先日アメリカ在住の親友ちゃん(日本人)が2年ぶりに日本帰国したのでお食事をしてきました。「何食べたいー？」と聞いたところリクエストが「和食」。うん、アメリカだもんね。久々の日本だもんね。あるよねそのリクエスト。

しかし、「和食」は普段あまり候補に上がらないため、手持ちカードがなく四苦八苦した結果、気になっていた以下のお店に行くことにしました。

代々木上原　割烹 一楓

https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13188909/dtlmap/

上原で有名な老舗鮨屋WEBからの予約が可能だったり、コース8000円というお手ごろな設定、場所的にも双方都合のいい場所だったのでこちらになりました。別に東京カレンダーの影響ではない。

食べログからだと8000円のコース1つしか確認できませんが、実際は3つのコースがあります。

【店主お任せコース】￥8,000
先附からお造り、お椀や煮物、焼物、最後には1組様づつ作る焚き込みご飯など、 全12品ほど楽しめる店主一押しのコースです。

【天婦羅コース】カウンター限定￥8,000
天婦羅だけではなく和食の料理も頂けるコースとなっております。最後は天丼、焚き込みご飯お選びいただけます。

【酒菜コース】カウンター限定￥5,000
お酒のあてを少しずつ楽しめるお酒のみの為のコースです。 最後にご飯を食べたくなったら追加も可能です。

また、コースは当日に選択も可能でした。これは地味に嬉しい。席のみで予約し、当日はコース（店主お任せコース）を選択しました。

しかし、コース１２品と結構なボリュームがあり、我々はお腹のすき具合から最後のお米とお鍋を外していただき、10品のちょっと軽めのコースにアレンジしていただきました。ありがたいホスピタリティ･･･。

ちなみにヘッダーの写真はクマの最中で、中にサケの角切りと白和えが挟まっておりおいしかったです（中身は季節によって変わります）

割烹というと敷居が高かったり、下手をすると「精進料理か？」というあっさり度合いで進んでしまいますが、こちらは創作的な要素と和食が上手く融合していて目も舌も楽しかったです。

GW中でしたが、カウンターは満席でした。

客層は、我々ともう一組は30代前半かな？というカップル、他はご年配の方々でした。板前さんたちがお若いこともあり、お店の雰囲気はいい意味で「かしこまった」感じではなく、楽しくおしゃべりしながら料理を楽しめて非常によかってです。割烹ってちょっと緊張しません？それがなくて「きれい」「おいしい」「ちゃんと」のバランスがちょうどよかったです。

お酒を2~3杯飲んでお会計は一人8000円程度とリーズナブルでした。コース全品+お酒でも10000～12000円程度に収まる程度なので「ちょっとおいしくて小奇麗な和食」という、なかなか満たせないゾーンを満たしてくれるお店でした。何かの折にはまた行こうと思っています。