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パラリア対談vol.4 模試の点数が一桁だった春日部東生が明治大学に合格できた秘訣

「パラリアってどんな塾なの?」
「パラリアでする勉強ってどんな感じなんだろう」

そんな悩みにお答えすべく、始まったのがパラリア対談。

代表の浅見と、パラリア卒業生が話して、当時のことを思いながら、その時の心境などを語ってもらいます。

第3回はこちらの記事で紹介した佐々木さん。

パラリアに入る前はクラスメイトからバカにされるほど成績が悪かった佐々木さんですが、パラリアに入ってから成績が非常に上がり、春日部東高校から明治大学に合格しました。成績が上がる勉強法の秘訣を教えてもらいました。

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ーーパラリアの良いところはどこだと思いますか?

佐々木:歩きながら勉強ができたり、休憩を自分のペースで入れることができたり、自分のスタイルで勉強できるところです。他にも、勉強以外にも色んなことを相談できたのはよかったと思います。

浅見さんのようにフレンドリーに接してくれる人がいると、相談をしやすいです。一言に「勉強」といっても、周りの環境も関係してくるので、自分の周りの不安を取り除けたことは大きいと思います。

浅見:フレンドリーに接しているのは、性格がわからないと、アドバイスはできないと思っているんだよね。

普通の塾だと、今の偏差値や志望校だけを聞いて「この参考書をやったらいいよ」とか言うのだけど「自分の何を知ってそんなことを言ってるの? 意味がわからない」とずっと思っていたから、コミュニケーションは取るようにしているよ。

もし、その先生の言う通りにして、成績が上がらなかったら、ほぼ先生のせいだよね。それはリスクが高いと思っているんだ。勉強時間は無限ではないから、その先生が「なんとなく」言った勉強法で勉強をするのは時間の無駄だと思う。

佐々木君も最初は成績が良い先輩がやっていた参考書をやっていたんだよね。その先輩の成績が良いのはわかるけど、その参考書が佐々木君にあっているかどうかは別問題。こういうことがよくあるから、面談では使っている参考書の選定理由などを聞かないといけないよね。

あとは、性格がわかっていたり、普段からコミュニケーションを取っていれば、アドバイスをする時に、どういう風に言えば良いとか、どういうことで悩んでいるんだろうなっていうのはなんとなくわかるからね。

佐々木:でも、やっぱり、寝ることが1番の良いところです。

ーー寝ることを推奨している理由はありますか?

浅見:中学や高校は授業中に寝たらいけないって言われたりするよね。それで起きるならまだ良いのだけど、無理やり起こされてもあまり集中できないし、しんどいだけ。それと同じ空気感が塾にもあるし、言われたりする。

でも、パラリアでは推奨している。眠いなら寝たほうが身体にとっても自然だし、寝てから勉強をやり直したほうが効率が良い。眠いところを粘ってやるのは、粘っている時間が無駄だよね。

それでも、面白いことにウトウトしてるパラリア生もいて、自分が「起こすから15分寝よう」と声をかけても「いや、頑張ります」という人がほとんどなのが面白いよね(笑)

ーーパラリアの悪いところはどこだと思いますか?

佐々木:うーん、、、難しい、、、強いて挙げるとすれば、完全な防音ではないところです。それと、これは悪いところかわからないですけど、最初は宗教じゃないかって思いました。

浅見:本当に、それは言われる(笑)

佐々木:最初にパラリアに来た時に、浅見さんに聞きましたからね(笑)



ーー浅見さんに言われて心に残ってることってありますか?

