子どもの強迫性障害は治った

どうも、こんにちは。

ささやかな文章を拙い力で書きます。

子どもの強迫性障害というテーマですが、
私には子どもがおりません。

そして、私自身がその病気で病んでいました。

しかし、現在は全くと言っていいほどあたかたもなくその病は消え去りました。

なにがきっかけ?いつがきっかけ?というのはよく分からないけれど、自然と治るものなのですね~。

強迫性障害を発症したのは小学生くらいからです。
物心着いた頃から潔癖症はありました。(トイレや浴室が苦手でした。)

強迫性障害の症状は、
・何度も手を洗う
・鍵を何度もかけたり開けたりする
・玄関から家へ入る時も入る足や上手く入れた、など謎の基準がある
・階段を数えて昇り降りする
・ものを書く時もテストや授業のノートも謎に数を数えながらする(絵描きなど熱中している時やスポーツしている時はない)
・何度もおでこを動かす
・気に入らないと、頭を振る (チック症?)
・いきなり嫌なことが頭を過り、歩くのをやり直したりする(願掛けの逆?嫌なことが過りそのまま歩いたり行動すると、取替えのつかなくなる気持ちに襲われる)
・風呂場で体を拭いていると嫌なことが頭を過り、風呂場から出るまで1時間かかる
・常にいい状態でいたい
・夕飯ができてきも、いい状態に心を持っていかなければ、食べることが出来なく、いつまでも動かないと心配されるため、寝たふりをして、体型が痩せすぎになった
・謎に嫌なことが頭をよぎる

などがある。
今振り返ると、よく生活出来たなー、と笑えます。

当時の自分は、笑っている自分を殺したくなるでしょう。

さておき、これらの原因って何かな?って考えてみました。

原因はズバリ
生まれつきの遺伝と周囲との関わり方でしょう。

①遺伝子
生まれつきの遺伝というのは、
家族も多少、その気があったということです。
私も家族も勉強はそれなりにできたほうです。
とくに家族は皆かなりできます。
ただ、繊細であったり軽度の強迫性障害を子供の頃に発症していたようです。

私も、物心着いた頃から劣等感が強かったり、臆病で超内向的な性格をしていました。周りの同年代くらいの子供たち全員が恐い人に見えました。
とても愛されて育った割には自分に自信がなく、家族の前でしか喋れないほどでした。いちいち、これ言ったら嫌われるかな?とかって。(今の私はズバズバベラボーに言いますが(笑)人見知りもせず、自信があり容姿も後天的に全て獲得していきました)
このように、どのように?まあとにかく神経質であったのです。

②周囲との関わり方
大人しい性格が災いしてか、保育園という生まれて初めての他者と交わる場所が非常に恐ろしかったです。子どもながらに、保育園とは奪い合う場所だと実感しました。持つものが持ち持たざる者は持つことが出来ない、そんな世界です。そこに置き去り(預けられただけ)にされたら、本当に毎日が怖かったです。他者に傷つけられ、何もしていないのにひっかかられ、(保育士経験があるので分かりますが、それは幼児特有のひっかきだったのですね。けれど大人しい子供にはそれが強烈すぎるくらい心の傷として残りました。)本当に毎日が上手くいくことだけを願って、人間の世界はこんな地獄なんだと思っていました。そこから、小学生になっても周りの女の子は私よりも快豁で元気で自己主張が強くて本当に怯みました。毎日が楽しくない、まるで興味が無い仕事についた会社員のようでした。興味が無い人間の世につかされた人間です。今はそう思いませんが。他者との関わりや、自己主張の苦難に神経質さが悪化しました。

ビジネス書を知るわけでも、ネットを使う訳でもないお年頃なので、解決策は全部自分の頭の中で叩き出した自己流です。

そこに、暗示やルーティンというものがありました。神経質な私はどんどん自分の強迫性障害が悪化し、それに縛られていくようになりました。

さぁ、これらが良くなっていくきっかけがあったか、そしてそれが何だったか考えてみました。

きっかけは、ズバリ
野外部活動と成功体験です。

①野外の部活動
部活動のおかげでかなりは治ったかな?と思います。大体の潔癖症それに付随する強迫観念は治りました。だって、野外の部活をしていたらそんなの気にしていられないですからね。そんな暇はない!それに熱中している時は忘れられますからね。
ただ、問題がルーティンというものがあります。バッターボックスには必ず左足から入るみたいなやつ。私はやはり、それらをしてしまうんですね。もちろんプロの世界でも多くの人がやっています。悪い訳では無いのですが。精神安定している人がやればいいのです。私は、部活動にのめり込みすぎて、それが全てになり感情を消してロボットになったイメージで取り組み、それはそれで、自律神経失調症と燃え尽き症候群を発症しました😅極端すぎるんです~。まあ、ここまででも、強迫性障害は5割治ったと言ってもいいくらいです。
(失敗してそれも、大胆な失敗をして学んで上手になるタイプなんです😅まだ20代だからこれからの失敗はどんなものなんだろう、ワクワク)

②成功体験
高校くらいまでは、もう強迫性障害の症状が面倒くさくなりそれがなくても大丈夫と思い込むようにしました。カンペキにはもちろん治りません。
けれど、もう高校までに散々な目にあった結果、ここの地(地元)では合わないんだと知って、出ていくことにしました。そして、違う地に行ったら全てが上手くいくと暗示をかけてワクワクしながら過ごしました。そして、進学を機に違う地に行ったら、暗示以上に物事が上手く行き始めました。そこから、精神はかなり安定してきて、小さな成功をする感覚を知りました。もうそこからは、ほぼ全て治りました。
ただ、地元に戻ると、なぜかまた強迫性障害が軽く復活します。そして、精神も衰弱します。だから、長い時間は滞在できません。そして、違う地に戻ると復活をします。病は気からといいますが、病が気なので、そうでしょうね、と言えばいいのでしょうか。

さて、現在は?

現在は、強迫性障害はほぼありません。

性格もすべてが真逆になりました。無理をしてそうしているわけでもなく、全て後天的なものです。

ただ、今でも未来志向であったり、
今を楽しむことより、最上主義であるので常に先のことを考えてしまいます。
そして、何にもなれなかったら、生きている意味ないと思うこともありますし、焦燥感もハンパじゃないです。

やはり、ちょっとズレていると言われることも無くはないですが、行きづらい訳では無いし、周囲とは上手くやれています。

よく、ここまで来たなと思います。

お子さんがもし、私みたいに、そうだとしても
なんやかんやの道を辿れば落ち着くと思います。

そして、周囲の人がそんな子供の様子を否定しないことも大事です。何も気にしていないフリをするのです。言われると、引きずっちゃいますからね。

今だから言えるのは、普通に生きてて良かった笑
別に死ぬくらいなら逃げてもいいと思います。

環境からも義務からも。

ではこのへんで!