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裸でも生きる。生きた時間を増やす。

「働く女性のロールモデルを探すにあたってヒントになる本」と考えたときにDeNAの南場さんやトレンダーズ・キッズラインの経沢さんの本も以前読んだしすごくよかったんだけど直感的にマザーハウスの山口さんが浮かんだんですよね。

マザーハウス

「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」
という理念で2006年設立、2007年に入谷に直営店オープン。
代表の山口さんは僕の2歳年上で僕が起業したのも2007年なので近い。
この「裸でも生きる」という本が出たのも2007年。

泣きながら乗り越える

もう15年前、にこの本を読んだ時は会社をするのがこんなに大変なのものとはわかっておらず感想を言葉にすると「泣くシーンめっちゃ多い」ぐらいでした(失礼)15年ぐらいぶりに再読したんですけどこの本は何かに挑戦しようとするんだけど理不尽にあって心が折れそうと思っている人に元気を与える本なんだと思う。

色んな困難を乗り越えながら必死で発展途上国に工場現場作って、国の政治ストライキで現場に行けない日が続いて電話でやりとりしてて、数日後現場に行ったら誰もいない。人間不信になる。そりゃなりますよ。それでも諦めずに残り超えて次の道を切り拓く。僕も人間不信になりそうなことありましたけどスケールが違い過ぎるし全然やりきれてないって思いました。

「ババ抜き」型のビジネスを変える

一気読みした

「裸でも生きる」は1から3まであるんですけど全部読んで今はこれ読んでます。

「ババ」とはものづくりの過程における赤字のことだ。生産する工場、商品を検品する業者、働いている労働者。誰かがババを引く、つまり損をしないと、コスト感覚が厳しいバイヤーの期待に答えられないという意味だ。

ものづくりの過程でだれかが損をすることが当たり前になっていたりするが、それを変えたいというのはTimeCrowdで作り出したい世界だと思った。
(もともと発注側がリスク取らずに受注側が残業カバーで納品するのおかしいと思ってタイムチャージ受託開発事業するためにTimeCrowdを作ったという経緯もある)

お店は常に予約対応で、お客様には2ヶ月後に商品をようやく手にしていただく状態が続いていた。そんなときにバングラデシュの工場サイドは日本の販売サイドに足を引っ張るまいと、自分たちの判断で連続残業を深夜までやっていたことが後からわかったのだ。
その実態を知って、私も副社長の山崎も激怒した。「そんなことが、販売サイドのためになるなんて、大間違いだ!」
(中略)
当時は100人くらいの工場スタッフの前で「日本側が求めているのは健全な労働であり、健全な体力と精神で最高のものづくりに打ち込むことだ」と告げた

この話、ものづくりの各工程にかかった時間をTimeCrowdに記録できれば求められている生産量に各工程の平均時間を足し合わせたものをかければ生産スケジュールを予測でき、それと乖離したらすぐにわかる仕組みが構築できると思う。(やりたい)

出会いは「確率論」

私自身、途上国で、詐欺や汚職も多い中、信じていた人から裏切られて失望する経験も幾度となくしてきたが、現在、生産地と販売地が9カ国になっていて、どの国にも心から信頼できるパートナーがいる。それはなぜか。

私の答えはシンプルだ。

「出会うまで出会いを求め、探し続ける」
出会いとは、単純に確率論なのだ。

(中略)

100人でダメなら200人会ったらどうか。とってもシンプルだ。

2007年に起業したときは1人だった。
次に入ってきたのは妹だった。
その次は大学の先輩だった。

その後もご縁ベースで人は増えたけど
「計画採用」というものをしたことがなかった。
去年2021年に初めて資金調達をして
「採用計画」というものをたてて採用活動した。

たまたまYOUTRUSTのおかげでとても優秀なメンバーに巡り会えて
自分がやっていた業務を巻き取ってくれて一緒に
事業計画をブラッシュアップしてくれている。

事業計画を更新すればするほど、実現しようしていることに対して仲間を増やす必要性を感じる。

僕たち、長く時間をかけていこうと思っているので是非お気軽にDM頂ければと…!

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