見出し画像

セルフロックダウン中です。

マレーシアにおります。海外から日本のテレビを見ていると、視点がとんちんかんで、視聴する意味が解らなくなったので、日本の事情を色々自分で調べる事にしました。色んな決断やモラルが問われている。しかし不勉強な私はまずリサーチしかしないことにする。

今回のウイルス騒ぎですが、もはや王室や芸能人など関係無し、全ての方にリスクがおよんでいて怖いです。人によっては短期的、長期的、経済的、現場的、様々な視点が含まれていて、自分で考えろと言っても、問題が複合的すぎて、難しいですよね。。。(汗)

まずは日々のWHOの動向が気になっていますが、ひとまず自分的スタンスと理解を記しておくと、このコロナ騒ぎの状態は、公共福祉に関わる有事。また、それが世界に広がっていると言う事で、日本は、世界の状態の理解に務め、基本的方針をWHOや各国と共に足並み揃える必要がある。という事で理解しています。

とは言え、日本と他国では政治事情が全く異なるため、何の真似をするか、何を追わないか、プライオリティーを付ける必要があります。様々な角度で困っている人が多過ぎる。有事の際に何を確認して良いかわからなかったので憲法。自国ルール原本に立ち返り、これをザックリ見てみました。自分の答えを出すにあたり、ポイントはこれかなと思いました。

第三章 国民の権利及び義務 の所。

いかなるポイントでも、憲法を見る限り、
公共の福祉>経済活動なのかなと思いました。

では公共の福祉とはなんでしょうか?と言うと、曖昧すぎて多義的で良く解らないのですが、自由及び権利の保持義務と公共福祉性とは

ザックリ言うと、人権とは子供からお年寄りまで、国民一人一人に永久の権利として与えられ、信託されたもの。
ただし、これは不断の努力によって保持しなくてはいけず、濫用してはならず、これら全て、根本的に公共の福祉のために利用しなければならない。と言う感じっぽいです。

こちらのリンクが大変参考になりました。
https://kenpokaisei.jimdofree.com/%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6/%E9%9B%A3%E8%A7%A3%E3%81%AA%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E8%A6%8F%E5%AE%9A/
(作者の方がわからなかったので、勝手にリンクを貼っておりますが、それがダメだった場合、どなたかお知らせ頂けましたら助かります。)

今メディア、オンラインでは、様々な角度の切り貼り情報が配信されていますが、それらの情報は、自分のおかれている立場や時期や状況によって、おそらくスタンスも言い訳もぶれて来るでしょう。話半分に聞きましょう。まず自分の人としてのスタンスと立場の確認大事です。

次に、私たちが不満をぶつけている政府ですが、政府はスーパーザックリ言って、国会議員と官僚が働いていると思うのですが、この有事にスピーディーにあらゆる事をやっているのは官僚かなと思うので、彼らがやっている事に興味を持ちました。

あしたの暮らしをわかりやすく「政府公報オンライン」
https://www.gov-online.go.jp/topics/link/index.html?fbclid=IwAR2W6xYIP0IH5sDxmBuX3PEi8_eIAPvkVVGFRMqBq9aXaXqhBwyTerOgZVo

厚生労働省、財務省、外務省、さまざまな機関で働いている官僚の人達が、コロナに関してどのくらいのスピード感で働いているのが確認出来ます。見たらわかりますが、、働いていますよね。ご苦労さまです!

ちなみに外国と比べ、なぜ日本が動きが遅く見えるかについては、個人的に思う所があります。それは、日本くらい精度の高い政治システムだと、動きづらいと思うのです。これまで私もカナダに留学し、タイに留学し、マレーシアでは8年程会社を運営してみて、様々な役所に行かなくてはならず、その中で海外でのフレキシブルさは、「色んな事が個人の尺度でねじ曲げられてしまう可能性もある、ザルのシステム」とも感じています。日本のお役所の素晴らしさや、官僚やシステムなど。改めて海外から見てみると、テレビでは「やってしまった事」ばかりを取り上げ、功績を紹介しないのはフェアじゃないなー。。。と思います。今回海外でロックダウンが早いのも、ほとんどが法律がちょっとザル?と思われる国が功を奏している。その様な場合もあるのではないかと・・・(汗)

とにかく、各省庁の公式ホームページや自治体のホームページ、医療関係者を見る限り、現場の方々は、新しい事をやる暇がないくらい、目の前の事を必死にされていると想像しています。その方々が自粛を呼びかけていると言う事は、日本が法律上ロックダウンが出来ない事を政府自身が一番理解しながら、それでも事実上、セルフロックダウンしてくれー!!と言う叫びなのかなと解釈し、私は帰国をしばらくやめました。どの省も出来もしないロックダウンなど言いたくないと思うのですが、公式ホームページや広報では「自粛」や「ロックダウン」などの言葉が散見しています。

日本でもやるべきはNo!3密のお願いやロックダウン・自粛否か論ではなくて、セルフロックダウンのムーブメントかと。

加えて65歳以上、基礎疾患を持つ方のカテゴリーがどう自主隔離・防御出来るか、などなどを考える。一方で、町内会で公園を使う時間を順番に決めるなどの前向きなチェンジも。町内外には大人数で出ない。帰ったらすぐシャワー。町内会でオンライン授業のキープ、町内の飲食店・理容店他、ソーシャルディスタンスについて話し合う。などなど。アイデアを出し合ってやるべき事がいくらでもあるかと思うんです。けどこれ、町内会の会長は出来ないと思いますよね。お年を召した方が多いから。ここで若い人のモラルと行動力が問われる大一番ですね。

マレーシアではロックダウンがある中で、オープンしているお店も当然あります。そこではソーシャルディスタンスが決められていて、グラブフードなどでは時間制限をもうけたり、直接のやりとりを避ける工夫がされています。また、日本で強制力のあるロックダウンにはならないので、家でコロナをうつす心配がない方は、やはりソーシャルディスタンスを守れば、外食も問題ないのかと。

とどのつまり、政府どうこうじゃないよ、あんただよ!
ってことですね。

私も日本に帰れたら、色々みんなで距離を保ちながら出来る事を行動したいのですが、ひとまず今はマレーシア。
世界の平和を守るため、家でゴロゴロします。では!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?