見出し画像

「食べたら眠くなるのは仕方ない」は7割正しくない

今回の内容は2019/5/1の振り返りになっています。何故振り返りをするのか等は過去のブログ(下記記事)に書いてありますので、そちらを参照していただけると幸いです。また、今回の記事は昨日の記事の続きになっておりますので、そちらも参照していただけると幸いです。

工夫点

私は最近、食事について考えていました。なぜ食事に着目したのかというと、勉強と生活に相関性があると知り、それを無視することが出来ない、と思ったからです。

というのも、私はこのブログ上では主に、自分の勉強の質の上げ方と、時間・勉強量をどうやったら向上することが可能なのかを考えてきました。

それで、1日の勉強について検討したところ、昼食を取った後、質が顕著に落ちてしまうことに思い当たりました。そこで私は、その改善を考えました。これは、試験当日でも、食事の仕方が試験のパフォーマンスを左右する為、何としても食後の質は維持しておきたいという想いがありました。

食事と集中力について調べれば調べるほど、やはりその二つの関係はかなり深いことがわかります。そうしていくうち、次の事を学びました。


Ⅰ.血糖上昇度と集中力について

血糖上昇度とは、血糖値の上がり方を示す度数です。通常の血糖値の状態で食事をとると、その分解により血糖値が上昇します。その値の起伏が激しいほど、作業効率は悪くなり、さらには眠くなってしまうという隠された関係がありました。



Ⅱ.集中するのにあまり食べないほうが良い食べ物、集中するのに適している食べ物

Ⅰに書いたことを考えれば、穏やかに血糖値が上がり、穏やかに血糖値が下がる、さらにその血糖値の最大値が小さい食べ物であればあるほど、食後の作業・勉強で集中しやすくなります。それを踏まえると、一つの指標として、血糖値があまり高くないものが望ましいことになります。

例えば、豆腐や蕎麦、ナッツ類、玄米、ライ麦パン、野菜、卵などは血糖上昇度があまり高くなく、午後にも集中するのに適した食べ物であると言えます。

逆に血糖値が急激に上がってしまう食べ物は午後の作業効率を下げてしまう望ましくない食べ物となります。

例として、白米、ラーメン、うどん、食パン、菓子パン、菓子類は血糖値も高くなり、上昇度もかなり高いので、これらは食べないほうが良い食品となります。

また、揚げ物など高カロリーな物は、胃に負担をかけ、脳がエネルギーを消化することを、考えることよりも優先するため、極力控えた方が良いということを知りました。



Ⅲ体型と集中力について

集中力と体型についても関係があることもわかりました。太っている人のほうが、標準以下の体型の人よりも、普通の学習の仕方の場合、集中力が落ちやすい傾向にあるということです。ここでの普通の学習の仕方とは、座学です。

なぜそのような違いが出てくるのかを考えました。その結果、主に酸素の摂取量の違いが理由ではないかと気づきました。座学をしていると、机を見るため、首を下にします。そのため、太っていると、気管が圧迫されるため、酸素が脳に行かなくなり、集中力が低下するします。一方スタンディングディスクなら首を下げる角度が小さく、酸素が通りやすいので、脳まで酸素が届き、集中力を上昇させます



Ⅳ食べ方について

これは、講師の人に教えてもらったのですが、同じ量を食べるのならば、少量に分けるようにすれば、血糖上昇値を抑えることが出来るという内容でした。確かに一度に摂る糖の最大値を少なくすることが出来るので、勉強に適した食べ方だなと思いました。

また、特にお腹が減っていないのならば、無理に昼食はとる必要がないと思いました。



最後に

今日は主に食べ方について最近考えていたので、それについて書きました。私は、これを知ってから、食事は豆腐と蕎麦をよく食べるようになりました。また、朝食だけでなく、作業が残っている時の夕食や一日の始まりの朝食も気にするようにしました。

今回の内容を調べれば調べるほど、「受験は生活力」と言われている理由が分かった気がしました。

タイトルに掲げた「食べたら眠くなるのは仕方ない」というのは、食べるものや食事の仕方によって眠くなるという点では確かに正しいです。しかし、食べるもの・食べ方を変えることで回避可能なので、「眠くなるのは仕方ない」ことではありません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。



いただいたサポートは、他のnoteクリエイターの方の応援に使わせていただきます。 コメントにてご感想等いただけたら大変嬉しいです。 ご質問等がもしございましたら、執筆者名指しでいただければ、記事内で回答させていただきます。