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松島聡君復帰までの記録①

※このノートは、2020年のMUSIC DAYでSexy Zoneって素敵だった!でも、メンバーなんだか泣きそうだったけど、なにがあったの?よく知らないけどなんとなく知っておきたいな~という気持ちになってくれた新規のファンの方に捧げます。
私個人の意見としては、松島聡くんには今後無理せずゆっくりとお仕事に復帰していってほしいですし、『そんなこともあったね』と言える未来を期待します。
※ちなみに筆者は事情あってTwitterを消しちゃったので、目にあんまり触れない記事になってしまうと思います。もし機会があったら誰かにシェアしてもらえると嬉しいです。

Sexy Zoneのいままでの(私的な)記録はこちら。

https://note.com/papipupepoyonp/m/m5324cbd81406


※ちなみにこちら若干古い記事ですので、どこかのタイミングでのアップデートを検討しています。…たぶん。


①前置きーなぜ松島聡くんは活動を休止していたのか

松島聡くんは、Sexy Zoneの最終兵器。

とってもかわいい天然キャラ、ムードメーカー的立ち位置として、Sexy Zoneの中で活動してきました。

どれくらい天然かというと…

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こんな感じの男の子…!

CDの特典映像でも、松島くんいるところに騒動あり!というくらいハプニングを起こし、ファンを楽しませてくれていました。

そして突然の活動休止宣言

松島聡くんは、本当に活動休止の直前まで、バラエティーで活躍し、ラジオの公開録音まで参加していました。

そのときの様子が、そんな状況であることを微塵も感じさせないいつも通りの明るさだったため、ほんとうに突然の休止、なにより『パニック障害』という、人前にでるのにどれほどの勇気と努力と困難があったのだろう、という病名に、ファンの間には激震が走りました。


『聡ちゃん、ひょっとしてずっと無理してたの?』
『パニック障害って、何?なおるの?』
『またメンバーが5人、揃わなくなるの?』


そんな声が、ネットの海に散見されました。

②どうして休止がこんなに辛かったのか

Sexy Zoneは、3人体制を経て再び5人に戻ったグループです。

5人組としてデビューしたにもかかわらず、途中で佐藤勝利くん、中島健人くん、菊池風磨くんの3人で活動する期間がありました。

マリウス葉くんと松島聡くんは、その間グループ活動をはずされてしまっていたのです。

しかしその期間も、5人とも絆をもって諦めず、『5人でSexy Zone』という気持ちで、必死に、そして真摯に、それぞれに与えられた活動をしてきました。

その結果が、再び戻ることになった現在の5人体制。

つまり、『5人での活動』は、多感な青春期からから共に時間を過ごし、一度は切り離された彼らが、彼らの努力のによってつかみとった、ひとつの到達点だったのです。


デビュー当時からのファンは勿論、今のセクラバの多くが、深い絆で結ばれたSexy Zoneが、5、という数字に拘ってきたことを知っています。
『Sexy Zoneは5人』という言葉は、この三人体制を経た彼らの、そしてセクシーラバーズの、ひとつの合言葉のようなものなのです。


かつて、ライブツアー『STAGE』の中で菊池風磨くんは、



『振り返ったとき、なにもなかった10年より、なにかあった10年の方がいい』



という言葉をファンに投げ掛けました。

これはようやく5人の、5人だけのSexy Zoneとして再出発した彼らの、喜びと、そして『5人の絆は本物だから、何があってもついてきてください』という、ファンへの思いそのものだったとおもいます。


しかし、本当に『なにかあった10年』になるとは、このときのファンは一人も、思っていなかったんじゃないでしょうか。

③休止中

活動休止がきまり、セクラバの間には『何が起きているのか分からない』状況がつづきました。
FCからの手書きの休止宣言、テレビで報道される病名。

メンバーからの公共の電波での挨拶は、音楽番組で行われました。

『best artist2018』に登場したSexy Zoneは、菊池風磨くんの言葉で、ファンに直接、松島聡くんの休止を案内しました。

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そのときのメンバーの顔。泣きそうな、つらそうな、そして、絶望的な顔。

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ーー風磨くんが言うのか、いや、風磨くんしか言えないのか。それくらい、みんなギリギリなのか。泣きそうなのか。

と、正直私は思いました。
ケンティーや勝利くんではなく、そして、シンメであるマリウスでもなく、風磨くんが神妙な顔で伝えた、大切なメンバーの休止報告。

ーーそれは、2019年のライブ、repaintingで、『Sexy Zoneって5人組なんですよ、知ってた?』とふざけて言っていた風磨くんの顔とは、正反対のものでした。

