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八月の宿題と、あれこれの進捗

『ブルー・ピリオド』
に触発されて、安易に決めた八月の宿題は、いまだに高揚感と熱を保っている。冷めやすい自分にしてはわるくない。
まだ始めている、と言えるほどの地点にたどり着いていないおかげに過ぎないかもしれないけれど。

1日1写真を、思いがけずちゃんと続けている。
実は7月30日からすでに始めているこの写真は、まとめてここに上げようと思っていて、しかるに個人の特定できない範囲で写真をとるというのはなかなかにハードルが高く、結局、どことも知れない山野の草とか、さもなければ家の中のごくごく一部、みたいな、えらくせせこましい写真を日々とっている。
もの凄い速さでネタ切れしそうではあるのだが、今のところ、これはこれでけっこうたのしい。
日常の中で自分が反応する陰影や構図や色彩について、俯瞰してみたいという欲はそろそろわいてきた。

スクラップブックを買った。
コクヨのあいつだ。背表紙を見ただけで小学校時代のトラウマがよみがえり、急速に心が萎えていくことには気づいたが、勇気を奮い起こして買った。棚にあったいちばん小さいサイズを買った。
恐怖のあまり、A4サイズのスクラップブックに見えていたが、確認したところB5だった。
どうにも信じられず、大学ノートと並べて確認した。やっぱりB5だった。
とすると、同じ棚で気がふれているとしか思えない巨大さに見えていたスクラップブックは、もしかしたらB4 ですらなく、A4だったのかもしれない。

ページ数も、買う前にしつこく確認した。
買った後も未練がましくもっと少ないページ数のものはないのかと散々勘案したが、どれも台紙は28枚だった。
コクヨのスクラップブック以外を購入するという方法もあったかもしれないが、こいつ相手でなくば小学校時代のリベンジは成されないのだ。

ところでこれ、毎日2ページ埋めないと、埋まらないのか。ヤバいな。

デッサンの本を買った。
『いちばんていねいな、基本のデッサン』(小椋芳子)
Amazonで売っている中で一番本当にまっさらの初心者向けっぽいのを買った。
そわそわしながら届くのを待っている。

まっさらの作業机を用意した。
自分の性質上、余計なものが乗っている机では、ろくに何もできないだろうと想像がついたので。
ほったらかしだった大きな折り畳み机を、元より通路を確保するのが精いっぱいだったモノだらけの部屋のど真ん中に広げたら、案外座りがいいような気がした。
どうせ部屋に転がしておくなら、もっと早くに使ってやればよかった。


さて。スマホの無為な使用に制限をかけつつ、なにかその時間を有意義に使おう、という試みの現状についてだけれど、今のところあまりルールは守られていない。

特に筋トレはまったくしていない。そもそも自宅で筋トレをする、という思想そのものが、意識に刷り込まれていない。ジム通いを復活させるべき、とまともな方の自分がしきりに主張しているが、もう少し試行錯誤してみてもいいのでは、と、時間と資金を惜しみがちな方の自分が抵抗を続けている。
ついでに英語学習も相変わらず先延ばしだ。みごとにノルマが積み重なっている。ノルマというよりもうカルマだ。このままだと土曜日は4日分やることになるが、果たして本当にこなせるのか。

一方で、まったく意識をしてないわけではないようで、使用時間は一日あたり平均20分ぐらい減った。

やるじゃん、めっちゃやるじゃん。
筋トレも2回はやったから、ゼロよりはだいぶすごいじゃん。天才かよ。

とはいえ、日曜日いっぱいまで待ってみないと、厳密な1週間の比較結果は出せないので、もう少し様子を見ることにする。


金銭を与えると確実にえさ代になります。内訳はだいたい、本とコーヒーとおやつです。