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第102回凱旋門賞(G1)・芝2400m【Qatar Prix de l'Arc de Triomphe】日本時間10月1日(日)23:05〜


さて今年もやって参りました!凱旋門賞!🇫🇷🇯🇵🇶🇦

※左から
馬番(ゲート番)、馬名、調教国、性齢、斤量

🇬🇧6(1)ウエストオーバー(英)牡4 59.5   
🇫🇷12(2)フィードザフレーム(仏)牡3 56.5 
🇬🇧10(3)フリーウインド(英)牝5 58 
🇫🇷2(4)アヤザーク(仏)牡4 59.5  
🇯🇵9(5)スルーセブンシーズ(日)牝5 58 
🇬🇧5(6)ベイブリッジ(英)牡5 59.5 
🇮🇪15(7)コンティニュアス(愛)牡3 56.5 
🇫🇷13(8)エースインパクト(仏)牡3 56.5 
🇫🇷3(9)オネスト(仏)牡4 59.5  
🇩🇪11(10)ミスターハリウッド(独)牡3 56.5 
🇫🇷8(11)プラスデュキャルゼル(仏)牝4 58
🇩🇪14(12)ファンタスティッM(独)牡3 56.5 
🇩🇪1(13)シスファハン(独)牡5 59.5 
🇬🇧7(14)フクム(英)牡6 59.5 
🇫🇷4(15)シムカミル(仏)牡4 59.5 
(JRA発表) 


凱旋門賞(G1)
2023年10月1日 (日) 23:05[現地時間 2023年10月1日 (日) 16:05]
フランス パリロンシャン競馬場
芝右2400m 3歳以上 牡・牝
負担重量:4歳以上=牡馬59.5kg、牝馬 58kg 3歳=牡馬 56.5kg、牝馬 55㎏

賞金総額:約7億9000万円(500万ユーロ)
1着賞金:約4億5000万円(285万7000ユーロ)
※1ユーロ=158円で換算

放送などは以下の通りです↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

フジテレビ系列
「Mr.サンデー×S-PARK 超合体SP」
放送日時
10月1日(日曜) 22時00分から24時40分(予定)

グリーンチャンネル
「2023凱旋門賞中継」
放送日時
10月1日(日曜) 22時00分から24時00分【無料放送(注記)】
番組詳細
グリーンチャンネルのホームページ「2023凱旋門賞中継」

改めましてこんばんわ!
今年も世界最高峰、そして日本馬のまだ見ぬ夢。
昨年はタイトルホルダー、ディープボンド、ドウデュースと我が日本の誇るトップランカー達を送り出すもことごとく惨敗の憂き目に…今年こそは今年こそは!と言いながら厳しい現実。
ここまで長い歴史を振り返っても、日本馬はただの一度もその栄光を勝ち取ることはできませんでした。そんな日本馬の歴史から見て行きましょう。

🇯🇵日本馬の歴史〜

1着 【な し】

2着 ナカヤマフェスタ
2着 オルフェーヴル ×2回
2着 エルコンドルパサー

3着→失格 ディープインパクト

4着キズナ

6着 ハープスター

7着クロノジェネシス
7着 キセキ
7着 ヴィクトワールピサ

8着 ディアドラ
8着 ジャスタウェイ

10着 ヒルノダムール
10着 メイショウサムソン

11着 ブラストワンピース
11着タイトルホルダー

12着 フィエールマン

13着 マンハッタンカフェ

14着ディープボンド
14着 マカヒキ
14着 ゴールドシップ
14着 シリウスシンボリ
14着ステイフーリッシュ

15着 サトノダイヤモンド

16着 サトノノブレス

17着 クリンチャー
17着 アヴェンティーノ
17着 タップダンスシチー

18着 メジロムサシ
18着ディープボンド

19着ドウデュース

名だたる名馬達が志し半ばで散っていきました…

何回見てもオルフェーヴルの2年連続2着は悲しく、悔しくなりますよね…😓

ただ一つ言えるのは日本競馬は世界でもトップ。
それは揺るぎません。ドバイ、香港での日本馬の活躍はそういう事です。ステイフーリッシュくらいの日本ではGⅡ番長とされる馬が海外重賞をポンポン勝ってしまうのです。

ではなぜ凱旋門賞を勝てないのか。

結論言うとあとはタイミングだと思います。

だって凱旋門賞を勝つための努力はしてないのですから…凱旋門賞を勝つための配合、勝つ為の調教をしていないのです。

日本で日本競馬に合うように配合して育てて、日本で実績上げてオーナーサイド含めてファンも合わせて凱旋門賞へ向かうべき。という雰囲気を作ってから凱旋門賞へ臨んだ上で、勝ちたい。というのですから。誰も日本馬を欧州血統の重厚な配合にして、産まれたらフランスへ連れて行き、日本馬として参戦して勝ちたいとは思ってないでしょう。笑

あくまで日本でこれだけやれている馬が、凱旋門賞へ挑戦してどこまでやれるか??に期待しているものなので、勝率が低いのは最初からわかっている事です。

欧州の芝では騎乗スタイル、馬の走法、頭の高さ、血統と全てを変えなくてはいけないですし、それを変えずに日本馬として勝ちたいのだから、ここまで勝てていないのは『たまたま』です。凱旋門賞選抜馬をJRAから選出して連れて行ってれば恐らくもう勝ってるんじゃ無いですかね。GⅡクラスでも通用すると思いますから。

