性もあるのですよね。

だから、私が整理をしていくのです。

話し合いって本当に大切です。
子どもが、どうやったら「嫌いな」勉強を、やってくれるようになるのか?
これはいつも「心を育てるぱんだメソッド」でお伝えしているので、受講者ならわかると思いますが、
話し合いをするしかないのです。

それも重要なポイントがありますが、それはぱんメソで!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?