佐々木:成績が停滞していた3年生の夏に、「ただ勉強するだけじゃダメなんだよ」と言われたことが心に残っています。

浅見:7月までは成績が順調に上がっていて、8月に模試をやった時の手応えがイマイチだったのに、その時の反省が全然ダメだった。その時に言ったことだね。

そしたら佐々木君は早稲田の過去問を解き始めて「このレベルを解けるようにならないとダメなんだ」とわかりはじめ、またスケジュールや勉強法などを考えながら勉強し始めたよね。

佐々木:それと最初の面談の時に、自分の本当の志望校がわかったことも覚えています。

浅見:最初の面談の時に芝浦工業が志望校と言っていて、その理由が「芝浦工業は兄が狙っていたから」だった。だから「偏差値が無限でも芝浦なの?」と聞いたら「でも、僕なんかじゃ無理ですよ」とか言っていて、30分くらい粘ったら「明治に行きたいです」と言い「慶應や早稲田はあえて行かないの?」と聞いたら「早稲田に行きたいです」と言ったから、志望校を早稲田に決めたんだ。

志望校を言っていた時は当時の「身の丈」で芝浦と言った感じだったから、本当の志望校はどこだろうと思ってそう聞いたんだ。

佐々木成績が悪いことで友達にバカにされていたんですよ。だから、下位10位くらいだったのに、第一志望校が明治や早稲田って恥ずかしすぎて言えないです(笑)。早稲田とか雲の上の存在でしたね。

浅見:でも、結果は学年1位を取るくらいまで成績が上がって、早稲田も見えていたよね。何位くらい上がったんだっけ?

佐々木:理系のビリからトップまでいったので120位くらいですね。最後の方は「あの僕が本当に早稲田に受かるんじゃないか…!」と思ってワクワクしながら勉強をしていました。


ーー他にパラリアにいて覚えていることはありますか?

佐々木:パラリアトークです。「今後どうしようかな」と考える時があって、その時にパラリアトークを思い出して、参考にしています。

例えば、ゲストの方の「電車の中にいる人たちの目が死んでいた。俺はこういう人たちにはなりたくない」という言葉があって、それがとても印象的で。僕もそれに近い思いがあったので、そうならないためにはどうしたら良いのかなと思い、そのパラリアトークのことを思い出したりしています。

ーー成績が悪かった佐々木さんがそこまで上がった勉強法を聞きたいのですが、何か気をつけていたことはありましたか?

佐々木:スケジュール管理です。24時間日記を予定表として使っていました

(24時間日記とは・・・その日の時間の使い方を把握し、何に使っているかわからない時間を、次の日に有効活用するための日記。これをすることで、自然と時間を意識するようになり、勉強の質も上がる。)

浅見:でも、最初はスケジュールを立てるのも全然ダメだったんだ。しかし、10月や11月にはもう、スケジュールについては極めていたね。時間のロスはほとんどなかったし、休憩も自分のペースで行えるようになっていたから。

しかもすごいのが、完璧なスケジュールだけど、幅があるんだ。例えば「その教科に対してやる気がなければ、一旦違う教科をやる…」そのような融通が利くスケジュールだったんだよね。

なので、その日その日で休む時間が違ったりするのだけど、結果的に同じクオリティで勉強をしていたから、スケジュールを組むクオリティは群を抜いていたね。だから佐々木君のガントチャートはパラリア生によく見せるね。

その他の勉強面で行くと、佐々木君は良くも悪くも短絡的だった。講師側の高い要求でも、なんとかその要求をこなすし、こなすようなスケジュールを組むし、それをやる意味を見出していたよね。

他にも、1ヶ月で『ターゲット1500』を1ヶ月で10周して、そのチェックテストで9割を取っていたよね。

ーー圧倒的は勉強量と、スケジュール管理で地の底から這い上がってきたのですね….!お二人とも今日はありがとうございました!

佐々木さんの話を聞いて、少しでも「自分はパラリアで勉強してみたいな」と思ったり「自分の子どもはパラリアで勉強することに向いているのではないか」と感じましたら、ぜひ「お問い合わせ」からご連絡ください!なんでもご相談に乗りますので、お任せください。

佐々木さんのパラリアトークの記事はこちらから

佐々木さんの勉強法やスケジュールなどの秘訣をさらに知りたくなった方はこちらから

Text by 佐藤 みちたけ

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