まだまだ思い出す。

失敗談を思い出す。
全うに生きてきた、生きてきすぎたのかもしれません。

恥ずかしかったなってこと。他にあったはず。

元カノ実家につれこんでえっちらほっちらしてたら遅くなるはずの母親が帰ってきて布団の中に隠した話とか。これは失敗だった。うん。羽毛布団に隠れてた彼女汗だくになってたもん。申し訳ねぇ。

次。

んー。
幼稚園の頃、自分のことをかわいいと思ってたから、女子の前でよく「足で頭をかく猫の真似」してたな。うわ、よく覚えてるなこれ。はず。この年でもっかいやったろうかな。

次。

小学校のプールの検定で、平泳ぎが25m泳げたら黒が一本もらえるから挑戦したんだ。でもまだスイミングスクールでも学校でも、平泳ぎは脚しか教わってなかったの。でも前日に家で椅子の上にはらばいになって、お姉ちゃんとお母さんにタイミングを教えてもらったの。だからできると思って勢いよくスタートして、結果足だけ動かしておぼれてる状態になったんだ。前にも全然進まないし、呼吸はしんどいし、検定だからみんな見てるし。もう無惨で無惨で。あれは失敗だった。
でもこれ別におもろくないな。悲しいか。

次。

青春高校三年C組の最終オーディションも大失敗だった。
一次オーディションは佐久間さんがいたから失敗芸を披露しておもしろく広げてくれたんだけど、最終オーディションはみんなに告知して、みんなが見てる最中で、ネタがいまいちなウケで、平場は「国会議員の息子なんです!」と宣言するも「へぇ~」で終わってしまった。
「まだ養成所生なんですよ。」
「へぇー!すごいね!」
「いやぁ、これ、絶対所属ですよねぇ僕らぁ~」
っていう養成所生にしかウケないボケをしてしまい、「そりゃそうだよ。」というまっとうな会話になり、二人ともうろたえ、挙句私の目がでかいというのを、ただ見せるだけの時間が到来。明らかにビリだった。宮下草薙さんがネタ飛ばしてよしとか思ってた自分が恥ずかしい。

あ、一個最近のわかりやすいやつあった。

最近すっかり阿部寛のものまねをやっていて、初めて阿部寛で収録に行くってなったんだけど、ちょっと髪が長くなっちゃってて。
地毛でやってるもんだから、どうしても長すぎると阿部さんに似ないし、切るしかなくて、仕方なく収録当日に近所のヘアーサロンに行くことにした。
割と2,3年通ってるところだし、おじさんも話やすい感じだから、一世一代の大勝負で
「阿部寛みたいにしてください。」
と頼んだ。

「阿部寛さん。あぁー!今ドラマやってますね。結婚できない男の。」
「あ、そうなんです!。」
「ちょっとボサっとした感じの!」
「そうです!あの感じにしてほしくて。」
「あーはいはい。うしろは多分整髪料とかで作ってると思うけど、長さはじゃあ阿部さんみたいにしてみますね。」
「はい!」

言ってよかった。ドラマのタイトルまで出てきたもの。
ようし、あのもじゃっとした、ボサボサな「まだ結婚できない男」の阿部寛になれる。収録、はねるぞ。

と思って一度眼鏡をおき、散髪を終え、
「こんな感じで、後ろと前のくるっとした感じは整髪料で作ることになりますかね。」
というご主人の話を聞きながら眼鏡を装着。
20分ぶりの自分に対面。

あれ?
すっげぇ短いじゃん。
なんか、刑務所あがりみたいな。
え?

