朝の風景

気軽に海外に出かけることができなくなった昨今、時折過去の写真を眺めながら当時食べた味を思い出す時間が続いています。今日はそんな思い出写真からプノンペンの朝を紹介したいと思います。

プノンペンの朝は他の東南アジア同様とっても忙しい。東南アジアに共通で働いているのはお母さんたち。ん？男性はいったいどこで何をしているのやら？たまに真面目に働いている男性ももちろんいます♪

私がプノンペンに滞在するときはいつもローカルマーケットの横にあるちょっと素敵なホテル2か所に滞在するのですが（※1）どちらもマーケットには徒歩2分ほどの距離なので朝の時間がとってもにぎやかで楽しいんです。

カンボジアの会社は始業時間が早いのでみんなとっても早起き。6時くらいからマーケットはにぎわいを見せていますが私はいつも朝はゴロゴロしてしまい起きて外に出ていくのが早くて8時頃。もうこの時間になると出勤前のお姉さんたちはほとんどいなくて時間をもてあましてるおじさんが屋台のちっちゃいプラスチックの椅子に座って珈琲を飲んでる風景に変わってます。

この時間でも屋台のおばさんたちは干物の魚を焼いたり、バナナを揚げたり、お肉を焼いたり、朝からそんなの誰か食べるの？と思うようなものをたくさん準備してます。

私はカンボジアの朝はジューススタンドに行ってフレッシュフルーツジュースを頼みます。一番好きなのはマンゴーシェイク。マンゴーを丸ごと1個使って作ってくれます。大きな持ち帰り用のドリンクボトルに入れてくれるのですが1杯150円ほど。まだまだ農作物の多くをタイからの輸入に頼っているカンボジアでは結構食べ物の値段が高いのですがマンゴーシェイクの150円はとってもおいしくてお得です。

マンゴーシェイクを持って次に訪れるのはお粥の屋台かベトナムバインミーに似たサンドイッチを売るお店。だいたい私のカンボジアでの朝ごはんはこんな感じです。

昔は仕事を兼ねて1日に6～7か所ほど食堂やレストランを訪れていろんなものを食べるようにしていましたが、さすがに年を重ねるごとにだんだんそれも限界が（笑）それでもできるだけたくさんいろんなものが食べられるように朝ごはんは少し控えめのスタートです♪

※１　おすすめ滞在エリア
東洋の真珠と呼ばれた美しい街並の面影が残るのがBKK1（ボーケンコン）のディストリクト1。大使館、おしゃれなカフェのほか、たくさんの屋台、とってもおいしくレベルの高い各国料理店が集まるエリア。
このBKK1の一番端（南）にあるBKKマーケットは観光地化されていないローカルマーケット。ここから2ブロック南下したところにあるハウスブティックエコホテルはモロッコのリヤドのよう。テラコッタの建物、ブルーのタイル。竹に囲まれた敷地内はバイクの喧噪も聞こえずここはどこだろう？という錯覚さえ覚えるほど。ただしエコホテルというだけあってシャワーの温水は日中の太陽光を蓄積したもの。時折温水が出ない！なんてことも（笑）
もう1つおすすめホテルがBKKマーケットから数メートルのところにあったのですがなんとつい最近閉鎖されました。コロナの影響でしょうか？
真っ白な建物にブルーの階段、モロッコランプが吊り下げられた廊下のこちらのホテルもお部屋がとっても綺麗で1泊3000円という安さで常宿だったのに残念です。

ettouhami naho

p.s. 写真はハウスブティックエコホテルのFBから借りたものです！