なので負けたからと言って弱いという事ではないのをしっかりと皆さんには理解してもらいたいなと思います。凱旋門賞馬がジャパンカップ出たとしても普通に負けますから。

凱旋門賞の楽しみ方は『今年の日本馬は凱旋門賞に合うのか合わないのか』を考えていく事です。

いずれ普通にアッサリ勝ちますよ。慌てずに待ちましょう。という事で凱旋門賞の予想へ参りましょう‼︎

🇫🇷ロンシャン天気予報と馬場について☔️

【洋芝】
TRES LEGER(良)
LEGER(良)
BON LEGER(良)
BON(良)
BON SOUPLE(稍重)
SOUPLE(重)
TRES SOUPLE(重)←2022年
COLLANT(重)←2021年
LOURD(不良)
TRES LOURD(不良)
という馬場状態は10段階に分けられているのがフランス競馬。

🇫🇷凱旋門賞のコースについて〜

❶スタミナしか問われない。欧州血統&欧州調教というのはやはり優位に立てる。日本馬はいかに日本の主要コースの2400mに【合わないか】が重要。

スタート後向こう正面の約1000mの直線の間に10mの勾配を駆け上がり、その後すぐに下りに切り替わる、高低差が大きいコースです。この高低差は、中山競馬場の約2倍です。

そして直線1000mコースをまたいだ先に待ち構える「フォルスストレート」も重要なポイント。下り坂で我慢を重ねてきた馬が、最後の直線と勘違いして行きたがる場合もあり、ここで無駄な動きをすると終盤のスタミナロスに影響する。『偽物の直線』
フォルスストレートの終わりに差し掛かると、ラストスパートに備えて各馬が進出を開始するが、馬群の中から進路を確保していくのがセオリー。最後の直線に坂はなく平坦。東京競馬場(約526m)とほぼ同じ、十分な長さがある。

❷オープンストレッチ有り

すオープンストレッチとはゴール前の直線で横一列になって追い比べしやすい様に設置される仮柵である。これは差し馬<先行馬という優位点がある。
直線に入ってすぐに仮柵がなくなり、内側に5メートル分の余裕が生まれ、前方で運ぶ馬がより力を発揮しやすくなると言われている。これは凱旋門賞当日限定コースとなる。

❸コース形態
・最後の直線は東京とほぼ、同等の533m
・最後の直線は平坦
・中山の2倍の勾配を超えたフォルスストレートと呼ばれるミスリード直線でいかに抑え込めるかも鍵になる。

〜まとめ〜
日本では考えられないくらいのカオスなコース形態という事。歴史を振り返っても欧州馬しか勝てないのは納得ですよね。

・香港 シャティン競馬場
・韓国 ソウル競馬場
・サウジアラビア キングアブドゥルアジーズ競馬場
・UAE メイダン競馬場
・アメリカ デルマー競馬場

と日本馬が好成績を収める海外の競馬場は全て『平坦のトラックコース』であること。ロンシャン競馬場は『急坂起伏の激しい洋芝で自然の地形を利用したコース』で日本馬は非常に苦戦する傾向にあります。

〜2021年の結果・詳細〜

馬場:Collant(4.2)
フランスでは馬場状態を10段階にて表記され、
Collant(4.2)とは10段階中8番目に『悪い』という事。めちゃくちゃ悪い

内容:ブルーム・アダイヤーの有力馬が先団形成し隊列はスンナリまとまりそのままフォルスストレートへ。フォルスストレートに入ってからも隊列は動かず一団のままスローペースで流れた。オープンストレッチに入り追い比べに。内先行組が軒並み敗北し、インの後方から2頭、そして外から1頭の差し決着となった。

見解:本来はグリーンベルトの出現で内有利になるのが通例。昨年はかなり馬場状態が悪かったので外からの差しも届いたがこれに関しては勝った、トルカータッターソが強かったというしか無い。とはいえやはり差してきたのはイン。昨年よりも、馬場状態が良くなればイン好位〜イン差しが必ず有利に働く。

※グリーンベルトとは…

オープンストレッチ開放は当日のみ。
図の様に当日のみ仮柵が撤去される事により、普段は使われていない芝コースが出現する。馬場状態がよく伸びやすいコース。それがグリーンベルト。

〜2022年の結果・詳細〜
馬場:TRES SOUPLE(重)
7番目に悪い状態。直線部分に関しては1段階上のCOLLANTだった。


内容:勝ったのはアルピニスタ。2着ヴァデニとともに2番6番ゲートの内枠からイン好位追走抜け出しでグリーンベルトをフルに生かしたセオリー通りの好走。3着トルカータッターソは2021年に続いて大外から伸びてきた。この馬は別格。4着にも4番ゲートのアルハキーム、それ以下も9番、7番、8番と内よりの枠の馬が軒並み好走した。

イン逃げは厳しいがイン〜内よりの3〜6番手組が有利に働くコース。

 
🇫🇷過去傾向🐎

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帯獲った人にはねだります。それはねだらせてください。