「後ろこんな感じです。」
と、見せてくれるご主人は満足気な表情。

年の差が出たんでしょうね。
「まだ結婚できない男」の阿部寛じゃなくて「結婚できない男」の阿部寛にされてちゃったみたい。昔の寛にされたのよ。
ちょっと違うものまねになっちゃうよ。

でも結果、収録現場にいたカメラの方や大道具の方が年齢上めで、あの頃の阿部さん世代だったから逆にうまくいった。
今度からはちゃんと写真見せよう。

これどう。
わかりやすくない。
これいいじゃん。ねぇ。失敗っぽいし。

ほかは。

あ、ウッディのYoutube撮影で使う小道具で、大きい刺繍針を作ることになって、段ボールで針の方を作って、あとから銀色のスプレーで塗装することにしたの。で、いざ塗装しようと、夜中にマンションの駐輪場に出て、床に段ボール置いて、バーッてスプレー吹きかけてパって針裏返したらそこにきれーに銀色の針のあとついちゃってて、慌てて移動して駐車場の方でかけ直したんだけど、そこのコンクリートにも思いっきり銀色ついちゃって。まぁ翌日には流れるかと思いながら寝て。起きたら雨で。まぁちょっと今日は残ってるかなんて横目に見て。でもなかなか消えなくて。油性だからか。駐車場の方は管理人さんが割と一生懸命こすってて。やっと消えた感じだったんだけど。はじめにつけた駐輪場の方は、今日もまだ鮮明に残ってる。やっちゃった。

地味。

あとは。
怒られた系あんまないな。

あ、元カノとえっちらほっちらしたときに健康すぎて屁こいちゃったこと。これ失敗ね。屁するからつっておしりだけベッドからだしてこいた。最悪よ。ほんと。

あとライブのトリで、幽霊のネタをやって、どうもありがとうございましたーってネタ終わって。で舞台暗くなって。で最後だったから当然エンディングの曲ばーってなって、パって舞台明るくなってエンディングのMCが「ありがとうございましたー!!」って言いながら出てきたんだけど、僕裸眼の視力が悪すぎて、ネタ終わってからMC来るまでの間に舞台袖がどこか見つけられなくて、そのまま舞台上で「ありがとうございましたー!!」って出てきたMCとはちあわせちゃったの。で、たまたま幽霊の恰好してたからそういうボケみたいになったけど、幽霊より全然怖い体験した。

失敗。


昔引っ越しのバイトをしたことがあって。
言うこと優しいけど、真剣になるスイッチわからなくて怖いベテランのおじさんと、太った気のいいお母さんみたいな同い年のベテランと三人で回ってて、その日もう三軒目とかで結構疲れてたんだけど、お客さんも荷物の到着が遅くてちょっといらいらしてたの。
こっちはヘルプで急遽頼まれた三軒目だったから仕方なく謝ってて。で、荷物をトラックから家に運びだしてたら途中で冷蔵庫の下のカバーがないってなって。もうお客さんがベテランのおじさんにぐちぐち怒ってるの。怒ってるから余計に速く運ばなきゃって思っちゃうじゃんこっちは。で、トラックから車のタイヤを運ぶことになって。まぁ一回で二個くらいいけるだろうと思って重ねて歩きだして。3歩あるいた時点で無理だ!って思ったんだけどもう休憩できる場所なくて、仕方なく玄関までたどりついて。でも玄関にタイヤ置かなきゃいけなくて。こう、タイヤってでかいから、しかも重ねてるから、地面に置くとなるとこう、普通に置いたら斜めになって上のが落ちちゃうし、ひざでしゃがんでも地面となったら腕で最後はおかなきゃいけないし。って躊躇してたらついに腕の限界がきて立った状態からタイヤ玄関にガシャンガシャーン!!て落としちゃったの。怒ってたお客さんもっと怒っちゃって。「ちょっとちゃんとやってくださいよ。」って。ベテランのおじさんも「もういいからこれは。私がやるから。」って当然半ギレ。当の僕は「あへ、あ、すいません。はは。」だって。はず。仕事できないガリガリじゃん。結局冷蔵庫の下の部分はなくて弁償だってさ。二度とやりたくないな。



ひとまず、ここまで。

明日も考えます。

これは大事な作業だねぇ。

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