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『鉛筆とねりけし』

前回までのまとめ
思った以上に当てにならなかった自身の意志力。しかしそんなことはわりと気にしていなかったし、何なら織り込み済みみたいな余裕をぶちかましていた。それどころか安易に漫画に触発されて『八月の宿題』と題したミッションを新たに生み出してしまう。


というわけで一週間の収支報告
土曜日を終えた時点で計算したところによれば、一日あたりのスマホをいじる時間が、20分...厳密には平均19分だったが、短くなったことをまずは過大に評価したい。
ブラボー素晴らしいさすがすぐに成果を出してのけるぜ最高
英語は、ノルマガバガバになるかと思ったけど、とりあえず何とか一日分遅れぐらいでくらいついてるぞ、凄いぞ偉いぞよくやってるぞ


ところで、未だ何をしたとも宣言できない状況にもかかわらず、あれだけ怯え切っていたスクラップブックのページを埋めるアイディアが生まれたので、一転とても前向きな気持ちになっている。
部屋の中に転がっているいろんなものをさ、概ね郷愁とともに残してあった種々を、処分しつつその残滓というか未練みたいなものを張り付けたらちょうどいいんじゃないかと思ってんだよね。
どうせスペース上の問題で、ある程度処分せざるを得ないんだし。まあなんというか一挙両得的なアレよ。片付ければ片付けるほど、台紙が埋まるんだぜ。
天才かよ。
たぶんこれで、台紙10枚分ぐらいはやっつけられる。
残りは、やってるうちになんか思いつくだろ。俄然いける気になってきた。

まだ何一つ張り付けてないけど。


デッサンの本こと『いちばんていねいな基本のデッサン』が届いてイエーイという気持ちになり、早速ぺらぺらとめくってみたところ、4Bの鉛筆とか、デスケルだとかの、耳慣れないワードが頻出していることに気づく。
全く全然気づかなかったのだが、改めて初めの方から目を通してみると、一覧で道具に言及したページがあった。危うく気づかないまま適当に思いつくまま描き始めるところだったぞ!

鉛筆ね、そんなんふつうにどこのご家庭にも…なるほど、なるほどね。4Bとかね。なるほどね。
画用紙…画用紙か…考えたことなかったな、コピー用紙ならいくらでもあるけどな…コピー紙でもいいかな…。
カルトン?カルトンって何?画版?画版ってなんか中学校ぶりで聞いたわ。マジか。確かに言われてみるとそういう感じのやつ欲しいよね。したらなんか適当な板にクリップでも留めるべ?
そんで練りけしか、小学校のころ、匂いつきのやつがすごく流行って、友達の持ってきたやつと、色やにおいを混ぜで遊んだりしたっけな、とかそういうイメージしかないわ。大体混ぜると色が濁るんだよな。練りけしの正しい使い方を学ぶ人生初チャンス来ちゃったんじゃないこれ。
フィキサチフはまあ実際に描いてみてから考えよう。

あっところでデスケルってもしかして、デッサンスケールの略なの?

という、割とこれもゆるゆるな感じで考えて、とりあえず最低限どうしても必要になりそうな、鉛筆とねりけしを調達してきた。


ここまでのところ、実際に一番具体的な結果につながっている、と思える試みは、この一連のnoteの作成かもしれない
毎日とはいかないにせよ、何かしら進捗にかかわる報告をせねばならない、という状況は、常に現状の総括と可視化を迫る。特に何も変わりありません、というのではつまらないから、書くネタを確保するために、変化と前進を余儀なくされる。
書くために前進し、前進するために書くというサイクルは、今のところかなり建設的だ。

限られた時間で文章をまとめる訓練にもなっているのでは?とも思いたい。
文章としての完成度はひどいものだけれど。
なにごとも、思いつきだけが先走って、リビドーの後押しが去ったらたちまち忘れ去るような人生を送ってきた自分にとっては、大きな意味のある形の前進に思える。

…いやいやまてまて、まだ早いぞ、意味があると定義づけるのは、まず一つでもいいから目標を達成して、それからにしような。そういうとこだぞ。

ところでこのカルトン、なぜか露伴先生がレビューしてんだよなぁ。






金銭を与えると確実にえさ代になります。内訳はだいたい、本とコーヒーとおやつです。