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今日のあいはら イラっと...

どえらい暑い中
祇園花月の出番の為京都へ。

皆様もそうでしょう。

どえらい暑いと些細な事で「イラッと」してしまいませんか?

本日の朝7時35分
妻の怒声で目が覚める

「そやから昨日言うたやろ!昨日の内に準備しとけって!」

部活に出かける長男が
ユニフォームが無いと妻に聞いたところから始まったらしい。

「知らんやん。そんなん。私が部活するでも無いし
アホみたいにYouTube見る暇あったら用意しとけ」

朝の気温もかなり高かったせいもあるだろう。
更年期もあるのか怒りがおさまらない。

朝の早よからピリつく我が家

「そんな怒らんでも。」
口に出さなくても顔に出ている長男

おっとり刀で俺が間をとりもち
妻を建てつつ。
長男を送り出す。

これも暑さのせいなのか。

普段ならなんて事無い日常なのに
異様に腹が立つのも理解できる。

この一悶着で無理やり起きた次男が

朝からやっていた
27時間テレビでの「逃走中」
をワイワイと楽しんでみていた。

すると
親父の俺に一言
「パパは27時間の中、どっかでえーへんの?」

その言葉に何故か「イラっ」とした。

普段ならやんわり説明するところ

怒気を含め
「クソ暑い中パパは京都で漫才や」
「そやからテレビは出られへん」
不機嫌に答える俺。

勿論オファーなんてハナから無いのだが。

次男は何故親父はイラついているのかはわからない。

気を取り直しいざ祇園へ

無事一回目の漫才を終え
合間にラーメン屋で昼食。

この店も普段は行列が出来ている店だが
盆地特有の強烈な暑さのせいだろうか。

店はガラガラ。
ランチ時に数人のお客。

これはラッキーと夏お馴染み「冷麺」を注文した。

シーンとした店内でキャッキャと喋っているのは
「アルバイトの女の子」と餃子の包みかたを教えている「おっさん」だけだ。

カン高い女の子の声が響く。

デレっとした表情のおっさん。
覚えの悪いアルバイトの女の子

なんせ暇なもんだから店の人も気が緩んでいる。

「お互いキャーキャー言うてから」

前に座っているカウンターの俺はたまらない。

しかし店内が異常に冷える
外の気温を忘れさせる如く強い冷房
身を震わせるぐらいの冷たい風を俺に浴びせかける。

その中での「冷麺」

あー失敗だった。

暖かい
「ラーメン」にしとくべきだった。

心底「.イラっとした。」

とりあえず腹をみたして
ウロウロせず直ぐに祇園花月に帰った。

2回目の出番までもうすぐ。

気合いを入れ直す俺

イラついてる場合じゃないですよ。


このどえらい暑い中
劇場に足を運んでくれるお客様がいる。

有難い話じゃございませんか。

ちょっとでもね

お客様の「イラっ」を「ニコッ」にしてお帰り頂こう。

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