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「言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘 玲  を読んで。

藤沢数希さんのお勧めで、興味が惹かれ怖いもの見たさで読んでみる事に。

初っ端から!

目次

まえがき

世界は本来、残酷で理不尽なものだ。その理由を、いまではたった1行で説明できる。
ひとは幸福になるためにいきているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。・・・・・
身体だけでなく、ひとのこころも進化によってデザインされた。・・・
なお、本書で述べたことはすべてエビデンス(証拠)がある。・・・

から始まり

I 努力は遺伝に勝てないのか

 1遺伝にまつわる語られざるタブー

  馬鹿は遺伝なのか

  ・・・・・

論理的推論能力の遺伝率は68%、一般知能(IQ)の遺伝率は77%だ。これは、知能のちがい(頭の良し悪し)の7〜8割は遺伝で説明できることを示している。

もう、この出足だけでいままさにこれから子育てをしていく自分にとっては衝撃が大きかった。さらに嘘でしょ、でたらめかもね?!と淡い希望を抱かないように!最初から「すべてにエビデンスがある」と。

これは、本のさわりの部分で、その後も様々な事柄を、具体的に数字で説明されている。そこには、世間一般で聞く常識と言われている事と違うが、科学的な根拠に基づく事実が数字で書かれている。

その数字が今後また新たな事実でかわる事があるかもしれないが、今の所その数字が真実であろう。


とどめがこれ!

わたしは、遺伝と環境によって「わたし」になった。

それは、

わたしは、遺伝と非共有環境によって「わたし」になる。・・・
子どもが親に似ているのは遺伝子を共有しているからだ。子どもの個性や能力は、子育て(家庭環境)ではなく、子どもの遺伝子と非共有環境の相互作用によってつくられていく。そしてこの過程に、親はほとんど影響をあたえることができない。


衝撃的だった。幼少期の親とのコミニューケーションや体験が大きく子どもの成長に影響すると思っていたからだ。だが、いま思うとそんな経験はほとんど思い出せない。思い出せないが、それが必要だと思っていた。が、関係ないのか?!

そう言われると、親の影響を受けている感じはない。そう言うことなのか?!

となると、

親の子育ては無駄ってこと?楽といえば楽だが・・・。本当にそれでいいのか?!
親ができることは、環境を与える事だけ。それが子育てなのか。これは、ホリエモンが言っている通りだ。

他にも、知りたくなかったような、知れて良かったような事実が一杯だ。

ぜひ、読んでほしい。

世の中の見え方が変わるかもしれない。
それが良いのか悪いのか?¿



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