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旅する囲碁カフェ~香港3日目~出会い~

はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
カフェと囲碁ひだまりのMayuです。
将来囲碁カフェを海外に作る!と決めて、視察に出かけた香港旅行記3日目です。

以前の記事はこちらから

準備編
1日目
2日目



1.大切な出会い

久しぶりに長時間熟睡して満足。
6時台に起きれたので、スターフェリーターミナルまで散歩をする。
腫れていてとても気持ちがいい。
毎朝おきたら海を見に行こうと思う。こんな環境めったにない。

海岸線沿いをあるくものの、暑くて汗がとまらない。
そのまま行くとどこまで行くのか興味があり、ひたすら歩く。
結局大きな橋を渡り、Hung Hom駅まで歩いた。
見知らぬ景色のところをぶらぶら歩くのは気持ちがいい。

疲れたので電車で戻り、ホテルで一息。

今日は友人のステファニーと会う。
彼女と実際に会うのは初めてだったけれど、不思議と緊張はなく、楽しみが勝っていた。
ランチで何を食べたいか?と聞かれていたので、Local Foodといったら、
昔ならではの中華料理のお店を見つけてくれた。

SHEK KIP MEI駅で待ち合わせて、時間通りに会えた。
コロナウィルスの影響でどこもかしこもマスクの人だらけ。
ちなみに、香港ではマスクは手に入るけれど、一箱$300(4500円)する。高級品である。

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ステファニーの案内でレストランに向かう。
このエリアは古い建物が残っているといっていた。
確かに尖沙咀と比較してまださほど大きくない住居もたくさんあった。

レストランは大繁盛で満席だった。

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席に着くとお茶とお皿がだされる。
そのお茶でお皿を丁寧にあらってくれた。


彼女は幼稚園の先生をしている。
とても流暢な英語で聞き取りやすかった。

彼女は中国の出身。
今まで中国の人にいいイメージがなかったけれど、
それは出会ってきた人がよくなかったからだとわかった。
彼女から語られる中国の話は悲しい話が多かった。

一人っ子政策というものが特に衝撃をうけた。
2人目のこどもができた場合、殺されることもあるといっていた。
だから自分の兄弟のこどもとして、隠して育てることもあるそうだ。
また出産した女性がもう二度と妊娠できないように、
出産と同時に手術することもあると言っていた。

人間の命に関しては、神の領域だと思って生きていた。
それを政府がコントロールする国が近くにあるなんて。

ステファニーは自分の国のことを恥ずかしいといっていた。
抜け出したくて香港で仕事を見つけて引っ越したとも。

話を聞いて彼女の手助けになることはあまりないかもしれない。
だけど生きることを保証されている日本に生を受けたこと自体が、とてもありがたいと感じた。

日本にいると平和ボケになってしまい、
日ごろの小さな悩みで心を動かされてしまう。
だけど、命を取られることのない国に生まれたのだから、
ステファニーや身近な人たちが勇気をもらえたり、笑顔になったり、元気になれるような話をできる人になろうと、改めて思った。

自分のミッションである”挑戦できる世の中を作る”
というのはそういうことだと思う。

そんな壮大な話だけでなく、彼氏はいるのかどんな人が好きなの?という恋愛話にも花を咲かせて、
あっという間にランチがおわった。
彼女が日本に来たときは、盛大におもてなしをしたい。

わざわざ尖沙咀の駅まで送ってくれた。
仕事で悩んでいたけれど、いい方向に向かうといいな。

2.唯一の観光

今日は屋根なしバスに乗って観光をする。
スターフェリー乗り場に受付があるのでそこでカールと落ち合う。

バスは3つのルートがあったけれど、
今回電車では行けなさそうな香港島エリアを選んだ。

ツアーはAberdeen&Stanleyツアーと行って、香港島南のビーチを周って帰ってくるエリア。
出発まで時間があったので、ウィンドーショッピングをする。
また、かねてから食べたかったジーダンザイというベビーカステラを食べる。大好きな栗味をチョイス。うまーー!

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そしてバスに乗り込む。乗っているのはなんと私たちだけ!貸し切り!

出発は香港島側のスターフェリー乗り場から。
天井がないので風がすごいけれど、とても景色がよく楽しかった。
まるでジェットコースターのようだった。
トンネルをくぐり、アバディーンエリアへ。こちらではビーチで楽しむ人たちがたくさんいた。

ビーチといえばBBQですが、日本とかわらずこちらでも音楽を聞きながらBBQをしている人がたくさんいた。
バスにはイヤフォンがあり、日本語で情報をきくことができる。

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山道はとてもスリリングで高所恐怖症の私にとっては怖くて仕方なかった。
だけど、サンセットの時間になるとそんなことも忘れて、じーんと来るものがありました。

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あっという間にツアーの90分が終わり、フェリー乗り場にもどることに。
ずっと風をうけていたので寒い。

フェリーでKawloon地区にもどり、おみやげを見て回る。
ドン・キホーテに立ち寄るも日本のものばかりで驚く。

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↑朝からドンキに並ぶ人の列。
香港のコンビニには日本のお菓子が普通に陳列されている。
香港に買ってきたお土産もドンキで売っていてちょっと悲しくなった。


3.過剰サービスの高級中華

その後昨日いけなかったレストランへ。
ここにきてまた一つ学ぶ。
飲茶というのは基本的に朝と昼に食べるもの。
夜は大きなお料理を取り分けたりして食べるということ。
朝も昼も夜も飲茶だと思ってて恥ずかしかった。

ゼロが一つ多いお値段のかなり高級店なので店員がたくさんいる。
お客さんは飲茶をおすすめしてくれたけれど、
ディナーできてしまったので大皿を頼まなければいけない。
結局、スープ、春雨、かたやきそばを注文。
高級店だとお皿を洗うお湯やお茶はない。

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ちなみに、私たちともう二組くらいしかいなかった。
というのも、このお店はチェーン店の2店舗目。
本店でコロナウィルス感染者がいたらしく、そちらを一時休業したため
イメージダウンでお客さんが少ないのでは?とカールはいっていた。

なるほど。ここはそれなりに有名なので観光客が多いらしい。
しかし、観光客は私しかいなかった。
日曜日の夜にこれは痛いだろうな。家賃も高いだろうに。

食事はというと味はなかなかおいしかった。
しかし、店員が1メートル後ろに2、3人いて、
仕事をするのを待ち構えてじろじろ見てくる。
じっと見られて食べるというのは、あまり気分のいいものではない。

お茶を飲み干すと1秒後にはまた注がれ、
お皿があけば0.1秒で片付けられ、全然落ち着かない。

その話をさんざんカールにしてしまい、申し訳ないことをしてしまった。
ここは私のおごり!といっていたのにトイレに行っている間に支払われてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい。

4.ナイトマーケット

大量に食べたので歩いて消費。
テンプルストリートナイトマーケットに行く。
カールは普段オフィスワークなのでこんなに歩かないので辛そうだった。
ちなみにこの時点で今日は17キロくらい歩いている。

ナイトマーケットはブランドのフェイク品などが売られていた。
↓コロナで早じまいした別のナイトマーケット

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また中国茶を飲むための食器などもあった。
昨年断捨離したので、何も買わず、ただ眺めておわってしまった。

一通りぐるっとしてホテルに戻る。
今日は旅行のなかで一番歩いた一日だった。
あと二日、楽しもう!

サポートして頂いた皆さまには後悔させません!