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子供を連れて街を歩いて思うこと

我が家の赤ちゃんも産まれて3ヶ月近くになってきて首も座ってきたため、外出する機会も少しずつ増やせるようになってきました。

理学療法士の私は普段障害のある方に接する機会も多いため、「ここは車椅子の方だと移動が大変だろうな」といったことを思う機会も多いのですが、ベビーカーを押しながら街を歩く中でも気づく点がいくつかありました。

①スロープの傾斜角度
②エレベーターの設置状況
③電車乗降時におけるホームとの段差や距離

①に関しては、ベビーカーであれば押すのが少ししんどいなー、くらいですが車椅子ではこれは無理だろうというような傾斜のスロープもいくつか見受けられます。

上の記事がわかりやすかったので引用させていただきますが、車椅子単独であがるためには1/12より緩やかな傾斜であることが必要そうです。今後新しく建物を建設したり、インフラ整備をする際には気にしてもらえたらと思います。

②に関しては、現在多くの駅ではエレベーター設置されているためかなり便利になってきました。文明の利器さまさまです。ただ、工事中の際などで一部通行止めになっている場所でせっかく行ったのに引き返さないといけないパターンもたまに見つけます。ぜひその際は迂回路などを示してもらいたいものです。

③に関しては、詳しく把握できてはいないものの鉄道や駅における基準が統一されておらずベビーカーを押してそのまま入れるところと、一度持ち上げなければ乗り降りできないところ様々あると思います。しかし、多くの鉄道会社で当日の申し出でも乗車下車駅を伝えれば車椅子の方でも乗り降りを手伝ってもらえてかなり助かっているようです。一般の人でもつまづく可能性もあると思うので、リスク配慮として適切な段の高さと距離に統一されていくといいですね。

①②③のベビーカーや車椅子を用いる際に街で気になる点以外にも、個人的には視覚障害だとこれは困りそう、聴覚障害だとこれは困りそうなど、いろいろ気になってしまいますが、少しずつでも多くの人が暮らしやすい社会になっていくことを願います。

そんなこんな思うところはいろいろありましたが、子供も一緒に初めての動物園を楽しめた良い1日でした。

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