日記:不芳を早めに片付けただけだと思えば
3/8
鳥山明が死んだそうだ。存在が大きすぎてまだ実感が湧かない。
3/9
調子丸で寿司食った。うめえ。その行き来で車運転した。「車運転した」と言ってる時点でペーパーなことがバレる。
若干、喉に違和感。殺菌の念を込めてお湯を飲む。
3/10
バイト。シンク周りの何かが壊れていて、シンクに流したソフトクリーム原料が床にひたひただった。それを片付ける3人を自分はただひたすら見ていた。そのとき心は穏やかだった。
バイト終わりに友達とラーメン屋行った。
昨日の寿司と今日のラーメン。この2連撃を非常に重く受け止めている。
3/13
ここ4日間くらい、風邪ひいてる。今日が一番調子悪い。鼻がもう…!
けど、今日は友人と映画に行った。
家出る準備。髪がまとまらない。服もしっくりこなかった。
『14歳の栞』を観た。最高だった。ずっとニヤニヤと涙腺への刺激が止まらなかった。安い言葉で表現すると、「エモさの塊」だった。自分の年齢的に彼らを没入と俯瞰の狭間で観ていた気がする。なんで14歳を選んだのだろう。どうやってあの子たちに決めたんだろう。褒めてるのか分からないけど、あのクラスの平均感はすごい。
本屋でマンガコーナーに行った。マンガに疎い友人に色々紹介してるとき、思いのほか自分って沢山の作品知ってるなと自惚れた。
鳥貴族行った。焼き鳥10種類くらい食べたけど、全塩だった。
両鼻詰まってて寝れない。溺死する。寝れたとしてももう陽の目を拝めないのかと思う。死ぬにしてももうちょっと格好がつくシチュエーションで逝きたい。
3/14
地上にいながら溺死と隣り合わせの生活は続く。
しかし、午前中にカネコアヤノのLIVEレコードが届いたので笑顔が溢れる。
数分後、プレーヤーを持ってないという現実に引き戻され、悔し涙をこらえながら両鼻にティッシュを詰め布団に包まる。
3/15
体調不良が辛すぎて耳鼻科に行った。朝早かったからクリニックの前で先客二人が待機してた。10分くらいして「まだ開かないの〜?」と列を外れクリニック内を覗くと、全然開いてた。すでに受診している人すらいた。日本人的滑稽エピソード。
受付で「この3日間で発熱はありましたか?」と聞かれて無かったと答えたけど、実際は前日に微熱があった。久しぶりに知らない大人と話す緊張から咄嗟に嘘をついてしまった。ごめんなさい。
この気持ちがわかる人とは仲良くなれます。たぶん、お互い自分から声は掛けれないけど。
ロビーのテレビではZIPが流れてた。今ってパーソナリティの一角をラランドのサーヤが担ってるんですね。福くんもやってるって聞いたんですけど、本当ですか?あとは誰が務めてるんですか?
