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Alvaro Morata世界最高論

こんにちは。
ワールドカップもファイナリストが決まり、後は決勝を待つのみとなりましたが、今大会はどうでしたか?楽しめましたか?

私は想像以上に今大会も楽しんで観戦させていただきました。
Orsatoさんの笛で始まり、日本がドイツに勝ったことによりイタリア人が喜んだり、日本がスペインに勝ってイタリア人が喜んだり、面白かったです。(そこじゃない)

さて。今回の記事は今まで投稿してきた80以上のものの中で、最も個人的見解であり、最も感情的な文であり、最も熱意のこもった記事になります。

ずばり!!タイトルにもある通り、Alvaro Morata「世界最高論」です!

共感してくれる人がどれだけいるのか、考えたくもありませんが、ひとつ補足説明を。

世界最高≠世界最強。なのでご理解を。
昨今における世界最強のストライカーなら、レヴァンドフスキやらハーランドやらが挙げられますが、Morataはそれらとも差別化を図れる素質を持っているということなんです。

<ぱぴよんがここまでMorataを推すワケ>

イケメン。

本題に移る前に、現代サッカーのトレンドのお話を少し。

現代サッカーにおけるセンターフォワードの役割というのは、点を取る能力に限らず、パス回しに加担する力であったり、守備面での貢献を求められるものだと私は考えています。

そのため、3トップを基本フォーメーションとし、真ん中にウインガータイプの選手を置く、いわゆる「0トップ」が多く見られると思います。

我らがAzzurriでも、Pellegriniを0トップとして置いたり、Raspadoriにそのような役割をさせたりと、その形を採用することがありますね。

ただ、そのような戦術を取った場合に浮き出てくる課題点も存在します。

それが、ストライカー不在による「得点力の欠如」です。
スピーディーなパス回しや、前線でボールをかっさらってショートカウンターにいける。という利点がある一方で、このような事態が発生してしまいます。

今回のワールドカップでドイツ代表がグループステージでの敗退に追い込まれた理由も、これが少なからず関係しているのではないかと、私は考えています。

では。ここからが本題。この問題に、Morataがどう関わってくるのか。です。

まず、Morataは先程説明した、現代サッカーにおけるセンターフォワードに求められる役割は完璧にこなせるジョカトーレです。

直近で言えば日本戦で見せてくれたように、ビルドアップで横方向へのパスが多くなって手詰まり状態になった時には、最前線から降りてきて状況を打開するポスト役になれる。

そして、ユヴェンティーニの皆さんならば共感していただけると思いますが、ファーストディフェンスでの貢献度がとにかく高い。

Juventus所属時代、Morataのファーストプレスから、ボールを奪ってそのままゴールへ結びついた、あるいは決定的なチャンスになったシーンは幾度となくありました。

それにつけ加え、Morataはストライカーが本来持ち合わせるべき、得点能力の高さも兼ね備えている、まさにハイブリッドなのです。

まあ、ここに関しては賛否両論あるでしょうが(笑)
私個人としては、様々な役割をこなす中で、シーズン10点以上は確実に取ってくれるということで、そこは及第点以上ではないかなと思います。

まだあります。
彼を語る上で欠かせない要素の1つ。
アシスト数の多さです。

「ストライカー」という単語を聞いて思い浮かべるのは、「豪炎寺修也」のように、どんな時でも、チャンスがあればシュートをゴールネットにぶち込む姿だと思います。

でも、Morataはアシストが多い。
これはストライカーと言えるのか?

言えると思います。むしろ、これこそ今後のフットボールを引っ張っていくストライカーのなるべき姿なのではないでしょうか。

チームのために走ることを厭わず、前線で張るだけでなく、時にはハーフスペースに降りてきてパス回しに参加し、最終的にはゴールという結果を出す。

最高だと思いませんか?
これが、私がAlvaro Morataという男をここまで推す理由です。

メディアでは移籍する度に
「ここでサッカーをすることを夢見ていた」
と言っちゃうおちゃめボーイですが、彼の魅力に少しでも共感していただけると嬉しいです。

では、ここからは少し思考を変えて考えてみます。(まだ逃がしません)

<「アフターAlvaro」は誰?>

当然の流れです(?)

私の考える世界最高のストライカーも、年齢を見れば30歳。

キャリアも折り返しを迎えている選手です。

彼のプレースタイルを継ぐのは誰になるのか。
ここではCalcioの舞台に絞って考えていきます。なにせイタリアしか見ていないので。。(笑)

<Giacomo Raspadori>

ここ2~3年で一気に頭角を現したNapoli所属の22歳。現状で最もMorataに近いのがこの人だと思います。

Sassuoloで出てきた時はセンターフォワードとして。そこからトレクアルティスタや、左右のウイングなども経験して、ユーティリティ性も遺憾無く発揮してくれています。

もちろん前線からの守備にも余念がありませんし、上背はないものの、Morataと違い足元の技術には優れています。

そのため、最前線から降りて来てボールを受けても、Morataとはまた違った方法で上手く時間を作れるんじゃないかなと考えております。

イタリア代表としても既にデビューを果たし、ネーションズリーグのイングランド代表戦では見事なボールコントロールからのゴールも決めています。

現在所属のNapoliでも3トップのどこでも出場できますし、Spallettiの重要なピースであることは間違いないです。

一日考えてみたのですが、他にはまり役になりそうな候補が思い浮かびません。

やはり唯一無二。Morataの後はそう簡単には見つからないでしょう。もし、この人ならMorataを継げる!という人がいたら教えてください。

以上になります。
私のnote史上最長の記事となりました。
私個人としては大満足です。

ぜひみなさんもMorataを愛しましょう。ありがとうございました。



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