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スキマレシピ

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バカらしくて誰も試さないようなレシピや、なんとか手を抜いて酒のすすむおつまみが作れないかの実験記録です。
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【SR_046】たらバターにんじん

【SR_046】たらバターにんじん

娘(2才)に食事を作ることが多いのだけど、ご多分にもれず好き嫌いが多い。
毎日手探りで、食べられるメニューを少しずつ増やしていっているような感じ。
肉より魚が圧倒的に好きなのは、柔らかくて食べやすいからだろう。

「たらバターにんじん」は、そんな試行錯誤というか、「この食材をこう味付けして、さらにこうやって仕上げてみたらどうか?」みたいないびつな経緯を経て、必然的ではなく偶然に誕生してしまった料理

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【SR_045】白ポタラーメン改

【SR_045】白ポタラーメン改

先日、不甲斐ない結果に終わり、なんとなく頭の片隅に懸案事項として残っていた「白ポタラーメン(白菜ポタージュラーメン)」。
試してみたいアイデアを思いつき、再び作ってみたところ、前回よりもはるかに美味しく、また「コーンスープ化現象」の再現にも成功!

レシピのアップデートポイントは「袋ラーメン」ではなく「生タイプのインスタントラーメン」を使ったというだけなんですが、記録しておきます。

鍋に白菜をギ

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【44】馬すじ煮込み豆腐

【44】馬すじ煮込み豆腐

大晦日に、大好きな町田の馬肉料理専門大衆酒場「柿島屋」で、馬刺し、馬鍋、ブドー割などを堪能してきました。

帰りがけ、今まで一度も買ったことはなかったんですが、入り口の「持ち帰り用馬肉販売してます」という看板がふと気になり、年末年始に馬肉のすき焼きなんてのもいいかもな、と、裏の販売窓口へ回ってみました。
すると残念なことに、並肉、上肉は品切れとのこと。
ただ、「すじ肉」が残っていて、しかも1kgで

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【43】白ポタラーメン

【43】白ポタラーメン

鍋をやっていて最後のほう、まだ残ってる白菜に火が通り過ぎ、ぐずぐずのペースト状になってる時ありますよね。
あれ、ほぼコーンスープじゃないですか?
とろとろの食感はもちろん、味も不思議とそれっぽいと思ってたんですよね、ずっと。
僕、あの白菜がコーンスープ化するおもしろさと、純粋に味も好きなんです。
あいつに出会えた日はとても嬉しい。
で、そうだ、普段は鍋の終盤に偶然出現することしかなかったけれども、

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【42】和風シリアル

【42】和風シリアル

大好きな揚げ玉を使ったなんらかのおつまみを食べていて、本体がなくなり、タレにまみれた薬味と揚げ玉だけが残っている時、それ自体まだまだ良いつまみになる。
そもそも揚げ玉は、小麦粉を油で揚げたものであるのだから、和風の「スナック菓子」や「シリアル」と断定して誰に咎められる筋合いもない。

そこで、めんつゆを豆乳で割ったものにたっぷりと揚げ玉をそそぎ込み、薬味とアクセントのラー油適量。

「和風シリアル

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【41】干し芋のバターソテー 塩辛のせ

【41】干し芋のバターソテー 塩辛のせ

じゃがバターにイカの塩辛を乗っけて食べるの、北海道では定番じゃないですか?
もう10数年前、あれに初めて出会った時は衝撃でしたが、実際に食べてみたら、めちゃくちゃうまい!
以来、自宅での晩酌でふかし芋を作ったりすると、いくつかには塩辛を乗っけて食べたりしてました。
ただし、そもそもふかし芋自体、けっこう手間がかかるのであんまり作らないんですよね。
常々、もっと気軽にああいったおつまみが作れないかな

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【40】キムチ天

【40】キムチ天

大阪の「但馬屋」で出会い、個人的に大阪最愛の店、そして大阪最愛のつまみとなった「キムチ天」、キムチの天ぷらです。
詳しくはこちらをどうぞ。

先日、家でも作ってみたんですが、美味しくできました。

ポイントは、発明者のお姉さん直伝の極意「揚げる前にキムチをよ〜く絞ること」。

家で揚げ物する時は基本、手を抜いて「揚げ焼き」です。

油が少なくても、温度とかをあんまり気にしなくても、天ぷらがうまく揚

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【039】ちくわの磯辺あえ

【039】ちくわの磯辺あえ



1)ちくわを適当な大きさに切り、マヨ醤油をあえます。

2)たっぷりの揚げ玉と青ノリもあえます。

3)完成!