自分はめざましテレビ派だから、ZIPは山口達也とココリコ田中で止まってる。
3/16
体調不良を言い訳にSwitchでFIFA23を延々とやってた。飽きた。複雑すぎてつまらない。実際のサッカーより難しい。
夜ご飯、カレーだった。いつもとルーが違って辛かった。いつものバーモントカレーとどっちが良いかというと、鼻が詰まってて公正な比較ができてないのでノーコメント。
「バーモントカレー」って予測変換してくれたけど、ずっと「バーモンドカレー」だと思ってた。やばい、恥ずかしい。大学4年生になるっていうのに。
3/17
16日とまるで同じ生活。
夜ご飯は豚バラとキャベツの中華炒め。美味い。いつもよりキャベツが甘く感じた。嗅覚分の力が味覚に行ったからか。
処方された薬は飲み薬3種類でどれも各食後に服用なんだけど、それだけでお腹いっぱいになってしまう。
あと「食後」って指定されてるから、食事を抜いて飲んだら死ぬんではないかと思って、ちゃんと3食食べてしまう。
たとえばこういった指定を利用して精神的な病を患った人へ薬(または偽薬)を処方すれば、効果あるんじゃないのか。たぶんもうやってそうではある。
3/18
まだ症状は残るけど体調も徐々に快方ヘ。
Amazonでレコードプレーヤーとスピーカーとアンプを買った。ついに買ってしまった。5万くらいした。
ケーブルのオス・メスって表現はいささか直接的すぎやしない?こんなこと考えるのは幼稚か。
家の近くのモードオフでアウターを2着買った。2万。
不注意で何度も盗難防止ブザーを鳴らしてしまった。大罪人だ。
半日で7万飛んだ。いったい何してるんだろう。
我がポッドキャストに来た質問たちについて考える時間を設けた。えらい。
今晩は唐揚げらしい。けど、21:30からバイト先の送別会があるので食べれない。唐揚げってそういうとこあるよな。
初参加なので形式等わからずなんとなく不安。もしかしたら母の唐揚げを抜かなくてもいいかもしれないし。
23時半に閉会。お酒を飲んでも酔えず置いてけぼりになる辛さに気づいた。それ以外にも色々あったがそれを書き起こす気力がない。勿体ないな。
3/19
バイト。自分でも何故かわからないけど不機嫌だった。先輩には迷惑かけてしまった。すまん。
3/21
14時からオンライン面接。嫌すぎて13時50分まで飛ぼうか悩み、13時58分にようやくパジャマからスーツに着替え入室した。
面接後は緊張から解き放たれ何もかもが楽しく感じるから、Xのネタツイで声を出して笑う1時間。
3/22
20時くらいだったか。前日の面接結果が出て無事不採用だった。
落とされることにもだいぶ慣れてきたと思っていたけど、意外とちゃんとダメージを喰らってたみたいで、虚無感に囚われた。
3/23〜
無気力で何も手につかない日々が続いた。
一方でこの状況を俯瞰する自分もいて、これは去年の秋に経験したもの、多分ちゃんとした鬱、と似ていて危険だと感じた。
笑顔だけどそれはあくまで顔周りの筋肉を操作しているだけ。
全ての物や音までもが何らかの仕事に繋がっているという事実が頭の中を"就職"でいっぱいにする。
だからといって何か対策を講じるでもなく、なんならこの精神状態にある種の心地よさを感じてしまった。そんな自分を責めてより一層の暗底へ沈むという悪循環が形成されていった。
家の屋根の改修工事が始まったことで遮光カーテンが閉めきりになる日が一週間続いた。これも確実に自分の精神状態に悪影響だった。
作業音が笑っちゃうくらいうるさくて、この家を直しに来てるのか壊しに来てるのかわからなかった。
3/27
友達(♂)と遊んだ。新宿御苑で花見のつもりがほとんどの桜はまだ自らを最も綺麗に見せれる機を見計らっていた。けど楽しかった。外国人の多いこと。
いつも思うけど、あの外国人たちの中に有名人がいたとしても気付けてないの悔しすぎる。しかも、東京だとその確率って結構高いと踏んでる。今回だって、見るからに周りと一線を画す美男美女一家がいたし。
あとは、やっぱり自分の中に西洋人コンプレックスはあるなとも感じた。
"デパコス"って実態の上品さと言葉の軽薄さが見合ってなさすぎてもどかしい。
香水って高すぎる。
自分が好きと言った香水を友達が買ったことがちょっと嫌だった。
3/28
久しぶりに自分の顔をちゃんと見た。明らかに太っていて暴れたくなった。しかし、心当たりがありすぎてこれを外にぶつけるのは違うなと矢印の向きを内に変えた。
父が家族みんなに靴を買ってくれるというので、前々から欲しかったものを所望した。いつ届くのだろうか楽しみだ。
『さんぽ神』というアプリを入れたから散歩欲が高いのだけど、この頃は雨が続いている。寒いし。ふざけるな。
おわり
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