いぼ痔になって半月、3週間ほど経った。

診察を受けて以降、あのお尻が裂けるような痛みは今のところない。

病院から錠剤毎食後と朝晩の注入軟膏をもらいできる限り継続した。普段の生活習慣も痔の治療や排泄習慣に大きく影響すると聞き、薬と一緒にいただいた紙に書いてあることをなるべく実行した。

まず朝起きたら水を飲む。水には少し粗塩を溶かしておく。にがり？的なものになるらしく、これを飲んで胃を目覚めさせるらしい。そして朝ごはんを必ず食べること。とりあえず継続しやすいように、具なし味噌汁と白飯を食べている。お供はなめ茸かふりかけ。安いから。なるべく朝起きる時間を早めずに負担なくするにはこれが一番だった。

痔になるまで朝ごはんは食べていなかった。ギリギリまで寝ていたかったし、食べると血圧が下がってふらつく時があったから。でも朝ごはんは大事だと、肛門科に行くより前にもいろんなところで口酸っぱく言われていたので食べ始めた。結果、仕事中お昼を食べるまでバテにくくなったし、前より排便も通りがいい、気がする。確証はないが、そんな気がする。

あと、トイレで一切力まないことにした。出そうな時は自然に出るから。数分トイレに座り、それでも出なかったらもう諦める。出る時も力まずに便意に任せる。それだけでも十分排便は可能だと知った。

そんな感じで2週間過ごし、薬がなくなりそうになったので再び病院を訪れた。

薬を始めてからは痛みもないことや、便通にも変わりないことを伝えると、ステロイドなしの弱めの薬に切り替えになった。また2週間分いただいた。

ここまで過ごしてみて思ったことは、おしりの穴痛くなったら絶対すぐ肛門科行った方がいい。ということ。

めっちゃくちゃ恥ずかしいのはわかる。私もそうだったから。でも痔ってできる場所によっては重度になるまで痛みとか症状なかったりするし、そうなると最悪の場合問答無用で手術になったりするから。

お尻の穴が痛くて「痔かな」と思っても、本当に痔かはわからないし、素人がやみくもに市販薬で場当たり的に対処してもあまり良くないと思う。

薬局で市販薬の売り場見てみたけど、注入軟膏は10回分で1200円くらいしてた。私の場合は初診と診察代、朝晩の注入軟膏と毎食後の錠剤2週間分で2500円。薬がなくなってまた行った時も、再診と朝晩の注入軟膏と毎食後の錠剤で1000円。明らかに病院行く方が診断もつくしお金も安くついた。

万が一、痔ではない可能性を考えても、やっぱりお尻の穴が痛かったり出血したりしたら絶対肛門科行ったほうがいい。

向こうはお尻の穴見るプロだから。変なこと言ったり動揺したりすることはきっとないと思う。もし市販薬でもよかったり様子見でもいいならそう言ってくれるから。

とにかくお尻のトラブルは肛門科一択。

ひとりじゃないからね。
ここにも痔とたたかってる同志はいるからね。

ともにたたかおう。