2020年、中小企業診断士二次試験に落ちて感じた「守り」の大切さ〜人生どうでも飯田橋〜

こんにちは、りほ🥖です。
はじめてNote書きます。書こう書こう思ってたけど筆が重くて持てなくて2年ほど経過しました。ようやく書きます。


昨日、令和二年度の中小企業診断士の二次試験合格発表がありました。(令和元年に一次試験は通過済み)

結論から言うと、私の受験番号はありませんでした。落ちたかも、と思って期待しないようにしていたのですが、やはり期待していたようです。結構ショックでした。

ラーメンやけ食いしても味がしなくて、ケーキ爆買いして会社に行ってもちょっとしか食べれませんでした。(ラーメン食べたからだけど)
夜は気心知れたお店でイタリアンおなかいっぱい食べて、御茶ノ水から新宿区の自宅までLiSAの炎を爆音で聴いて歌いながら歩いて帰りました。
帰り道で歌いつつも考えたことを忘れないようにしようと思い、人生初のNoteを書きました。
ちなみに当日夜から書き始めたのですが、ほろ酔いと疲れでお風呂で寝落ちしながら書いてたので最初のタイトルは「中小企業診断士の二次試験に落ちて、人生どうでも飯田橋」でした。さすがに修正しました。

写真は夜の九段下あたり(飯田橋ではない)

話の趣旨としては、診断士二次試験って、基本を忠実に守れる素直な人が受かるんじゃないか?と思ったこと。
「守破離」を大切にしないと私の成長はここで止まるかもしれないと思ったということです。

守破離って言葉、皆さんご存知ですか?
私は知らなくて、最近会社の上司に教えてもらった言葉です。

以下Wikipedia先生から引用
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守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したもの。

修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。

師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。

さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。
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なんでこの言葉が出てきたかっていうと、
最近仕事の面でも変化があり
長年営業をやった上で、つい最近コンサル業務をやるチームに異動があったのです。
その際、まずは自己流ではなく、業務を型通りに行う「守」を意識して、そこから自己流を取り入れていってほしいと、新しい上司からアドバイスを頂きました。そのことを思い出したからです。

最初はせやね!くらいに思っていたのですが、だんだんこの言葉が重みを増してきました。というのも、私は昔から人に教えてもらってそれを素直に守るというのが、実はとても苦手だからです。これは、子供の頃から。
仕事でもなんでもそうですが、目標を与えられて、やり方は自由、よーいドンの方が好きです。自分の好きなやり方でゴールに辿り着きたいとついつい思ってしまう。
私が長年やってきた法人営業は、これでもうまく行きました。しかしこれも思い返せば四苦八苦しながらだんだん型に近いやり方に辿り着いたからです。誰かに指南してもらっていたらもっと成果を出せていたのかもしれない。


診断士試験は、Twitterやnote、その他メディアで合格者たちがたくさん情報発信をしています。
私、たくさんそうゆう情報に目を通したのに、参考にしたのは参考書だけなんです。

この予備校が良いとか、他の受験生と解答を見せ合って論理が破綻していないか指摘し合うとか、この動画が良いから見たほうが良いとか、たくさんの人が発信してくれていたのに。

もちろん全部全部やってたらキリがないので良し悪しですが、私は人と一緒に勉強するのが苦手だとか、いろんな方向性の解説を聞いてしまったら混乱するとか、言い訳をつけて、思い込みで自分の都合の良い情報しか受け取らず、やりたい参考書だけやって、予備校も通いませんでした。

守破離の守を徹底する前に、こっちの方法の方が自分に合ってる、楽にできる、早くできる、という思いから破に入ってしまう。悪い癖です。他の人が自分より効率的で良いやり方をしていても、自分のやり方に固執してしまって気が付きにくくなります。

もしかしたら自分で四苦八苦した方が身になるかもしれませんが、でもでもこれは年に一度しかない試験です。ましてや正解の発表されない診断士二次試験。自己流を続けていてもいつまで経っても正しいやり方には辿り着けないかもしれません。

今回試験に落ちて、やっぱり自己流の限界を感じました。基本に忠実に、守りを大事に、受かった人たちの実績をもとに学び、誰かから間違いを指摘されそれを受け入れながら、これまでのやり方を再構築して再び試験に向き合う必要があると思いました。

来年はめんどくさがらずにいくつか予備校を調べて、双方向にコミュニケーションを取れる師匠を作って、師匠の型を真似することをやりたい。仕事でもちょうどそうゆうタイミングなので、2021年はプライドみたいなものは一度捨てて、人の言葉や教えを素直に吸収できる1年にできたらと思います。

ほんとは苦手だから、1年だけ。意外と大丈夫だったら延長しようっと。

まずは、師匠探しから。TwitterやNoteを漁って良い予備校や先生を探してみようと思います。おすすめがあればぜひ情報ください!!

最後に、2次試験受かった皆さんおめでとうございます!!この試験に受かる人のことを本当に尊敬します。
そして全受験生の皆さんほんとにおつかれさまでした!!

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