#ゲーム批評祭 『サガフロンティア2』批評 著者:kiyo

ゴールデンウィークに「ゲーマー日日新聞」のJ1N1さんが「ゲーム批評祭」という、みんなからゲームレビューを集めてTOP10を決めるぜ!というイベントを開催してたのでこっそりと参加してました。

審査終了後は投稿したゲームレビューの取扱は自由とのことでしたので折角書いたので個人的に投稿しとこうかなーと思いましてこの記事です。

んで、まぁ自分のレビューはTOP10に入らなかったんだけど、それって厳密に言えばそうでもないんだろうけど入賞して公開された11本(※イレギュラーがあって10本ではなく11本が入賞した)以下ってことじゃん!

これ後出しで公開するのちょっと辛くね…?っていう。現に審査終了後にTwitter検索した限りは公開されてる方がめっちゃ少ないですし…。

なのでまず私の応募したレビューを公開します!

だって読みたくないですか?入賞者以外の方のレビュー。読みたいよね!

ということで以下応募したレビューです。
(※応募したものから多少修正してますが)


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【ゲーム批評祭】
タイトル :サガフロンティア2という歴史が主役のロープレ
執筆者 :kiyo
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今回語りたいのは初代プレイステーションで発売されたサガフロンティア2です。

サガフロンティア2は「歴史」が主人公のロープレです。(サガシリーズのボス河津神がRPGのことをロープレと呼ぶのでロープレ表記)実際の歴史を元にしたゲームは割とあると思いますが「歴史」自体をゲームにした作品はかなり異色だと思う。

あまり歴史に詳しく無い人は教科書を読むより漫画やドラマで歴史を知るほうが歴史の出来事を理解しやすいことってあると思うんです。そしてその後に改めて教科書等を読むと書かれていた1文から分かることや理解できることが増えて理解が深まったりしますよね。そんな体験をゲームのストーリーにしたのがこのサガフロンティア2なんです。

サガフロンティア2はそんな架空の世界の大河ドラマです!

ギュスターヴ13世という歴史を動かした大人物の表の歴史と、民間の伝承で語られる伝説的な存在のある一族と古代兵器との戦いの裏の歴史。この2つの歴史が時には交差しながら綴られていきます。面白いのは表の歴史はゲーム開始時点で既に年表に事件としてネタバレされているんですよね。つまり後の世界ではみんなが知っている有名な歴史。でも実際にゲームプレイとして体験するまではその事件に至るまでの細かい事情や心情はわからないし実際に体験してもわからないこともある。そんな歴史の楽しさや面白さが体験できるのがこのゲームなんですよ!

表の歴史の物語はそれまで魔法が当たり前とされた世界に生れつき魔法が使えない存在として産まれた主人公ギュスターヴが、その世界でそれまで当たり前とされていなかった製鉄技術を持って歴史を変えていくお話。世界の常識がパラダイムシフトされていく瞬間が描かれているのがとても面白い。物語の後半では更に1歩進んで魔法と製鉄2つの技術が共存していく新しい時代への移り変わりが描かれ、人々の生活や戦争のあり方まで変わっていく。この時代の変化が感じられるお話がとても大好きなんですよね。もう一つ面白いのがメインの主人公であるギュスターヴが死んでもこのゲームのお話は続いていくんですよ。これも歴史が主人公の物語だからだと思う。

「主人公の死。そこから本当の物語は始まる。」という発売当時に流れていたCMのキャッチコピーはそんな物語を象徴するコピーとしてすごくよかった。

その後の展開も権力者の2世がイマイチで後の世が荒れるキッカケになってしまうとか、出自を偽る偽物の子孫が一大勢力になったりとか妙にリアリティや面白みを感じる歴史を感じるストーリーが大好きです。何故この国の首都は歓楽街ばっかりなのか?とか。

