障害者の娯楽 — スポーツ、アート

何らかの障害があることによって、健常な人ならできる娯楽ができなくなることもあります。しかし、残された能力を活かして楽しめるスポーツやアートなどはいろいろあると思います。今回はそれらを紹介します。

まずスポーツ分野で考えると、2020年の東京パラリンピックにおいては全22競技が行われます。何らかの障害があったとしてもどれかの競技にはあてはまるでしょう。

パラリンピックは主に身体障害の方が出場されますが、その他知的障害のある方に関してはスペシャルオリンピックスや、VIRTUSといった大会も行われています。

次にアート分野ですが、芸術も分野としては様々に分かれており文芸・美術・音楽・舞台などの総合芸術といった様々なものがあります。日本国内では障害者の作るアート作品をアウトサイダーアートと呼ばれることもありますが、元々の語源は正規の美術教育を受けたことのない人の手により生み出されるアートのことを言います。絵を書くのも手が使えない方は口を使って描いたり、障害者で組んでいるバンドグループでは楽器を演奏する人と歌う人を障害の種類によって分担したりと、工夫しながらアート活動を行っている方もいます。

健常な方では感じ取れていない部分を独特の感性で表現するアートはきっと多くの人の心を動かすものになるでしょう。


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