男の子のおまたケア

ママ達にとって、「おちんちん」はよくわからないものだと思います。

包茎は、陰茎先端の亀頭が包皮という皮に覆われていて露出していない状態のことです。
思春期に包茎の子は「ホーケーホーケー」とからかわれてしまうことがありますが新生児はみんな包茎です。
包茎であるのは、将来の生殖活動のために亀頭を保護するためといわれています。
思春期になりホルモンの作用で包皮が柔らかくなり、
だんだんと皮が剥けてきて包茎でなくなります。
ですから基本的には自然に皮は剥けるものですから
子供のうちに特別治療する必要はありません。
治療は下記の状態になった時に考慮します
①亀頭包皮炎を繰り返す
②尿路感染症を繰り返す
③嵌頓包茎
(亀頭包皮炎は亀頭と包皮周辺が尿や便などによってあれたり、そこに細菌感染を伴ったりすることで炎症を起こす状態です。尿路感染症は、細菌が尿道を通って膀胱や腎臓に感染する状態です。)
包皮輪(つまりおしっこの出口)がとても狭い場合
尿がまっすぐ飛ばず、放射状に飛び散ったり
排尿時バルーニング(亀頭と包皮の間に尿がたまり風船状に膨らむ)が起こるようなときは、亀頭と包皮の間に細菌感染を起こして亀頭包皮炎を起こしたり、場合によっては尿路感染症を起こして全身性に発熱します。
あるいは、包皮輪が狭いにもかかわらず無理やり亀頭を露出させると
陰茎がキュッと締め付けられて血流障害が起こる「嵌頓包茎」になります。

つまり剥いたけど、戻らない!!
このようなパターンの場合は治療として
・ステロイド軟膏による包皮の翻転
・手術治療
が考慮されます。
このように症状があるときの包茎は治療対象となりますが
症状のない包茎は基本的に治療対象とはなりません。
では包茎に対して
日頃のケアはどのようにすればよいでしょうか?

その目的は亀頭包皮炎や、尿路感染症を起こさないようにすることです
そのために陰部は清潔に保ちます
とくに気温があがってくると陰部は蒸れやすく、包皮にあせもができることもあります。
汗や尿、便をふきとる、洗い流すことで清潔を保つことがひとつと、
もう一つは恥垢のケアです
恥垢はおちんちんを軽く剥くと、くっついている白いものです。
これは包皮と亀頭の間に分泌物や、剥がれ落ちた皮膚の細胞などがたまったものです。
普通の状態で存在するもので、包皮と亀頭をむくための潤滑油的な役割もありますが、たまりすぎていると細菌感染の原因となることもあります。
軽く剥いた状態で表面についている恥垢をふきとるか、洗い流すことが必要となります。
ここで言う「軽く剥く」は陰茎の真ん中~根もとあたりから皮膚を引っ張って伸ばして、抵抗を感じたらそこでSTOPです。
抵抗を感じたところよりも伸ばそうとすると傷つける可能性があり注意が必要です。
陰茎は感覚が鋭敏な部位ですから、力を加えると結構痛いです。
時々、しっかり剥いて洗うよう指導されている人もいますが
強く剥くことで出血したりすることがありおすすめできませんし
嵌頓包茎のリスクもあります。
3~5歳くらいの子が、夏などの蒸れる時期に陰部をポリポリと掻いていて
亀頭包皮炎を起こすことはよくあることです。
陰部の清潔はもちろん、スキンケアでかゆみをコントロールしてあげることも重要です。
そして、おしっこをするときに先端に尿が残っていて皮膚炎を起こしていることが多いです。

正しいおしっこの仕方を男性に教えてもらってください
・おちんちんをふる
・ぴょんぴょん飛ぶ

などして、先端に残っている尿を落とすのです
もらしてもないのに、パンツに尿がついていることありませんか?
もしあればおしっこの仕方の問題があるかもしれません。

※ちなみに汚れた手でチンチンを触りますと、感染をおこしてタマタマが腫れて発熱します。つまり、精巣の上にある精巣上体に感染を起こして精巣上体炎になることがあります。明らかに手が汚れてるときは、手を洗ってからおしっこしましょう。


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