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「おじキュン」にだまされるな

人気ドラマ「半沢直樹」や「孤独のグルメ」に出ている中年男子をみて、若い女の子が「おじキュン」とか言っているらしい。

「膣キュン」を代表に「〇〇キュン」とか、「ぴえん」や「ぴえん超えてぱおん」と若い女の子はとても忙しいのだが、少なくともオヤジどもはそんなことを発してはいけない。


当たり前だが、これはあくまでドラマの中のキャラクターであり、昨今の韓国ドラマの影響もあるのだろうか、周りの男にはいない魅力、こんな男がいたらなという願望だけである。

加えて、昔でいうところのブラウン管の中、今はモニターの中ということだけである。


お父さんという見方は変わったか


昔は、自分の父親にさえ嫌忌というくらいの感情があり、洗濯機には絶対自分のと父親のだけは一緒にしないでくれという娘は多かった。

男らしいといわれてきた胸毛も嫌われ、やむなく剃ったりしたものである。


しかし、今はそんなことはなさそうだ。

それだけは救いである。


狼から、友達という感覚になったことで、普通にタメ口になってしまうことに対しては、僕らの世代は良いことなのかは人それぞれだが、良いとしてもむやみやたらと近づくのはやめた方がいい。

何度も言うように、簡単に僕らは若い子と付き合えるわけがない、恋人同士になれるなんてもってのほか、そんなことに時間を費やすなら、他のことをしていた方が良い。


リアルに金くれればよい


昔は若い女の子から見て、自分より2倍以上年上の男に付き合うこと、というかプライベートでも一緒にいることによって、人生経験のスキルを得ることができた。

しかし今はインターネットで情報を得ることができる。


無理してオヤジとともにする必要はない。


勘違いしてはいけないのは、若い子はオヤジに対して友達感覚に下がっただけで、リアルに一緒にいたいという意味ではない。

年が近くて、考え方が似ている人といるのが一番心地良いわけで、最初の時点から門前払いである。


TikTokで踊っているオヤジもいるが、一番良くても「カワキモ」としか思っていない、「キモ」と思われている以上「キモい」のだ。

更にスマホの中だけで言っているわけだから、目の前で、特に自分に対してだったら、もう人間として扱ってくれないと思った方が身のためだ。


じゃ、何を求めているのかというと、「金」だけだ。

金がなければ、本当に人間扱いしないだろう。

極端な話、何も会話をしなくてもよい。


金さえくれればよい。


相撲取りと付き合う人のほとんどは、髷(まげ)があるからで、それを切ったら、ただの人、はいさようならと同じである。

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