安倍さんが暗殺された、大和西大寺駅北側に行ってきました。

名古屋から東名阪自動車道経由で関西各方面へ、蜻蛉返りで名古屋へ。
その帰宅道中で天理市経由で大和西大寺駅へ向かう強行日程。
コンパクトカーで一人で走り、帰宅まで距離550㌔。

暗殺現場は以前にも伺ったのですが、今回は天理インターを16時過ぎに降りた為に渋滞にかかり小一時かかりました。
現場には17時前に到着し、一人で手を合わせさせて頂きました。
しばらく近くから現場を眺めていましたが、帰宅時間であるためか皆さん立ち止まる事もなく足早に通り過ぎるだけでした。
前回伺った時は、幾人も手を合わせられる方をお見かけしました。
やはり時間の経過も大きいのでしょうか。
このまま風化していくのかと思うと、非常に寂しいです。

現時点ではここは道路になり、慰霊碑の設置予定もないとの事。
選挙中の遊説で、元総理が銃撃の上に暗殺された。
暴力で民主主義を阻止しようとする、そんな冒涜は絶対に許せない。
この事件は後世まで伝えていくべき事だと私は思います。

地元の方の意見で「無惨な悲劇は辛く早く忘れたい。だからモニュメントのようなものの設置には反対。」
的なご意見もツイッターで見かけました。
お気持ちは分かりますが、それでも私は設置を望みます。
辛くても忘れちゃいけない事もあると個人的には思います。

大きくなくても良いから、老人が屈まなくても良い程度の大きさで、何かの設置をお願いしたい。
現場すぐ脇の近鉄の敷地や、ビルの脇でも供養になるものが欲しい。私はそう思います。

安倍氏の銃撃現場、ガードレールを奈良市が撤去へ…来春には車道に　読売新聞オンライン　2022/12/15