④休止中の約2年間のこと

松島聡くんの復帰は、当然ながら誰にもそのタイミングは分かりませんでした。靄のなかをひたすらすすみ続けるような日々だったことは確かです。



そして、絶望的な気持ちで向かえた年末。

カウントダウンコンサートにようやく出られるようになった最年少のマリウスが、始めての舞台でステージから落下しました。

本来ならあり得ないはずだった、4人のフォーメーション。

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そこで足を滑らせて落ちていくマリウス。
何が起こったのかわからないメンバー。

そして、あれだけキラキラ完璧アイドルの中島健人くんが、抜かれたカメラを向くことができなかったあの日。

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写ったのは、心配そうな顔。

3人だけが残されたステージ。

『また3人になるの?やめてよ』

ファンの頭は真っ白になりました。

『当たり前なんてないんだ』

多くのセクラバが、震える手でマリウスの登場をまっていました。

その後、年が明けてもSexy Zoneの風向きは厳しいものでした。

風磨くんと勝利くんが出ていたバラエティー番組、『アオハルTV』の開始と終了。
週に一度のラジオ『らじらー』の後輩グループへの交代。

日々、不穏なニュースが増えていきました。

Sexy Zoneに冠番組はなく、つまり、ファンが彼らの声を聴く機会が激減していったのです。

Twitterにいつもいた松島担が、消える。
ぽつりぽつり、そしてまた一人。


つらくなった人、離れた人は、一人ではありませんでした。もちろん、それは当たり前のことで、何も悪くありません。

だって、聡くんがいないんだもん。

休止が決まって以降、Sexy Zoneのメンバーは、聡ちゃんの名前をほぼ外に出しませんでした。つまり、まるで最初から4人グループであるかのように4人で雑誌にでて、当たり前に、4人で歌を歌う期間が始まったのです。

この年、Sexy Zoneはシングルをなかなか出さず、2019年の紅白歌合戦の出場も叶いませんでした。
ジャニーズJr.がいろんな番組にでるようになって、『最近ジャニーズがたくさんでてくるなぁ、すごいなぁ』なんて言葉を周りで聴きながら、聡くんに関して口をつぐむSexy Zoneの仕事を、ただ待ちわびる日々。

このころ、『売れたい』と、いままであまり口にしなかった言葉を、メンバーが発するのを、よく聞きました。ひょっとしたら、『聡ちゃんがいない4人がSexy Zoneとして前に進もうとすること』に、悲しい気持ちになったファンもいたかもしれません。

けれど、私には、彼らがとにかく『戻る場所』を守るために必死に頑張っているように見えました。

東京ドームにたってほしいな。
売れてほしい、レギュラー番組頭ほしい。
聡ちゃんを、聡ちゃんの戻る場所を守ってほしい。

でも、それが4人だったらーーーーー?

このとき、裏で松島聡くんが『Sexy Zoneに戻りたい』という気持ちで必死に治療していたことを、ファンが知る手段はありませんでした。


⑤ライブツアー『PAGES』と冠番組

Sexy Zoneは、松島聡くんのことを雑誌やテレビ、そしてラジオでは語りませんでした。

正直このころ、Sexy Zoneの態度に『冷たい』という声があったことも事実です。

ですが、実はファンだけに向けた場所では、Sexy Zoneは時々聡ちゃんのことを発信していました。

4人で向かえたPAGESでは、『緑のペンライトへのファンサ』が目撃されています。


※ぶっちゃけまじで普通に叩かないでほしいのですが、私も菊池風磨くんから聡ちゃんのメンカラである緑のペンラでファンサを受けました。この目でみたので、これはマジです。

『みんなで緑のペンライトをつけよう』と言われた公演もありました。
勝利くんが、『5』の手を高く掲げて消えていく後ろ姿をみました。

つまり、『ファンだけ』がいる場所では、Sexy Zoneは聡くんを匂わせてくれていたのです。

そして、1日だけの冠番組『たった三日間で人生は変わるのか?!』では、マリウスくんがパラデル漫画の中で松島聡くんのことを、『太陽みたいな相棒』と表現しました。

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ーー休止期間中、マリウスはほぼ聡くんの名前を口にしませんでした。ほかのメンバーがなにかの拍子に口に出しても、かたくなに乗ろうとしませんでした。

マリウスと松島聡くんはシンメ。

『聡マリ』としてまるで家族かというくらいに仲がよく、『聡ちゃん』『聡ちゃん』と、あんなに口にしていたマリウスが、一切語らなくなった彼の名前。

懸命に大学に通い、仕事をして、なによりどんどん新しいキャラクターを確立していくマリウス。

可愛かったマリウスから、かれは少しずつ、『カッコいいマリウス』へと大人になっていく。


でも、隣に大好きなシンメはいない。


松島聡くん不在のまま、そしてマリウスは20歳を迎えました。

→つづく。

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