【006】肉豆腐

以前とあるイベントで、自分が最も愛する居酒屋つまみのひとつ、“肉豆腐”を出させてもらったことがあります。

準備期間の一ヶ月くらいを自分なりに試行錯誤しながら、好みの具材、味付けを追求し、もちろんまだまだ完成とはいえないものの、ひとまず現時点での理想の味、というところに辿り着きました。

詳しくはこの記事に書いたんだけど、せっかくレシピ集の場を作ったのでここにも記録しておこうと思います。

■材料(1人前)

・木綿豆腐(1丁)
・長ネギ(半分~1本)
・豚肉(好きな部位を好きなだけ)

・タレ
 砂糖(大さじ1)
 みりん(大さじ1)
 酒(大さじ1)
 醤油(大さじ2)
 水(大さじ5)

このタレの配合がポイントというか、僕の好きな味になる最大の要素です。
多く作りたい時は比率を変えずに量を増やしてって下さい。
タレにちゃんと浸って、グツグツと煮えるなら、具材はなんでも好きな量入れて大丈夫です。


■1 豚肉を炒める

上に書いた分量なら小さめの片手鍋、もっとたくさん作りたいなら鍋や深めのフライパンを使いましょう。

僕の場合、肉は絶対“豚バラ”。
豚バラは含まれる脂が多いので、油は引かなくても大丈夫です。
脂身の少ない肉を使う場合は、なんか適当にクセのない油を使って炒めて下さい。
火加減はまぁ、強火とか中強火とか威勢のいい加減で、焦がさないように注意しながらやればいいと思います。

■2 ネギを加える


ある程度炒まったらネギを投入し、さらに炒めます。

はい、この時点で塩胡椒でも振って食べたくなるし、そうしたら絶対うまいんですが、我慢して下さい。

とかいって僕も、 いつもここで少しつまみ食いしちゃうんですが。

■3 タレを投入

あらかじめ合わせておいたタレを入れて下さい。
今回はちょっと大人数分作りたかったので、水が250cc分(他は比率に応じて)でやってます。

グツグツと一煮立ちしたら、

■4 豆腐を投入

写真の場合、豆腐の1ブロックが半丁、つまり豆腐4.5丁分が入っています。

なんか中途半端なのは、0.5丁は晩酌の時に冷奴で食べてしまったからです。

豆腐の切り方もお好みでいいんですが、僕は大きめが好きなんでこんな感じです。

■5 少し時間を置く

ある程度グツグツやったら(15分とか)、火を止めてしばらく放置します。
別にすぐ食べてもいいんですが、冷める時に豆腐に味が染み込むので。

今回は夜仕込みをし、翌朝の状態はこんな感じ。

もう一度よく煮て熱々にしたら完成です。

■6 完成


肉豆腐最高!

無論、温め直したり時間を追うごとにどんどん育っていくので、多めに作って1〜2日楽しむのがおすすめです。

以上が僕のレシピなんですが、長ネギじゃなくて玉ねぎがいい、豚肉じゃなくて牛肉がいい、木綿豆腐じゃなくて絹ごし豆腐がいい、とか、味付けももっと甘め、しょっぱめと、人によってそれぞれ好みがあると思います。
つまり、基本的にはなんでもいいってことなので、このレシピをベースに自分なりの肉豆腐を開発していかれるのが楽しいかと思います。

長ネギを切らしてたので、シシトウで作ったって、もちろんうまい。

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