湧き上がれ春爛漫

 話は引き続き『飯田仲流 エロ小説の書き方』である。

 前回妙にもったいぶった終わり方をしてしまったが、よくよく考えてみると、もう語るべき事はそれほど残っていないかもしれない。

 とりあえずエロ小説を書くモチベーションに関しては前の記事で話したとおりである。「ないなら創ろう」のDIY精神に基づき、私はこの数年間エロ小説を書き続けてきた。強いて付け加えるなら、「性癖が曲がっている奴」はみんな供給に飢えているので、新参の創作者が現れると上手下手にかかわらずチヤホヤしてくれる。そのため、マイナー性癖ジャンルでは他のメジャージャンルよりもやる気が維持しやすい(多分)というところがある。

 それで、テーマで『エロ小説の書き方』と言っているので、書き方の話をしよう。とはいえ私は趣味で書いているアマチュアなので、基本的には頭を捻ってあーしてこーして……というような試行錯誤はない。書きたいものを書きたくなったら書く。じゃあどんなときに書きたくなるのかというと、大体、AVで好みのシーンを見つけたときである。

 私はAVだと和製より洋製を特に好んで観る、というか和製のAVはほとんど観ないのだが、和ポル洋ポルの最も大きな違いは、設定の濃さにあると思う。和ポルは設定が濃い。登場人物には大体キャラ付け(淫乱女教師とその生徒とか、団地妻と宅配青年とか)みたいなものがされていて、女優も男優もそのキャラ付けに則した台詞を喋る。喋りすぎっつーほど喋る。それで、SKB(スケベ)も唐突に始まるのではなく、それなりに経緯がわかる導入があってから、SKBに入っていくのが大体である。まぁ唐突に始まるものもたまにはあるが、そういうのは大体登場人物が冒頭で簡単な状況説明っぽい台詞を言ってくれる。

 一方洋ポルは設定が薄い。ほぼない。普通のSKBものでも大体女優か男優が単体で「今日はこんな相手とこんなSKBをしていきます!」と意気込みを発表した後、相手が画面外から唐突に現れてSKBが始まる。和ポルでは性癖のカーブがキツい、フェチ強めのものになればなるほどシチュエーション解説がしっかり丁寧にされる印象があるが、洋ポルでは例え褌姿の白人男性が全身に掃除機をかけられるAVであっても、特にそこに至るまでの経緯や登場人物たちのバックグラウンドの説明はなく、掃除機のスイッチが入るシーンから唐突に始まり、そして一体どこが山場だったかわからないうちにスイッチが切られて終わる。

 ん!?話が大脱線を起こしている。

 どういうときに書きたくなるか、だったか。つまり、洋ポルはプレイだけで設定がほぼないので、好みのシーンを見つけたとき、「この人らはどういう経緯でこういうことになってしまったのかな?」と考える余地があり、その想像から、「小説にしたい!」という気持ちに発展するわけである。

 ………意味分かる?うーん、普段だったら聞いてくれる人にわかりやすいよう、ウィットに富みつつクールでスマートな具体例を挙げて説明するのだが、今は理由あって(詳しくは後述する)時間が無いので、このまま突っ走らせてもらおう。

 要は私は、エロ小説を書くときは大抵山場になるプレイを洋ポルから拾ってきて、「どういう人物たちとどういう経緯だったらあのプレイを盛り込めるか?」と考えながら書くということである。

 どうだろう。役に立っただろうか?みんなもこの話を聞いてエロ小説を書いてみたくなったらぜひ書いて、どっかにアップして、twitterのDMとか何かで教えてほしい。私はジャンル別にpixivのアカウントを3つ、カクヨムとnoteのアカウントを2つずつ持っているので、とりあえず読んでいいね!とブクマを押しに行く。

 話は変わるが、チマチマやっている絵を描く趣味をより発展させるために、iPad ProとApple pencilを買った。初めこそ、搭載されたテクノロジーに私の知性が追いつかず手こずったものの、Google先生の力を借りてある程度の調伏を完了した今、めちゃくちゃ便利に感じている。色んな画材を買って揃えずとも、アプリを使えば線の太さも色も自由自在に操ることができるし、何より、描いた絵をネットにそのままアップできるのが嬉しい(今まで絵を描いたら毎度コンビニまで行って一回30円かけてスキャンしていたのだ)。

 ただ、一つ誤算だったのが、私は周到な支出計算と財政計画の上でこの文明の利器の購入に踏み切ったつもりだったのだが、『2枚あるクレカの片方の引き落としを計上し忘れる』というちょっとした大エラーにより、今月と来月、我が家計が火の車に陥るという爆笑ハプニングが起きてしまった。この言い方だとわかりにくいか?要は普段使ってない方のクレカの引き落としが6万あるのを丸々忘れてiPad買っちゃったってことである。クソ、そういや先月旅行に行ったんだった。オーストラリアはJCB使えんから、普段使ってないVISA使ったんだった……。

 というわけで、今月そして来月は少しでも収入を増やすため、利率が多少良いエロ小説創作の方に尽力しており、あんまりブログを書く時間が取れないのだ。普段1記事を書くのに3、4日かけているのだが、今回の記事は史上最速の50分で書いて推敲もせずに投稿する。

 今、脳裏に「慌てる乞食はもらいが少ない」という西洋の諺が思い浮かんだ気がするが、私は洋ポルが好きなだけで日本人だから関係ないだろう。もう、知らん!畜生!

 最後に、その赤字iPad ProとApple pencilを使ってこのブログの更新通知用twitterアカウントにて絵日記を始めたので、興味の有無にかかわらずフォローして読んでほしい。以上である。


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飯田仲(いいだ なか)

飯田仲(いいだ なか)といいます。仙台に一人きりで暮らす貧乏な若者です。はてなブログでオンザソファという雑記ブログを運営しており、そこの記事を再掲しております。 絵とかもそのうちアップします。
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