先生、あなたの車でドライブさせてもらいました。
一年間だけ、中学校の非常勤講師をしたことがある。
配属された、隣の席の先生と話しているとなんと中学校の先輩、旧姓を聞くと、なんと、友人のお姉さん!
福沢なんで、その友人のあだ名は諭吉。諭吉の姉ちゃんじゃん。
諭吉とは高校は違ったが、地元の大学で同じになり、近所ということもあり、よく遊んでいた。お姉さんがいたのは知ってたが、会ったことは無かった。
そうだ、声は聞いたことがあった。車の免許はとったけで、学生なのでまだ自分の車は持てず、諭吉に姉ちゃんの車を借りさせて、よく、ドライブに出かけてた。
出かけるとき、諭吉が、「姉ちゃん、車借りるよ」「ガソリン満タンにして返してよ!」この声は何度も聞いた。
先生、もしかして、昔赤いサニーに乗っておられませんでした?
あぁ、そう働き出したころ乗ってたわ。なんで、知ってるの?
その節は、お世話になりました。
さらに、反対側の席の先生は、スーパーのバイト先の同僚だった。
世の中狭い。
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