誰でも思いつきそうなレシピではありますが、揚げなくてもできる磯辺揚げ風。
めちゃくちゃ良いつまみになります。

蒸し鶏、カニカマ、ハンペンなどなど、無限に応用がききそうなところも良いんじゃないでしょうか。

【038】カリフラワーのチャーハン風

【038】カリフラワーのチャーハン風

ついに気づいてしまったんですよ……。
何に? って、「カリフラワーのポテンシャル」に!

みなさんはカリフラワーをただの「味気ないブロッコリー」くらいに思ってませんか?

そういう方は一度、真剣にカリフラワーと向き合ってみてください。
ブロッコリーとカリフラワーの味、ぜんぜん違う!
最近の僕、むしろブロッコリーのことを心の中で「偽カリフラワー」と呼んでるくらいですからね(農家の方すみません)。

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【037】豆腐納豆

【037】豆腐納豆

納豆に漬物とか野菜とか薬味の細かく刻んだものを大量に混ぜてつまみにするのが好きなんですが、こないだ冷蔵庫を覗いてみたら、具合の良さそうな食材がそんなにない。
そこで、思いつきで「豆腐」を混ぜてみたところ、これが新感覚の美味しさ!
ご紹介しますね。

まず、納豆と豆腐を用意します。

絹ごし豆腐ならばいけるとおもうんですが、より推奨したいのは、とろとろ濃厚系を謳ってる、そのまま食べるのが一番美味しい

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【036】大腸素麺線

【036】大腸素麺線

台湾の庶民に愛される「麺線」という料理がありますね。

独特の細〜い麺と、 カツオダシの効いたとろみのあるスープが特徴の麺料理。

「麺線」の画像検索結果

僕は本場台湾ではまだなんですが、そっち系の人がやってる居酒屋かなんかにあるのを試しに食べてみたことはあって、これは日本のバキバキに尖りきったラーメン文化などとは対極にある、優しい美味しさだな〜と、とても好印象を持ちました。

この麺線の麺、日

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【035】マグロのアラのステーキ



レシピというほどのものでもないですが。

スーパーの鮮魚売り場のすみで、なかばいじけたような感じで売られているマグロのアラ。
両面に塩コショウを振ってニンニクと一緒に焼いて、最後にバター少々と、醤油をひとたらし。

タイミングが良ければ100円そこそこで手に入ってしまうのに、ここまでごちそう感の出る食材、他にないんじゃないすかね。

【034】ひき肉のステーキ

【034】ひき肉のステーキ

以前にひき肉料理をあえてひき肉を使わないで作ってみる、というような実験をやったことがあるんですが、今回はその逆。

スーパーで牛と豚の合挽き肉が安かったので、多めに買って、ここ数日その恩恵に預かっていました。

で、ふと思いついた。

「ひき肉じゃないハンバーグがありなら、ひき肉のステーキはどうだ?」って。

さっそく作ってみたところ、これが大成功!

ただ、気になってネットで検索してみたところ、

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【033】Kei楽風醤油ニンニク

【033】Kei楽風醤油ニンニク

西武池袋線沿線の清瀬という街に、「レバニラ定食 Kei楽」という大好きなお店があります。
ここの魅力に関しては、これまでに何度か取材をさせてもらってるので、ご興味あればご覧ください。

日本唯一のレバニラ専門店が飲み屋として超進化していた(デイリーポータルZ)
清瀬市松山「レバニラ定食 Kei楽」秋元修さんの「レバニラ炒め定食」(ヒトトヒトサラ)

レバニラをはじめとする様々なレバー料理が美味しい

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