そして表の歴史の最後はとりあえずの50年の平和で幕を閉じます。この50年を長いと感じるか短いと感じるかそこもまた歴史的な面白さを感じる最後です。


もう一つの裏の歴史はそんな表立った歴史とまた違った歴史の冒険譚。表の歴史はRPGとして考えると圧倒的にストーリーがメインなので、ゲームとしてはこちらの裏の歴史の冒険がロープレしてる感じになってます。裏の歴史のメインストーリーは意思を持った古代兵器エッグとそれを追いかける一族のお話。こちらは伝説の古代遺跡の発掘や探索だったり金銭や名声の為の冒険だったり、その時代を生きた普通の人達の冒険譚。表の歴史が権力者達の歴史だとすればこちらは庶民の歴史です。こっちは歴史マニアは知ってるけど一般的には知られていない歴史みたいな感じかな。

ただその中から表の歴史に関係する人物がでてきたり逆に表の歴史から消えた人物が庶民として生きていたり表と裏の歴史がある部分ではすれ違っていくのがまた面白いんですよね。別々のシナリオで登場した人物が実は知り合いだったり別の人にとっては敵になったりだとか。裏の歴史のストーリーの最終パーティが主人公の一族と表舞台から消えた貴族達とここまでの歴史にあまり関係がない一般庶民という混成パーティになってるのもそういうことを象徴している気がしてとてもいい最終パーティだと思うんですよね。因縁がある人だけじゃなくてなんとなくの縁でここまでついてきた人も裏の歴史の因縁にとどめを刺すメンバーにいるのがとても自由でいい。

成功した人、失敗した人、いい人、悪い人みんな含めてその時代時代を生きたみんなの歴史なんですよ!そういう歴史の面白さをとにかく沢山感じられるシナリオのゲームでとても楽しいのがこのサガフロンティア2というゲームです。

と、ここまではいい面ばかりでしたけどここからちょっと微妙な点も。色んな人達の群像劇なのでRPGとしてはパーティがかなりの頻度で入れ替わるんですよね。キャラクターによっては1シナリオだけしか使わないみたいなキャラクターもいたりですし。なのでRPGの戦闘や育成が楽しいと思って遊ぶ人には多少遊びづらいかもです。さらにこれは良い面でも悪い面でもあると思うんですけど、劇中の色々な物に宿る力を魔法の力で引き出して戦うという世界設定をちゃんとバトルシステムに組み込んでいるので複雑でややこしいシステムなんですよね。プレイステーション初代のゲームなので今のゲームよりチュートリアル等も充実していないですし。かなり説明不足な面があります。また普通にストーリーを追いかけていると終盤でジリ貧になるようなゲームバランスで、しかもそこからのリカバリーがかなり大変です。まぁこのサガフロ2を含むサガシリーズではわりと恒例な要素ではあるのですけれど…。シリーズを知らない人にとってはただただ不親切なだけかもというウィークポイントになってたりはします。理解できれば面白いバトルなんですけど万人受けする戦闘システムでは無いと思う。

そういう欠点はありつつもシナリオが面白く歴史の面白さを体感させてくれるゲームなので個人的にはめちゃくちゃ大好きなゲームだったりします。今更のプレイステーション初代のゲームですけど機会があれば遊んでみてはどうでしょう?水彩画のような2Dグラフィックなので今見てもそこまで目劣りすることは無いと思いますしBGMもメインテーマのフレーズをアレンジしたものが複数あって統一感があってカッコいいよ!

サガフロンティア2おすすめです!

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ということで応募したレビューでした。

うーん。あらためて自分で読んでみた感じ、ちょっと読みにくい…?あと後半の悪い面の話とか別にいらなかったか。ストーリーが面白いよーみたいな話をメインにしたレビューなのでこれだとゲームの面白さは伝わりにくいかもですね…。

一応ブログで普段から映画やゲームの感想をテキトーに書き綴ってるんだけど、半分は自分の忘備録のつもりで書いてるので今回のように真面目に人に伝える文章を書くのは難しかったかも。むしろいつも通りのブログのノリでテキトーに書いたほうがまだ伝わりやすかった…?入賞してないのでフィードバックが無いのが悲しいけどまぁしょうがないか。

よかったらこのnoteにコメントとか下さいm(_ _)m

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4

kiyo

ゲームのかんそうぶん

コメント2件

サガフロ2いいですよねぇ…歴史が主役という大河感の良さ、すごくわかります
サガフロ2を遊んでから大河ドラマ系の面白さに気づいて観はじめたんですよね
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