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赤ちゃんの足

赤ちゃんは未成熟な状態で産まれてきて徐々に体ができあがっていきますが、今回は足についてまとめてみようと思います。

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写真は産まれてすぐ数日後の足でしわはありますが、見た目の形としてはすでに人の形をしていますね。

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2週間くらい経った後で、足がかさかさの状態になっていますが次第に治っていきました。

ここで新生児特有の原始反射としてバビンスキー反射というものがあるので紹介しようと思います。足の指のあたりを触ると足趾を曲げますが、足の裏の外側を触ると逆に指を広げるような反応になります。

一般的にバビンスキー反射は、生後2歳未満までは多くの子どもに見られますが、その後は、足の指が足底に曲がるようになったり、反射による反応が消失したりします。生後2歳以降も反射が残る場合、病的反射とされますのでその際は病院を受診してもらえると良いと思います。

また足の形は小学校高学年ごろに完成すると一般的に言われていますが、成長過程において足の指の筋肉の発達と足の形には関係があると考えられています。実際に自分が大学院に所属しているときに行った研究においては、足の指を曲げる筋肉=足趾把持力と、足の形(ノーマル、扁平足、ハイアーチ)には関係が見られました。詳しく知りたい方は以下の論文を見てもらえたらと思います。

現代では靴の性能が発達したことや、裸足で遊ぶ機会が減って足の力を使う機会が減っているように思います。親としては赤ちゃんの時に反射をわざと出してあげて足の指を動かす機会を増やしたり、もう少し大きくなって遊ぶときに裸足で遊ばせてあげる機会を作るなどすることで将来的な足の問題が起こるのを予防できる可能性があるので意識してもらえるとよいのでないでしょうか。

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HILUCO, Inc. CEO 理学療法士/JSPOアスレティックトレーナー
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