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春日部東高校から東京理科大学への推薦入学が決まった後、パラリアで勉強していた理由

大学受験は人生のひとつの節目といっても過言ではありません。大学に行ってからどのような人と会って、どのような刺激をもらい、将来、どのような行動をするのかが変わるからです。

しかも大学受験は一発勝負。受験生の気持ちを思えば、緊張の度合いは計り知れません。
ですが、リスクを回避する一つの方法として「推薦入学」があります。

今回インタビューした相塚さんも推薦入学をしたひとり。本当はセンター試験を受けて、2次試験も受けるつもりでしたが、様々なことがあり、東京理科大学へ推薦入学しました。


ーー小学校時代の成績はどうでしたか?

相塚:小学校のテストって中学校や高校と比べて簡単じゃないですか。だから大体90点前後は取れていました。

ーーそれは全教科ですか?

相塚:そうですね。

ーーでは、中学校のときの成績はどうでしたか?

相塚:僕が行っていた中学校が全校で60人くらいで、各学年20人ずつくらいでした。競争意識とかはなかったのですが、平均で80点は取れていました。

ーー小学校時代と比べて、苦手になった教科はありますか?

相塚:英語が苦手でしたね。最初からよくわからなくて(笑)。でも、テストはとりあえず範囲を暗記して点をとっていました。暗記していただけで、理解は全くしていませんでしたが(笑)

ーーということは模試を受けると…?

相塚:もう、全然できなかったです(笑)

ーーなるほど(笑)。 高校はどこに行っていましたか?

相塚:春日部東高校に行っていました。

ーーなぜ春日部東に行こうと思ったのですか?

相塚:僕の地元が千葉県の野田市というところなのですが、自分の成績と同じくらいの高校が、柏か春日部東のどちらかしかありませんでした。それだったら近い春日部東に行こうと思い、春日部東を受験しました。

ーーパラリアに入る前の成績はどうでした?

相塚:1年生のときは80点~90点の間でよかったのですが、そこから部活とかをやっていたりで、だんだんと成績が下がっていきました。それでもなんとか頑張って30位あたりをキープしていました。

ーー勉強よりも部活に重きをおいていたのですか?

相塚:うーん…。部活をやっているときは、どっちつかずという状態でしたね。そして。部活が終わってから勉強に専念しようかなと思い塾を探し始めました。いろんな塾を見て回ったのですが、パラリアが自分にあっているなと思い、パラリアで勉強することに決めました。


ーーなぜ他の塾ではなくパラリアで勉強しようと思ったのですか?

相塚:塾って見学や体験をするときに講師の方とお話するじゃないですか。他の塾の説明は「今の偏差値がこのくらいだから、もうちょっと上を目指して勉強しよう」みたいなありきたりな説明なのですが、パラリアはそうではありませんでした。

受験の説明や、本当に自分のしたいことなどを聞かれて自分を探すことから始まったので「ここなら、勉強以外の何かがわかりそうだな」と思って入りました。

ーー最初に来た時のパラリアの雰囲気はどうでした?

相塚:中学の時に塾に通っていなかったので、初めての塾選びでした。見て回った塾と比べたら「塾じゃないな」と思って。あと、入口がわからなかったので恐る恐る入りました(笑)

ーー確かに、あの入り口は初めてくる人にとってはわかりづらいですよね…。

相塚:それと、自習が主な塾もあるんだなと思いました。映像授業を体験で受けたのですが、映像を見た後のテストを受けるのが嫌で、映像授業の塾は続けられないと思いました。

ーーパラリアに入って成績はどうなりました?

相塚:集中力がないので、成績は少しずつ良くなっていったのですが、他の教科と比べて英語は、上がったのがはっきりとわかりました。

ーーそこから勉強して東京理科大学に入学したのですか?

相塚:いえ、推薦で入りました。高校生は夏が終わってから伸びるってよく言われると思うのですが、苦手な英語以外は夏に全然伸びなくて、推薦で大学に行くことを決めました。

ーー大学受験をするためにパラリアに入ったと思うのですが、推薦に切り替えたのは成績面以外の理由があるのですか?

相塚:最初は化学や生物を大学で学びたくて理系の大学志望だったのですが、本当にそれをやりたいのかなって思うようになって…。

夏休みのパラリアトークのときに、ゲストの方が経済や経営の話をしてくれて、面白そうだなと思ったのと、入試科目が国数英だったので、文転をしました。なので、夏休みの間は理科を全く勉強してなかったです。そして、夏休み明けに担任の先生に文転することを言ったらめっちゃ怒られて(笑)

ーー夏休み前までは理系だったのがいきなり文系になりますもんね…。それに入試までの時間も少ないし、先生側としては理系のままでいて欲しいですよね。

相塚:そのときに目指していた大学を言ったら「今の成績だったら無理だぞ」って言われ「学校の成績はいいから推薦どうだ?」という提案を受けました。そして浅見先生とたくさん話して推薦で大学に行くことを決めました。

ーー大学生活の中で、パラリアで学んだことのうち、活きていることはありますか?

相塚:9月くらいに推薦が終わって普通はバイトをたくさんやるか、たくさん遊ぶかのどっちかになると思うのですが、僕はパラリアで大学の勉強をしていました。

推薦入学者ってどうしても学力が低く見られたり、大学に合格してから勉強をしないので、単位を落としたりするんですよね。でも、僕はパラリアで予習をしていたおかげで何とか単位を落とさずに済みそうです(笑)

ーー何をするにしてもあらかじめ準備をしておくことは大切ですよね。他には何かありますか?

相塚:勉強法です。パラリアに来る前は、学校の先生や友達から、「数学は暗記科目だ」と言われていたのですが、それについてはしっくりきていませんでした。

ですが、パラリアで試行錯誤しながら自分で勉強しているうちに、暗記は暗記でも、ただ覚えるだけではなく、自在に使えるという意味の「暗記」だったんだとわかりました。それを大学の勉強でも使っています。

ーー春日部東高校を受けたときはどんな勉強法で勉強していたのですか?

相塚:中学校で高校受験のための教材が配られて、それをやっていたら成績をキープできていました。なので勉強法は特に考えずに勉強していました。だから短期間しか記憶することができなくて…。

学んだことを長期間記憶することが本当にできませんでした。なので自分に向いている勉強法が見つかったのはすごくありがたいです。

ーーパラリアで勉強していく中でどうやって自分に向いている勉強法を見つけたのですか?

相塚:パラリアで模試が終わった後に「反省会」というのがあって、そのときに浅見先生に勉強法を聞いたり、ほかのパラリア生が話しているのを聞いていました。それを実践していましたね。

ごく一般的な塾では(センター試験を受け、2次試験を受けて)大学に合格するということがゴールのため、「推薦入学」と言ったら少なくともいい顔はされません。しかし、パラリアでは「大学合格」がゴールではなく「パラリアでやっていることがどれだけ将来に活かせるか」をゴールとしています。

なので、大学に行くための手段は推薦でもセンター試験と2次試験を受けてでも、本人が自分で考えて出した答えであれば、全力でバックアップをします。

相塚さんのように、推薦で大学に入学することが決まってからも、勉強を継続できるのがパラリアの数ある中のひとつの価値です。

Text by 佐藤 みちたけ

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