"アートシンキング"と働き方改革

アートは"WHY"、デザインは"HOW"とは、良くいうが
それはなぜなのか、理由まで考えたことがどれくらいあるだろうか?

デザインとアート、違いは感覚的に表現すると、下記の絵の様になる。

デザインとは、他者を含めた自分の外側の、五感で感じられる具体的な課題に対しての解決策を、手を動かしながら考えて行く行為なのである。だからこそ、究極のゴールは、使い手がどうやったらその課題を解決したと思うのか、というHOWが重要になり、UXが重要視される世界となって行く。

一方、アートとは、自分の内側の、五感で感じられない抽象的なものが何なのかを追求して行く行為である。それゆえに、捉えどころのない、得体の知れない物体という様な印象を多くの人が、持ってしまっているのであろう。
「なぜ、そう感じているのか」という"Why"が一言目にやって来て、自己や他者との対話を進めて行くのである。

上記の説明を元に、
 ・デザインは理性的であり、受動的
 ・アートは、本能的であり、主体的
という風に、区分けができる。

ここでやっと、タイトルにある"働き方改革"へと繋がってくる。
働き方改革=働く時間の短縮=効率化という構図で理解されているが
もうすでに、効率化はできるところまでしているよ、というのが現場の意見なのではないだろうか。

そこで、現状の効率化のその先へ行くには、それぞれの得意領域を把握・分担して主体的に取り組む様な仕組みを作る必要がある。
芸術家の様に尖った個性は自分にはないと思っている人も多いかも知れないが、それは自分との対話の量と質の問題であり、アートシンキングのプロセスを進めて行くことで、発見することができるだろう。

*アートシンキングに関するお問い合わせ

皆様に頂くサポートは、私がインスピレーションをシェアできているという事を理解するキッカケとなります💡パラダイムシフトを起こすまで、wowを届ける原動力をお願いします💛