イランvsイングランド、セネガルvsオランダ、USAvsウェールズ

イランvsイングランド

  • アジアトップのFIFAランク21位

  • 堅守に定評があるチーム

  • 普段の4バックを捨てさらに守備的な5バック

なイランがどこまでやれるのか、明後日の仮想ドイツvs日本として考えると我らとしては注目の一戦。

イングランドは普段の3バックではなく4バック。ダブルボランチに19歳ベリンガムとライス関町を置いた4231。


右SBはジェームス、ウォーカーとレギュラー候補が二人も怪我してるのにまだトリッピアがいる層の厚さ。
ベリンガム以外は全員プレミアリーガーである。

イングランド代表の選手

開始から圧倒的にボールを保持するもシュートまで行けないイングランド。ここまではイランペースと言ってもいい。
・・・と思えたのも30分まで。ここから一気に3点連取。
3点目はイランディフェンダーの集中ミス。目離したらそら決められる。
アジア予選で堅守を誇ったイランの姿はいずこへ。攻撃も守備もプレー強度がえらく低い。

しかし気持ちの強いイラン、後半から3枚替えしてハイプレスを試みるもわずか5分程度で失速。
そして心が折れかけるイランの前に現れたイングランドの交代選手は・・・

フォーデン
グリーリッシュ
ラシュフォード

「こんなのおかしいでしょうよ!」とクレームの電話を入れるレベル。
結局6失点で終戦。いやラシュフォードの得点を導いたケインのポストプレー上手すぎ🤣🤣🤣
さすが吉田麻也が一番プレミアで嫌だった男。
昨日からの2戦で8点取られたアジア勢(中東勢)、大会後に炭鉱に連行されるのも時間の問題である。
だ、大丈夫・・・こっちにはアーセナル冨安がいるから・・・:(´◦ω◦`):

アジアは次回大会から一気に出場国数が増える。
残された日本&韓国が結果を出さなければ世界におけるアジアの存在感が軽んじられ、W杯の威信にも関わってくる。。
明後日、なんとしても虐殺だけは避けたい次第である(´-人-`)ナムナム

セネガルvsオランダ

これを見て初めて「あ、W杯だw」とみんな気付いた一戦。
好調オランダにエースマネを欠いたセネガルがどこまでやれるのか。

セネガル代表の選手

ファンダイクを真ん中、トップ下にマリスミゼルのガクポを置く352に対し、433で迎え撃つセネガル。
両チームとも個人能力、組織力とまったく互角の一進一退の攻防が続く。
セネガル相当強い。さすがアフリカ王者。「アフリカも組織的になったよなあ」と思わずにはおれない。
4年前だが日本は本当にこのチームに引き分けたのか。。。
しかしフレンキーは最高だ。
こんな色気のあるプレーをする選手が他にいるだろうか。真面目そうな見た目なのにプレーの選択がファンキーでヤンチャなのがいい。
と思ったら絶好のカウンターチャンスでコネて逸脱www ちゃんとせろやwww

後半、セネガルのいいカウンターが何度か炸裂するもオランダキーパーが好セーブ連発!
うおおお!こいつやるやん!どこのチームなん!!?

言われようがヒドいwww
しかも代表キャップ0てwww 大胆にも程があるファンハール🤣

そして後半に入っても時折得意のドリブルを織り交ぜオランダのチャンスを演出する司令塔フレンキー。

フレンキーさん!それは玉違いですわ!ボールに食らいつけってそういうことやない!


閑話休題。後半の後半、体力が切れてきたのかややオランダが支配する時間が続く。
まあ、このレベルなら引き分けが妥当か🤔
世界中がそんな気分になってた矢先にマリスミゼルのガクポがゴール!うおお!!!
痛み分けの引き分け直前の失点だけに、セネガルにはダメージがデカい。。
この試合に勝った方がグループAの1位になるだけに、何とか取り戻そうと前がかりになったセネガルの裏をついたオランダが終了直前にも1点加えて勝負あり。
後半の後半に失速したセネガルは試合内容に相応しくない無念の負けであった。
守備は良かったがフィニッシュの精度に難があったように思う。マネの不在を嘆かずにはおれない結果であった。

USAvsウェールズ

「英語圏同士だし中堅国だしプレミアの中位以下チームの選手多いし、まあ互角な感じだろ」
「9月にボコったクソ雑魚アメリカか、ベイルいる分ワンチャンウェールズじゃね?」
こう思って見始めた人が多いはずだ。
ところがどっこい、蓋を開けたら両チームの実力差は明白であった。

恐ろしく規律的に整備されたアメリカ。ウェールズは押し込まれるばかりでデカくクリアするばかり。まともにボールを運ぶことすらできない。
というか細かいパスの精度が雑で、速く正確なアメリカに手も足も出ない。
逆にアメリカの異常なプレー精度はなんやねん。パススピードが速いのに「止めて蹴る」の質がバリ高で流れるように繋いで行き、人もボールも動くいいときのアーセナルやドルトムントのようである。
前からのプレスがとにかくハマるハマる。人生で見てきた中で一番ハマってたかもしれない。
9月の姿は何だったのか。とにかく随一有能な監督である。
しかしプリシッチはいい選手やね。献身的に動くしプレーにセンスあるし、こりゃ監督は使いたくなりますわ。
このレベルの選手がレギュラーじゃないんだからメガクラブは恐ろしい。
と思ったらショートカウンターからプリシッチの完璧に美しいスルーパスでアメリカ先制。
文句のつけようがない美しさ。決めたのがジョージウェアの倅てのもウケる。
日本に蔓延る無能な2世芸能人どもに爪の垢を煎じて飲んでもらいたい。
そしてハーフタイムへ。

後半は、アメリカの体力が切れたのかウェールズの火事場のバカ力発動か、一転してオープンな打ち合いへ。
いやwwwwww ちょっと待って君らwwwww
それ決勝トーナメントのテンションやんwww
まだGL初戦やぞwww

次々に痙る足。破裂する心臓。朽ちる男気。

次は間違いなくこれである

試合は残り数分にベイルが殊勲のPKを決めて引き分け。初戦でカタールに接待PKが与えられたが、この判定は妥当なものであった。
イングランドの1位抜けが固いのでここで負けたらGL敗退の可能性が俄然高まる中、残り試合のことを度外視して燃え尽きるまでやったのは正しい判断。
まだ4試合だが、ここまでの圧倒的ベストバウトであった。
そしてこの引き分けによってこのグループの行く末は「イランをどこまでボコれるか勝負」に集約された。
3日目はついにアルゼンチン登場。ワクワクである。

ただの凡人の高齢ニート