見出し画像

好きな事をして生きる

人は嫌いな事はしたくない。あえて辛い道を選ぶことによって自分を高める考え方もあるが、誰しもがその道を選べるわけではない。大多数の普通の人たちは楽をしたいと考える。これはいたって普通の事のように思える。

好きな事をして生きる、という言葉を違った言い方にすると、やりたい事を探す、という事ではないだろうか。今、僕たちの生き方をダイバーシティや、働き方改革という抽象的な言葉に擬えるのであれば、きっとそういう事なのかもしれない。

だけど、好きな事をする=嫌いな事はしない
ではない。好きな事のためには嫌いな事もする、が僕は正しいと思っている。嫌いな事のために好きな事を我慢するのは元も子もないが、好きな事のためには嫌いな事だって出来るはずだ。だってそれくらいの熱量があればどうにかしようとするのが人間だと思う。

好きな事をするのは楽をすることではない。生産性をあげるのはサボることではない。いつの間にかメディアやタイムラインに溢れるそれっぽい言葉で誤変換されている。思考を止めたらそこでおしまいで、搾取されるだけ。何のために生きているかを決めるのは自分である。だから僕は連休前の今、働く事を止めて平成最後のビールを飲みに行く。

デザインやサービス改善、転職ノウハウを実体験を元に書いています。サポート頂けたら嬉しいです。