爆裂さぼってた


爆裂さぼってた。
きちんと銭湯も行けてないし。
特筆すべきことがなかったわけじゃないけど、怠惰。五月だったし。

「~だったしね。」
ていう字面って、絶対そんなに意識されないと思うけど、やっぱり「しね」って入ってるからあんまり使わないようにしている。よっぽどの箱入り娘かよなぁ。



ちょうど一か月くらい(こんな日本語はない)空いてしまったのだが、ハナコさんの単独タロウ4については書いたんだっけ。書いてない気がするな。
すっごい良かったよ。
なんせ今回は舞台監督(舞台の設営から本番中の転換、音響照明への合図等もとりしきるライブの総合プロデューサー的な方)が東京03さんやバカリズムさんを手掛ける方なんだから、レベルが違う。
具体的に言うと、ただのパイプ椅子と学習机を挟んで居酒屋のコント、なんてチープなことは言わないのよ。もう居酒屋にある机と、なんならジョッキにビールもちゃんと注いで、串入れも七味もあるし、椅子だって渋いクッションがついてる木製の背もたれが低いそれ。
これよりももっとお金を手にしたら、いよいよ舞台に据え置きのどでかいセットつきコントができるようになるってわけだ。ウレロみたいな。夢は二階建てのセット、移動式のセットです。
そして当然中身も抜群。優勝までのハナコさんはいかに笑いをとれるか、この分数でいくつポイントをつくれるかというコントをしていたけれど、チャンピオンになったことでその必要が消え、自分がやりたい尺で一番見せたい流れでコントをできるようになってた。コント師の理想的ルートにのった。今回の単独で多くの芸人さん、テレビマンは「なるほどハナコはそっちのルートね。」と思ったはず。
中には昔のハナコさんらしいシュールなネタも混じっていて、ライブ全体としてはバラエティの豊かさを感じれた。
かっこよかったのは、ネタの途中に袖へ岡部さんと菊田さんがはけてきたとき、その一瞬で岡部さんが菊田さんに何か吹き込んでまた舞台に戻り、台本にないアドリブを繰り出し、しかもばっちりウケていたこの職人芸。たった10数秒だったのに。これはかっこよかったし、自分だったらどんどん広めてほしいかっこよさだ。
あと毎回ハナコさんの単独でこの人すげぇなぁって思う瞬間があって、リハの時に秋山さんがキラキラした目で舞台観てる時間なの。この人楽しくて仕方ないんだろうなぁって目を今回もしてて。ルフィとか悟空がするやつじゃんって。ピュアすぎて。
地方公演がまだ残ってると思うのでぜひお楽しみに。
特にTシャツが普段使いできるお洒落プリントに、ワタナベにしては珍しく生地がいいやつなのでぜひ買ってください。


で、その週に若気の至りがあり。
久しぶりに優勝した。
やった。
優勝するとさ、僕なんかはくそ真面目だから「喜んだら浮かれて次のネタがうまく作れなくなる」って思っちゃうわけ。
だからその場でも控えめに「よっしゃぁ」とか言っといて、すぐ真顔作っちゃうわけ。
って抑えて抑えて、今月いざネタ作ってみたら、どっちにしろ悪いんだからお手上げよ。
燃え尽き症候群だから。前のいいネタとかに引っ張られちゃうし全然。その、独創性のない人間の悪いところで。肉がこそげてもしがみつくから。今月は羽を伸ばして来月に備えるんだ。遊び尽くしてしまった方がいいネタができる雰囲気出るし。


ほいで、その翌日にWEL出てきた。
(W)ワタナベ
(E)エンターテインメント
(L)ライブ
で、WEL。今のお笑いシーンに欠かせないメンバーの中にノブとカカズオールスターズでQUEENを熱唱してきた。
今年からワタナベは隔月でキャパのでかい会場でWELをやるという試みをしていて、その一回目が今回の本多劇場。約400席。うぇえ。
そこで僕はジョン・ディーコンとしてベースをかましてきた。
舞台の構造的に中央に3段階段があって、その上から登場するんだけど、これが気持ちよくて気持ちよくて。
もともと音響で歓声を入れてあるんだけども、実際に舞台に立って照明をあびたら「すごい大歓声がきたぞ!!!」と錯覚してしまったよ。いやぁ最高だった。本物のQUEENより最高の気分を味わったんじゃないかな。


で、次の日はネタみせをし
そのあと豆鉄砲と金国さんとこーたさんと飲み(これがまたよかった。)

次の日は「マイ没マイヒーロー」てライブ。
これもよくて。
一回没になった(ライブで滑った、後半が思いつかない、ちょっと設定がうまくいってないなど)ネタを披露して、みんなで改善案を話あい、その場でもう一度披露するライブ。
これがよかった。
結果的にネタがよくなったのかというのは闇の中だけど、企画としてプロセスを知ったうえでもう一度完成したネタを見るって言うのは非常に笑いやすかった。ずっとフリをしてるわけで。
案の定15人くらいのお客さんだったけど割れるように盛り上がったし、飯がうまい程疲れた。
おすすめ。


で、翌日が「グレイモヤ」て地下の頂点みたいなライブに出させてもらった。
圧巻。
コンプラがなく
刺激強めで
でも下ネタすぎず
っていう。深夜のお笑い感っていうのか。
とにかく全組会場が拍手笑いしてくれるライブ。
かが屋さんとママタルトさんはすごかった。あの方々は裏笑いも表笑いもとれるからもう敵いなくなってきてるや。うーん。すげぇ。家帰ってから頭で反芻しちゃったもんなぁ。


そいで5月3日が火竜寄席。
マイ没のネタをやったぜ。
ウケたけど、後半はちょっとお客さんがおいてかれた感。
あとで青木にいったら「小島の悪い癖やで」って笑ってた。そういうコンビいいよなぁ。字面上じゃ相方の悪口言ってるけど仲のよさの表れみたいな。

で、翌日は日雇いしてきた。
最悪。
「新聞の折り込みチラシの仕分け、梱包」
って募集要項だったからてっきり内職的なのを想像していったら、あれよあれよと工業地帯にたどりつき、気づけばベルトコンベアーだらけの会場にいた。まぁまぁまさかねと思いつつ始まったら古紙回収で包む量のでかい版みたいな紙の束が流れて来て、それをベルコンからとって、書いてある数字の台車に積んでいく作業。
これただの重労働。
だったらもうちょっと時給の高い引っ越しやったよ。
わざわざ1250円でこの仕事は割に合わないよ。
後半もう筋肉痛になってたよ。
開始五分くらいでマシントラブルが起きて20分くらい何もしなかったし。
周りのおじちゃんたちも全員同じくらいしか仕事できないの。誰か一人はすげぇできる人いなよ。
一緒に来た派遣の人たちは案の定自分から仕事しないし。
あとウォーターサーバーがベルコンから近いとこにあって、いつでも飲んでいいよって気遣いされてたのはいんだけど、このチラシまみれの埃環境にさらされ続けている注ぎ口から出てくる水って絶対汚いじゃん。付着しまくってるって。と思ったから誰かが使ったあとにしか汲みませんでした僕は。誰かが使ったあとなら付着物とれたてだもんね。いいよね。



爆裂さぼってた分をめちゃくちゃ書いてしまってる。



ちょっと分けるね。
明日バイト行ったらネタみせ間に合わないし今日夜更かししちゃえと思って。

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